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福岡市の基本情報

福岡市は福岡県の中央部に位置する政令指定都市で、九州・沖縄地方の医療・経済・行政の中枢を担います。総人口は約163万人(2024年)と全国6位で、現在も人口増加が続く成長都市です。7の行政区で構成され、博多湾に面した平野部(博多区・中央区・南区)と西部の油山・背振山系丘陵(早良区・西区・城南区の一部)が共存する地形です。高齢化率は約22%と政令市の中では比較的低いですが、絶対人口の増加に伴い高齢者の絶対数も急増しており、介護タクシーの需要は年々高まっています。

九州大学病院(東区・馬出)・福岡大学病院(城南区・七隈)・国立病院機構九州医療センター(中央区・地行)の3病院が特定機能病院・三次救急として九州全体の医療を担い、福岡赤十字病院(南区)・福岡市民病院(博多区)・済生会福岡総合病院(中央区)が地域中核病院として各エリアをカバーしています。地下鉄(空港線・七隈線・箱崎線)が市内を縦横に走りますが、車椅子・ストレッチャーでの通院や乗り換えが困難な高齢者には介護タクシーが不可欠です。

約163万人
総人口(2024年)・人口増加中
7区
行政区数
約22%
高齢化率(政令市中低水準だが増加中)
343km²
市域面積

福岡市のタクシー運賃と介護タクシー料金相場

■ タクシー運賃(現行・福岡市内)

福岡市は九州運輸局「福岡地区交通圏」の運賃が適用されます。2024年の運賃改定後、現行の標準運賃は以下の通りです。

車種・区分 初乗り距離・運賃 加算運賃 備考
普通車(上限) 1.296kmまで 620円 255mごとに100円 現行標準運賃
深夜・早朝割増 22時〜翌5時:2割増 全車種共通
障害者割引 身体障害者手帳・療育手帳提示で1割引 乗車前に手帳提示が必要
迎車料金 事業者によって異なる(無料〜400円程度) 介護タクシー事業者は要確認

💡 福岡市の介護タクシー料金の特徴

福岡市の初乗り620円(1.296km)は大阪市(700円/1.7km)より安いですが、加算単位(255mごと100円)は同水準です。介護タクシー事業者は乗降介助料(1,000〜2,000円)・院内介助料(2,000〜3,000円/時間)・迎車料が別途かかる場合があります。また天神・博多駅周辺の渋滞時は時間距離併用制が適用されます。予約時に総費用の目安を必ず確認してください。

■ 主要病院への料金目安

出発地(エリア) 目的地 目安距離 料金目安 所要時間目安
博多区(博多駅周辺) 九州大学病院(東区馬出) 約4〜6km 約1,100〜1,800円 約10〜20分
中央区(天神周辺) 国立病院機構九州医療センター(中央区地行) 約2〜4km 約800〜1,200円 約8〜15分
城南区(七隈周辺) 福岡大学病院(城南区七隈) 約1〜3km 約620〜1,000円 約5〜12分
西区(今宿周辺) 九州大学病院(東区馬出) 約18〜22km 約4,500〜6,000円 約35〜55分
早良区(西新周辺) 国立病院機構九州医療センター(中央区地行) 約4〜7km 約1,200〜2,000円 約12〜22分
南区(大橋周辺) 福岡赤十字病院(南区大楠) 約2〜5km 約800〜1,400円 約8〜16分

※現行の福岡地区タクシー運賃(普通車上限)を基にしたメーター料金の目安です。深夜・早朝は2割増。迎車料・介助料は別途かかります。

福岡市の主要病院と介護タクシーでのアクセス

福岡市およびその周辺には九州全域から患者が集まる高度医療機関が集積しています。定期通院・転院・緊急受診に備えて、自宅からアクセスしやすい主要病院を事前に把握しておくことが大切です。

📍 病院へのアクセスに関する重要ポイント

福岡市は東西約20km・南北約25kmにおよぶ市域を持ちます。天神・博多駅周辺・都市高速入口付近は慢性的渋滞が発生します。博多どんたく(5月)・博多祇園山笠(7月)等の大型イベント開催時は市内中心部が特に混雑します。定期通院をされている方は、病院の地域連携室やMSW(医療ソーシャルワーカー)に移送費用の軽減策(障がい者タクシー料金助成券・介護保険タクシー等)を事前に相談することをお勧めします。

