文字サイズ:

北見市の介護タクシー概況

約11万人
人口(2024年)
約35%
高齢化率(65歳以上)
1,427km²
市域面積
オホーツクの中心
ハッカ・玉ねぎ産地の農業都市

北見市は北海道オホーツク総合振興局管内の中心都市で、かつては世界最大のハッカ産地として知られ、現在は玉ねぎ・小麦など農業が基幹産業です。2006年に旧北見市・端野町・留辺蘂町・常呂町が合併してできた広大な市域(約1,427km²)を持ちます。JR石北本線(北見駅)が通り、オホーツク圏では帯広・釧路と並ぶ主要都市です。

高齢化率は約35%で、道内でも高水準です。市内には北見赤十字病院(オホーツク圏最大の基幹病院・約533床)・北見病院・北見循環器病院などが立地していますが、旧留辺蘂町・常呂町などの遠隔エリアからの通院は長距離になります。市内の介護タクシー事業者は北見駅周辺に集中しており、周辺農村部への対応事業者は限られています。

北見市の冬期(11月〜4月)はオホーツク海に近い大陸性気候で厳しい寒さが続きます。特に留辺蘂・常呂など農村部では積雪量も多く、凍結・吹雪による通行困難が起きやすい環境です。市独自の重度障がい者タクシー料金助成制度(障がい福祉課)が整備されています。

⚠ 北見市特有の注意:留辺蘂・常呂などの超長距離移動

旧留辺蘂町(市北部・温根湯温泉周辺)は北見駅から約40〜50km・所要約45〜60分、旧常呂町(オホーツク海沿岸)は約45〜55km・所要約50〜65分と非常に遠距離です。これらのエリアから北見赤十字病院まで介護タクシーを利用する場合、片道5,000〜9,000円以上になることがあります。介護保険・助成制度の活用と事業者の事前確認が不可欠です。

北見市の介護タクシー料金相場

北見市のタクシー運賃は北海道運輸局認可の距離制運賃が基準です。初乗りは1.3kmまで690円前後、以降264mごとに90円程度加算。市域が広大なため遠隔エリアは高額になります。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
北見駅周辺 → 北見赤十字病院(北4条)700〜1,200円1,200〜2,000円5〜12分
北見駅周辺 → 北見病院(大通)700〜1,100円1,100〜1,800円5〜10分
北見駅周辺 → 北見循環器病院(西大通)700〜1,100円1,100〜1,800円5〜10分
端野地区 → 北見赤十字病院(約15km)1,800〜3,000円3,000〜4,800円18〜30分
緑・訓子府方面 → 北見赤十字病院(約25〜30km)3,000〜5,000円5,000〜7,500円25〜40分
常呂地区 → 北見赤十字病院(約50km)5,500〜9,000円9,000〜13,000円50〜70分
留辺蘂地区 → 北見赤十字病院(約45km)5,000〜8,000円8,000〜12,000円45〜65分
退院・長距離搬送(ストレッチャー対応)基本料金+500〜3,000円各区間+10〜20分

💡 北見市の料金節約ポイント

  • 北見駅周辺 → 北見赤十字病院(往復約1,400〜2,400円):1割負担なら140〜240円
  • 留辺蘂・常呂など遠隔地は往復10,000〜18,000円以上になることも。重度障がい者タクシー料金助成券と介護保険を最大限活用してください
  • 透析患者(週3回)の定期送迎は月額定額契約が実用的。北見市内の複数事業者が対応しています

北見市の主要病院と介護タクシーアクセス

北見市エリア別の介護タクシー利用特徴

🚉 北見駅・中心市街地

  • JR北見駅・北見赤十字病院・市役所周辺
  • 主要3病院まで5〜12分圏内
  • 介護タクシー事業者が最集中するエリア
  • 冬期の市街地除雪は比較的充実
  • バス路線もあり組み合わせ利用も可能

🌾 端野地区(東部農村)

