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多治見市の介護タクシー概況

約10.4万人
人口(2025年)
約32%
高齢化率(65歳以上)
91.0km²
市域面積
美濃焼産地
東濃の中心都市・JR中央線

多治見市は岐阜県南東部(東濃地域)の中心都市で、日本一の最高気温(2007年・40.9℃)を記録したことで全国的に知られています。JR中央本線の主要駅「多治見駅」を擁し、名古屋市まで約30分という好アクセスが特徴。伝統の美濃焼(窯業)の一大産地でもあります。

高齢化率は約32%で岐阜県内でも高い水準にあり、特に笠原地区(旧笠原町)・滝呂地区・小名田地区など郊外の旧市街では高齢化が顕著です。市内の主要医療機関は多治見市民病院(大宮町)・多治見病院・岐阜県立多治見病院などです。

名古屋市への通院も多いのが多治見市の特徴で、JR中央本線で名古屋大学医学部附属病院・名古屋市立大学病院へのアクセスも利用されています。ただし、高齢者・障害者は駅の乗り換えが困難なため、介護タクシーで名古屋市内病院まで直接行くケースも多いです。

多治見市特有の注意:夏季猛暑と笠原・小名田地区の長距離移送

多治見市は「日本一暑い街」として知られ、夏季の介護タクシー乗車時の熱中症リスクに特別な注意が必要です。車内温度が急上昇するため、乗車前に十分な車内冷却を確認してください。また、笠原地区・小名田地区は市街地から山地に入った農村エリアで、多治見市民病院まで20〜30分かかることがあります。

多治見市の介護タクシー料金相場

多治見市のタクシー運賃は東海運輸局認可の東濃地区運賃が基準です。初乗りは概ね1.05kmまで660〜680円、以降242mごとに90円程度加算。名古屋市方面への長距離料金は名古屋市の運賃(メーター)に切り替わる場合があります。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
多治見駅周辺 → 多治見市民病院(大宮町)700〜1,200円1,200〜2,000円6〜12分
多治見駅周辺 → 多治見病院(大針)800〜1,400円1,400〜2,200円8〜15分
多治見駅周辺 → 岐阜県立多治見病院700〜1,200円1,200〜2,000円6〜12分
笠原地区 → 多治見市民病院1,500〜2,500円2,500〜4,000円15〜25分
小名田地区 → 多治見市民病院2,000〜3,200円3,200〜5,000円20〜30分
多治見市内 → 名古屋大学医学部附属病院(市外)5,000〜8,000円8,000〜12,000円40〜60分
多治見市内 → 土岐市立病院(近隣市)1,500〜2,500円2,500〜4,000円15〜25分
退院・転院時(ストレッチャー対応)基本料金+500〜2,000円各区間+5〜15分

名古屋市内病院への通院と費用

  • 多治見 → 名古屋大学病院(往復10,000〜16,000円):1割負担なら1,000〜1,600円
  • 多治見 → 名古屋市立大学病院(往復10,000〜16,000円):1割負担なら1,000〜1,600円
  • JR中央本線快速で名古屋まで約30〜35分(乗り換え不要区間)ですが、車椅子や歩行困難な場合は介護タクシーが適切です
  • 名古屋市内の病院は「特定機能病院」「地域医療支援病院」が多く、初診は紹介状を必ず用意してください

多治見市の主要病院と介護タクシーアクセス

多治見市エリア別の介護タクシー利用特徴

多治見駅・市街地エリア

  • JR多治見駅・本町・音羽町周辺の市街地
  • 市民病院・県立多治見病院へ近距離
  • 介護タクシー事業者が最集中するエリア
  • 名古屋方面へのJR接続も良好
  • 当日予約にも比較的対応可能

笠原地区(旧笠原町・陶磁器産地)

  • 美濃焼タイルの一大産地・山間住宅エリア
  • 市民病院まで15〜25分
  • 名鉄バスとの組み合わせが必要なエリア
  • 高齢化が進む窯業従事者の居住地
  • 前日までの予約を強く推奨

滝呂・根本地区(市南部)

  • 土岐川・根本川沿いの住宅・農村エリア
  • 市民病院まで12〜20分
  • 土岐市への越境が比較的容易な地区
  • 大型スーパーや介護施設が集積
  • 介護タクシーは前日予約が基本

小名田・大畑地区(市北部・山間)

  • 可児市・御嵩町に接する山間農村エリア
  • 市民病院まで20〜30分
  • 公共交通が極めて限られる
  • 高齢独居世帯が多く介護タクシー依存度が高い
  • 数日前の早期予約が必要

