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青森市の介護タクシー概況

約27.3万人
人口(2025年)
約32%
高齢化率(65歳以上)
824km²
市域面積
3大病院
県立中央・市民・弘大附属

青森市は青森県の県庁所在地で、陸奥湾に面した津軽地方の中心都市です。人口約27.3万人(2025年)のうち高齢化率は約32%と全国平均を大きく上回り、今後も高齢化の進行が見込まれています。青森ねぶた祭で世界的に知られる一方、近年は人口減少・高齢化による「移動困難者」の増加が深刻な社会課題となっており、介護タクシーの役割はますます重要になっています。

2024年9月には「ケアタクシーどらいぶ」(青森市初の民間患者等輸送事業者登録)が開業し、看護師とドライバーの2名体制による医療的ケア対応の介護タクシーサービスが始まりました。また、2026年1月28日には青森交通圏のタクシー運賃が改定されており、最新の料金で見積もりを取ることが重要です。青森市は重度障がい者向けの「タクシー・移送サービス利用券または自家用車給油券」制度も運営しており、対象者は活用することで通院費用を大幅に軽減できます。

青森市の介護タクシー料金相場

青森市のタクシー運賃は2026年1月28日に改定されました。介護タクシーの料金はこの認可運賃をベースに、介助料金・福祉車両使用料が加算されます。事業者により料金体系が異なるため、必ず予約時に見積もりを確認してください。

区間(片道) 乗用車目安 福祉車両目安 所要時間目安
青森駅周辺 → 青森県立中央病院 1,000〜2,000円 1,800〜3,500円 10〜20分
青森駅周辺 → 青森市民病院 1,200〜2,200円 2,000〜3,800円 10〜20分
筒井・合浦地区 → 県立中央病院 800〜1,500円 1,500〜2,800円 5〜15分
油川・後潟地区 → 市内主要病院 2,000〜3,500円 3,500〜6,000円 20〜35分
浪岡地区 → 青森市内主要病院 3,500〜6,000円 5,500〜9,000円 35〜55分
青森市内 → 弘前市(弘大附属病院等) 8,000〜14,000円 12,000〜20,000円 50〜70分

💡 2026年1月の運賃改定について

青森交通圏(青森市・八戸市など)のタクシー運賃は2026年1月28日に改定されました。新運賃の詳細は各タクシー会社のホームページ(青森タクシー☎017-738-6000・成長タクシー☎017-763-1515など)または東北運輸局の公示資料でご確認ください。改定後は初乗り運賃が変更されているため、以前の見積もりより料金が変わっている場合があります。介護タクシーを利用する際は必ず最新の料金で見積もりをお取りください。

青森市の主要病院と介護タクシーアクセス

青森市には県立中央病院・市民病院を中核に、県内最高水準の医療機関が集積しています。隣接する弘前市の弘前大学医学部附属病院も青森市民が高度専門医療で利用する重要な病院です。

📍 東造道「病院群」への介護タクシー利用ポイント

青森県立中央病院と青森市民病院は東造道地区に隣接して立地しており、この「東造道病院群」は市内全域から患者が集まります。バスでのアクセスは可能ですが、車椅子・ストレッチャー使用の方には介護タクシーが適しています。両病院は建物・入口が異なるため、どちらの病院の何番入口で降ろすかを事前に事業者に伝えてください。診察終了後の帰り時間が読めない場合は「終わったら電話連絡する」旨を予約時に確認しておくと安心です。また「ケアタクシーどらいぶ」(☎070-2198-1012)は看護師同乗対応で、医療的ケアが必要な方でも安心して利用できます。

青森市エリア別の介護タクシー利用特徴

青森市は824km²の広域市で、市街地から浪岡地区(旧浪岡町)まで交通環境が異なります。エリア特性を把握して適切な利用計画を立てましょう。

🏙 青森駅周辺・新町・本町地区

  • JR青森駅・新幹線新青森駅を擁する市中心部
  • 県立中央・市民病院まで約10〜20分
  • 介護タクシー事業者が最も集中
  • 成長タクシー・青森タクシーなど多数対応
  • 予約が取りやすく、対応車種も豊富

🏘 筒井・合浦・東造道地区

  • 県立中央病院・市民病院が立地する地区
  • 病院まで最も近く、短距離料金で通院可能
  • 住宅地と医療ゾーンが隣接した利便性高いエリア
  • 定期透析通院患者の多い地区
  • 事業者も多く選択肢が豊富

🌊 油川・後潟・横内地区(西部・北部)

  • 陸奥湾沿岸の農漁業・住宅混在エリア
  • 市内主要病院まで約20〜35分
  • 新幹線新青森駅から近いため長距離送迎の起点
  • 事業者は中心部より少なめ・早めの予約推奨
  • 冬季の積雪・凍結に特に注意が必要

🌾 浪岡地区(旧浪岡町・内陸農村)

