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江別市の介護タクシー概況

約12万人
人口(2024年)
約32%
高齢化率(65歳以上)
187.2km²
市域面積
札幌近郊
札幌市東隣・石狩平野の田園都市

江別市は北海道石狩振興局に属し、札幌市の東側に隣接する田園都市です。レンガ生産で知られ、北海道情報大学・酪農学園大学など複数の大学が立地する「学園都市」の側面も持ちます。JR函館本線(江別・野幌・大麻の3駅)が市内を横断し、札幌都市圏に位置するため札幌中心部まで電車で約30〜40分でアクセスできます。

市の高齢化率は約32%で、特に市街地南部・農村部では高齢化が進んでいます。市内には市立江別病院・野幌病院・北海道中央労災病院(江別市内)などが立地していますが、高度医療は隣接する札幌市の北海道大学病院・札幌医科大学附属病院などへの搬送が多くなります。

江別市の冬期(11月〜3月)は石狩平野特有の積雪・凍結が続き、路線バスの遅延や路面凍結による転倒リスクが高まります。市内では障がい者タクシー利用助成制度(障がい福祉課)が整備されており、対象の重度障がい者に利用券が交付されています。

⚠ 江別市特有の注意:農村部の移動と「石狩低地帯」の吹雪リスク

江別市南部・東部の農村地帯は路線バスが極めて少なく、介護タクシーがほぼ唯一の移動手段です。また、石狩平野は「石狩低地帯」と呼ばれる地形のため、冬期に地吹雪(グランドブリザード)が発生しやすく、視界不良で通行が困難になる場合があります。農村部からの通院は前日から気象情報を確認し、必要に応じて日程を変更してください。

江別市の介護タクシー料金相場

江別市のタクシー運賃は北海道運輸局認可の距離制運賃が基準です。初乗りは1.3kmまで690円前後、以降264mごとに90円程度加算。市内移動は比較的コンパクトですが、札幌市内の病院へのアクセスは長距離となります。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
江別駅周辺 → 市立江別病院(緑町)700〜1,200円1,200〜2,000円5〜12分
野幌駅周辺 → 野幌病院(野幌末広)700〜1,100円1,100〜1,800円5〜10分
大麻地区 → 市立江別病院1,000〜1,800円1,800〜3,000円10〜20分
江別市内 → 北海道大学病院(札幌)3,500〜6,000円6,000〜9,000円35〜60分
江別市内 → 札幌医科大学附属病院3,500〜6,000円6,000〜9,000円35〜60分
江別市内 → KKR札幌医療センター3,000〜5,000円5,000〜8,000円30〜50分
市南部・農村地区 → 市立江別病院1,500〜2,800円2,800〜4,500円15〜30分
退院・転院(ストレッチャー対応)基本料金+500〜2,000円各区間+10〜15分

💡 江別市の介護タクシー利用ポイント

  • 江別駅周辺 → 市立江別病院(往復約1,400〜2,400円):1割負担なら140〜240円
  • 札幌市内の高次医療病院への往復(約7,000〜12,000円):介護保険適用でも自己負担がかさむため、必要性を担当医・ケアマネジャーと相談してください
  • JR利用(江別→札幌駅・約30分)+札幌駅から病院への介護タクシーの組み合わせで費用を節約できる場合があります

江別市の主要病院と介護タクシーアクセス

江別市エリア別の介護タクシー利用特徴

🚉 江別駅周辺・中心市街地

  • JR江別駅・市役所・市立江別病院が集中
  • 市立江別病院まで徒歩圏〜5分
  • 介護タクシー事業者が最も多いエリア
  • 冬期の市街地除雪は比較的早い
  • 札幌直通バス(じょうてつバス等)も活用可

🏘 野幌・大麻地区(東部住宅地)

  • JR野幌・大麻駅沿線の住宅街
  • 野幌病院まで近距離(5〜15分)
  • 大麻は新興住宅地で世帯数が多い
  • 市立江別病院へは10〜20分
  • 札幌市内の病院へのアクセスも比較的容易

🏭 対雁・豊幌地区(北部工業・農村)

  • 市北部・石狩川沿いの農村・工業エリア
  • 北海道中央労災病院が近接
  • 市立江別病院まで約15〜30分
  • 路線バスが少なく介護タクシー依存度が高い
  • 冬期の地吹雪で視界不良になりやすい

🌾 市南部・農村地帯(南部農地)