福岡市エリア別の介護タクシー利用特徴

福岡市は「天神」「博多」という商業中心部から、丘陵住宅地・郊外農村まで多様な顔を持ちます。区ごとの地域特性と介護タクシー利用のポイントをエリア別にまとめました。

🏙 都心部(博多区・中央区)

  • 博多駅・天神の商業・業務の中心で昼間人口が多い
  • 地下鉄・JR・バスが集結し介護タクシー事業者も最多
  • 九州医療センター・済生会病院・市民病院へのアクセス起点
  • 天神・博多駅周辺は慢性的渋滞。イベント時は特に注意

🏘 南部・城南(南区・城南区)

  • 閑静な住宅地・文教地区で高齢化が進む
  • 福岡大学病院(城南区七隈)・福岡赤十字病院(南区)へのアクセスが良好
  • 西鉄天神大牟田線・地下鉄七隈線が縦断
  • 丘陵部(城南区長尾・片江)は急坂が残るため乗降場所の確認が重要

🌿 北東部(東区)

  • 市内最大人口区(約41万人)で人口増加中
  • 九州大学病院(馬出)が区内に立地
  • 香椎・新宮エリアの新興住宅地と農村・島嶼部が混在
  • 志賀島・海の中道などの島・半島エリアは移動時間が長くなる

🌊 西部・早良(早良区・西区)

  • 西新・百道の都市部から脊振山地の農山村まで多様なエリア
  • 西区の能古島は海上交通のみで介護タクシーは上陸不可
  • 山間部(曲渕・脇山・今宿北部)は医療機関へのアクセスが困難
  • JR筑肥線・地下鉄空港線沿線は利便性が高い

⚠ 福岡市特有の注意事項

  • 大型イベント時の渋滞:博多どんたく港まつり(5月)・博多祇園山笠(7月)・博多オクトーバーフェスト等の大型イベント開催時は、市内中心部で大規模な交通規制と渋滞が発生します。事前に交通情報を確認し、通常より大幅に時間を見込んだ予約を入れてください
  • 九州各地からの転院・紹介:九州大学病院・九州医療センターは九州全域から患者が集まる施設です。他県からの長距離移送を伴う介護タクシー利用も多く、予約時に出発地・経路・高速道路利用の有無を事前に確認してください
  • 地形特性による急坂:早良区(油山周辺)・西区(今津周辺)・城南区(長尾・片江)の丘陵住宅地は急坂が残ります。初回利用時は乗降場所の詳細住所と経路を事前に事業者と確認してください

福岡市の障がい者タクシー料金助成

福岡市では、重度の障がいのある方の移動を支援するために「障がい者タクシー料金助成制度」を実施しています。助成券を利用することで、タクシー料金の一部が助成されます。

🟢 福岡市障がい者タクシー料金助成

【対象者】福岡市に在住し、以下のいずれかの手帳をお持ちの方

  • 身体障害者手帳1・2級(下肢・体幹・視覚・内部障害など)
  • 療育手帳(A判定:最重度・重度)
  • 精神障害者保健福祉手帳1・2級

【助成内容】タクシー料金の一部を助成する給付券を交付(詳細は各区窓口で確認)

【申請窓口】お住まいの区の区役所 福祉・介護保険課(障がい者支援担当)または福岡市障がい者在宅支援課(☎092-711-4249)

📋 助成券を活用するためのポイント

  • 障害者1割引との組み合わせ:障害者手帳を提示した1割引と助成券を組み合わせることで、移動コストを大きく削減できます
  • 介護保険タクシーとの使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は、介護保険の「通院等乗降介助」(訪問介護)も活用できます。ケアマネジャーに相談し、助成券と介護保険タクシーを上手に使い分けることが費用削減の鍵です
  • 協定締結事業者の確認:全てのタクシーで助成券が使えるわけではありません。乗車前に必ず「福岡市の助成券は使えますか?」と確認してください
  • 制度内容の確認:交付枚数・対象者要件・助成額は変更される場合があります。利用前に福岡市障がい者在宅支援課(☎092-711-4249)または各区役所福祉・介護保険課で最新情報を確認してください

⚠ 制度利用時の注意点

  • 介護保険の訪問介護(通院等乗降介助)の移送部分には助成券が使用できません:介護保険適用の介護タクシーの運賃部分には使用不可です。利用形態(介護保険適用か自費か)を事業者と事前に確認してください
  • 制度内容は年度ごとに変更の可能性:交付枚数・対象者要件・助成額は変更される場合があります。利用前に必ず最新情報を確認してください

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