多治見市特有の注意事項

  • 猛暑時の熱中症対策:多治見市は夏季の気温が極めて高く(最高40℃超も)、車内が急激に高温になります。介護タクシー乗車前に事業者に「冷房を十分に効かせてから乗車」を依頼してください。また、外気温が35℃を超える場合は乗降時の短時間でも熱中症リスクがあります
  • 名古屋市内病院への紹介状:名古屋大学病院・名古屋市立大学病院は特定機能病院のため初診に紹介状が必要(選定療養費5,500円〜)。岐阜県立多治見病院・多治見市民病院から紹介を受けてから訪問してください
  • 笠原・小名田地区の事業者確保:これらの郊外エリアに対応できる介護タクシー事業者は限られています。岐阜県ハイヤータクシー協会(☎058-276-8141)やケアマネジャーを通じて事前に事業者リストを確認してください
  • 多治見病院(精神科)通院の配慮:精神科通院の場合、プライバシーへの配慮が重要です。事業者に「精神科通院であることへの配慮」を依頼することも可能です

多治見市で利用できるタクシー関連の助成制度

①多治見市障害者移動支援事業(地域生活支援事業)

【対象者】多治見市在住で重度の視覚障害・全身性障害・知的障害・精神障害などにより外出が困難な方

【助成内容】外出時のガイドヘルパー派遣費用の一部を市が助成。社会参加・医療受診・日常生活上の外出に活用可能。

【申請・問い合わせ】多治見市 福祉部 障がい福祉課 TEL:0572-22-1111(代表)

②多治見市高齢者外出支援(市が独自に推進する事業)

【対象者】多治見市在住の65歳以上の高齢者で外出支援が必要な方(詳細は長寿社会課に確認)

【助成内容】介護保険制度との組み合わせで自己負担を軽減。笠原・小名田など公共交通不便地区の高齢者を対象とした地域別支援も検討されています。

【問い合わせ】多治見市 福祉部 長寿社会課 TEL:0572-22-1111(代表)

③介護保険「通院等乗降介助」(要介護1〜5の方)

【対象者】要介護1〜5の認定を受けている多治見市民

【助成内容】訪問介護員(ホームヘルパー)資格を持つドライバーが運行する介護タクシーの料金を1〜3割負担で利用可。ケアプランへの組み込みが必要です。

【問い合わせ】担当ケアマネジャー、または多治見市 長寿社会課 TEL:0572-22-1111

障害者手帳1割引と名古屋市への通院費用

  • 障害者手帳1割引:身体障害者手帳・療育手帳を提示するとタクシー運賃が10%割引になります(多治見市内・名古屋市内いずれも適用)
  • 多治見 → 名古屋大学病院(往復約10,000〜16,000円)の1割:1,000〜1,600円
  • 名古屋市へのJR通院(電車代280円×2)と比較し、車椅子・ストレッチャー利用者は介護タクシーの費用対効果を家族・ケアマネジャーと相談してください
  • 猛暑期(7〜9月)の特別対策:気温が35℃を超える日の乗車前には事業者に「乗車前5分以上の冷房作動」を依頼することを強く推奨します

介護タクシー利用の流れ(多治見市版)

  1. 制度の確認・申請 障害をお持ちの方→障がい福祉課(☎0572-22-1111)で移動支援事業の対象・内容を確認。要介護認定者→担当ケアマネジャーに「通院等乗降介助」のケアプランへの組み込みを依頼してください。
  2. 介護タクシー事業者の選定 多治見駅周辺の事業者が最も多くいます。笠原・小名田地区への対応可否を電話で事前確認。岐阜県ハイヤータクシー協会(☎058-276-8141)で事業者リストを確認できます。
  3. 病院の受診予約確認 多治見市民病院(☎0572-22-5211)・岐阜県立多治見病院(☎0572-22-5311)で受診日時を事前確認。名古屋市内病院(特定機能病院)は紹介状必須。
  4. 介護タクシーの予約 乗降場所・目的地・利用者の状態・往復か片道かを伝えて前日までに予約。猛暑期は「乗車前の冷房作動依頼」を一言添えてください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・障害者手帳・介護保険証・現金(うちわ・飲料水も夏季は必携)を準備。乗車前に涼しい室内で待機してください。
  6. 通院・帰宅まで一貫サポート 病院内の移動補助も依頼可能な事業者が多い。帰りが不確定な外来は「後呼び」(診察終了後に電話)の契約が便利。降車時に手帳を提示して精算します。

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