  • 市南部の農村・畑作地帯
  • 市立江別病院まで15〜30分
  • 公共交通がほぼなく介護タクシーが必須
  • 冬期は農道の除雪が遅れることがある
  • 高齢化・過疎化が進む集落が点在

⚠ 江別市特有の注意事項

  • 石狩低地帯の地吹雪:冬期は地形の影響で地吹雪(グランドブリザード)が発生しやすい。視界がゼロになる「ホワイトアウト」に備え、前日から天気予報を確認してください
  • 札幌市内病院への移動費用:高次医療での札幌行きは介護タクシー代が往復7,000〜12,000円以上になることがある。JR利用と組み合わせる「乗り継ぎ方式」(帯広市内→最寄り駅→JR→札幌駅→介護タクシー)もコスト削減に有効
  • 北海道大学病院の初診紹介状:特定機能病院のため選定療養費回避のため紹介状が必要です
  • 農村部は事前予約必須:市南部の農村地帯は当日予約に対応できない事業者もいます。前日までに予約してください

江別市で利用できるタクシー関連の助成制度

🟢 ①江別市 障がい者タクシー利用助成制度

【対象者】江別市在住の在宅重度障がい者:

  • 身体障害者手帳(下肢・体幹・視覚・内部障害等)1・2級の方
  • 療育手帳(A:最重度〜重度知的障がい)の方
  • 精神障害者保健福祉手帳1級の方(所得制限あり)

【助成内容】市指定タクシー会社で使用できる利用券(1枚500円)を年間最大48枚(24,000円相当)交付。

【申請・問い合わせ】江別市 健康福祉部 障がい福祉課 TEL:011-381-1037(平日8:45〜17:30)

【注意】年度ごとに更新申請が必要。毎年4月以降に更新手続きをしてください。

🟢 ②介護保険「通院等乗降介助」(要介護1〜5の方)

【対象者】要介護1〜5の認定を受けている江別市民

【助成内容】訪問介護員資格を持つドライバーの介護タクシー料金を1〜3割負担で利用可。ケアプランへの組み込みが必要です。

【問い合わせ】担当ケアマネジャー、または江別市 高齢者支援課 TEL:011-382-4154

🟢 ③北海道障害者タクシー料金割引(全道共通)

【対象者】身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳いずれかを保有の方

【助成内容】タクシー乗車時に手帳を提示することで運賃が10%割引。介護タクシーにも多くの事業者が対応しています。

【問い合わせ】北海道ハイヤー協会 TEL:011-251-3381

📋 江別市の制度活用ポイント

  • JRとの組み合わせ活用:JR野幌・大麻・江別各駅から札幌中心部まで約30〜40分。最寄り駅まで介護タクシー→JRで札幌駅→病院最寄り駅→介護タクシーのルートで札幌市内病院への移動コストを大幅に削減できます
  • 定期透析の事業者契約:江別市内の透析施設(市立江別病院等)への週3回定期送迎は月額定額契約が便利です
  • 農村部の冬期対策:豪雪・吹雪時は農道の通行が不能になる場合があります。冬期は利用可能な事業者の連絡先を複数確認しておくことを推奨します

介護タクシー利用の流れ(江別市版)

  1. 制度の確認・申請 障がいをお持ちの方は江別市障がい福祉課(☎011-381-1037)で障がい者タクシー利用助成の対象・申請方法を確認。要介護者はケアマネジャーにケアプランへの通院等乗降介助の組み込みを依頼してください。
  2. 気象・道路情報の確認 冬期(11〜3月)は出発前日・当日朝に石狩振興局のHPや道路情報(#8011)を確認。地吹雪・吹雪警報が出ていれば早めに日程変更を検討してください。
  3. 介護タクシー事業者の選定 市指定の助成対象業者リストを障がい福祉課から入手。農村部の方は長距離・悪天候対応可能な事業者を事前に確認してください。
  4. 病院の受診予約確認 市立江別病院(☎011-382-2121)・野幌病院(☎011-386-1234)・北海道中央労災病院(☎011-384-1321)は受診前に予約・紹介状の要否を確認してください。
  5. 介護タクシーの予約 乗降場所・目的地・利用者の状態(車椅子・ストレッチャー)・往復か片道・待機時間の要否を事前に伝えて予約。農村部の方は数日前の予約を推奨します。
  6. 当日の乗降と精算 障害者手帳・介護保険証・タクシー利用券(該当者)・現金を準備。冬期は乗降時の転倒防止のためドライバーに補助を依頼。降車時に手帳・利用券を提示して精算します。

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