  • 2005年合併で編入された旧浪岡町の農村エリア
  • 市内主要病院まで約35〜55分の長距離
  • 弘前市の病院へは40〜50分と同程度の距離
  • JR五能線・奥羽本線の沿線だがバス本数は少ない
  • 介護タクシー事業者が非常に少なく事前確保が必須

⚠ 青森市特有の注意事項

  • 豪雪・路面凍結が多い冬季(11〜3月):青森市は日本有数の豪雪都市で、市街地でも年間積雪量が2〜3mに達することがあります。特に12〜2月は早朝の路面凍結が激しく、移送に時間がかかる場合や通行困難になる日もあります。冬季の通院は出発時刻に30分以上の余裕を持つことをお勧めします
  • ねぶた祭期間(8月2〜7日)は市内全域で交通規制:青森ねぶた祭期間中は青森駅周辺から中心市街地にかけて交通規制・渋滞が発生します。この期間に通院がある場合は早朝か夕方の規制外時間帯を選ぶか、迂回ルートを事業者に確認してください
  • 浪岡地区は弘前方面も視野に:旧浪岡町エリアからは弘前市の医療機関への距離が青森市中心部と同程度の場合があります。担当ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談し、最も近くアクセスしやすい病院を選択してください

青森市のタクシー・移送サービス利用券または自家用車給油券

青森市では、重度の心身障がいのある方の外出困難を支援するため、タクシー及び移送サービスの料金の一部を助成する「タクシー・移送サービス利用券」または自家用車の燃料費を助成する「自家用車給油券」のいずれかを選択して交付しています。

🟢 青森市 タクシー・移送サービス利用券または自家用車給油券

【対象者】市内に居住する在宅等の方で、次のいずれかに該当する方:

  • 身体障害者手帳1級をお持ちの方
  • 愛護手帳(療育手帳)「A」をお持ちの方
  • 精神障害者保健福祉手帳1級をお持ちの方

【注意】施設に入所している方は原則として対象外(在宅等の方に限る)

【選択制】タクシー・移送サービス利用券か自家用車給油券のいずれか一方を選択。自家用車での移動が主な方は給油券が有利な場合があります

【利用できるサービス】青森市と契約しているタクシー事業者または青森市内の介護タクシー・移送サービス事業者(契約事業者一覧は窓口・市ホームページで確認)

【申請・問い合わせ先】
青森市役所 福祉部 障がい者支援課
〒030-0801 青森市新町一丁目3-7(駅前庁舎1階)
TEL:017-734-5319 / FAX:017-734-5329

📋 制度活用のポイントと介護保険との組み合わせ

  • 年度初め(4月)に早めに申請:年度当初に申請することで、フルに年間分の利用券・給油券を受け取れます。年度途中から申請する場合は交付額が減ることがありますので、3〜4月に早めに手続きしましょう
  • 市営バス等福祉乗車証との選択:青森市では「市営バス等福祉乗車証」も別途交付しています(対象者が異なる場合あり)。どちらの制度が生活スタイルに合っているか、障がい者支援課に相談してください
  • 要介護認定者は介護保険との使い分けを:要介護1〜5の認定を受けている方は「通院等乗降介助」(介護保険・1割〜3割負担)も活用できます。近距離はタクシー利用券、長距離・広島市の大病院は介護保険という使い分けが費用を抑えるコツです。担当ケアマネジャーに相談してください
  • ケアタクシーどらいぶ(医療的ケア対応):2024年9月に開業した「ケアタクシーどらいぶ」(TEL:070-2198-1012)は青森地区で初の民間患者等輸送事業者として登録されており、看護師2名体制で医療的ケア(酸素吸入・吸引など)が必要な方にも対応します。タクシー・移送サービス利用券の利用可否は直接問い合わせてください

介護タクシー利用の流れ(青森市版)

  1. 助成制度の確認・申請 身体障害者手帳1級・愛護手帳A・精神障害者保健福祉手帳1級のいずれかをお持ちで在宅の方は、障がい者支援課(☎017-734-5319)でタクシー・移送サービス利用券または自家用車給油券を申請します。要介護認定を受けている方はケアマネジャーにも相談してください。
  2. 事業者の選定 市内の介護タクシー事業者(ケアタクシーどらいぶ☎070-2198-1012・アシストサービス竹内・成長タクシー系介護部門など)から自宅エリアに対応し必要な車両タイプを持つ事業者を選択。タクシー・移送サービス利用券が使用できる契約事業者かを事前に確認してください。
  3. 病院の予約 青森県立中央病院・弘前大学医学部附属病院への初診は紹介状と事前予約が必要です。かかりつけ医に紹介状を依頼し、受診日確定後に介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態(車椅子の種類・医療機器有無)・必要な介助サービス・往復か片道かを詳しく伝えます。冬季は積雪状況の確認も行い、30分以上余裕のある出発時刻を設定してください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳・タクシー移送サービス利用券(該当者のみ)・紹介状(初診時)を準備。冬季は防寒着・滑り止め靴も必携です。
  6. 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。帰りの迎え時間が読めない場合は、診察終了後に電話連絡できる旨を予約時に事業者に伝えておきましょう。

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