  • 旧端野町エリア・北見市東部の農村
  • 北見赤十字病院まで約15〜30分
  • 農業地帯で路線バスが少ない
  • 冬期は農道の除雪が遅れることがある
  • 北見市内の事業者が対応可能

🏔 留辺蘂地区(北部・温根湯温泉郷)

  • 旧留辺蘂町・温根湯温泉・石北峠麓エリア
  • 北見赤十字病院まで約40〜50km・45〜65分
  • 冬期は積雪量が多く凍結が厳しい
  • 高齢化・過疎化が進む山間農村
  • 対応できる事業者が極めて限られる

🌊 常呂地区(東部・オホーツク沿岸)

  • 旧常呂町・カーリングの聖地・オホーツク海沿岸
  • 北見赤十字病院まで約50km・50〜70分
  • 流氷期(1〜3月)は強風・吹雪が激しい
  • 公共交通がほぼなく完全な車依存地域
  • 長距離対応事業者を事前に必ず確認

⚠ 北見市特有の注意事項

  • 留辺蘂・常呂の超長距離:往復で10,000〜18,000円以上になることがある。介護保険の通院等乗降介助でも自己負担が高くなるため、事前に費用を計算して助成制度の活用を検討してください
  • 冬期の石北峠・国道39号:留辺蘂から北見駅方面は石北峠越えの道路環境。冬期は凍結・降雪による通行止めが発生することがあります。事前に道路情報(#8011)を確認してください
  • 流氷期の常呂地区(1〜3月):オホーツク海沿岸は流氷接岸時期に強風・吹雪が激化。通院延期や緊急時の搬送計画を事前に立てておいてください
  • 北見赤十字病院の受診予約:オホーツク圏最大の病院として混雑が続く。外来受診前に必ず電話で予約と紹介状の要否を確認してください

北見市で利用できるタクシー関連の助成制度

🟢 ①北見市独自 重度障がい者タクシー料金助成制度

【対象者】北見市在住の在宅重度障がい者:

  • 身体障害者手帳(下肢・体幹・視覚・内部障害等)1・2級の方
  • 療育手帳(A:最重度〜重度知的障がい)の方
  • 精神障害者保健福祉手帳1級の方(所得制限あり)

【助成内容】市指定タクシー会社で使用できる利用券(1枚500円)を年間最大48枚(24,000円相当)交付。

【申請・問い合わせ】北見市 保健福祉部 障がい福祉課 TEL:0157-25-1141(平日8:45〜17:30)

🟢 ②介護保険「通院等乗降介助」(要介護1〜5の方)

【対象者】要介護1〜5の認定を受けている北見市民

【助成内容】訪問介護員資格を持つドライバーの介護タクシー料金を1〜3割負担で利用可。ケアプランへの組み込みが必要です。

【問い合わせ】担当ケアマネジャー、または北見市 高齢者支援課 TEL:0157-25-1122

🟢 ③北海道障害者タクシー料金割引(全道共通)

【対象者】身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳いずれかを保有の方

【助成内容】タクシー乗車時に手帳を提示することで運賃が10%割引。介護タクシーにも多くの事業者が対応しています。

【問い合わせ】北海道ハイヤー協会 TEL:011-251-3381

📋 北見市の制度活用ポイント

  • 留辺蘂・常呂の長距離対策:遠隔地の方は介護保険の通院等乗降介助を最大限活用しつつ、重度障がい者タクシー利用券も組み合わせることで自己負担を抑えることができます。ケアマネジャーと詳細を相談してください
  • 透析患者の定期送迎:北見病院・北見赤十字病院での週3回透析には月額定額契約が便利。複数事業者に見積もりを依頼して比較してください
  • 旭川・札幌への長距離搬送:北見から旭川約130km・札幌約300km。JR石北本線(北見→旭川・約3時間)の利用も選択肢のひとつです

介護タクシー利用の流れ(北見市版)

  1. 制度の確認・申請 障がいをお持ちの方は北見市障がい福祉課(☎0157-25-1141)で重度障がい者タクシー料金助成の対象・申請方法を確認。要介護者はケアマネジャーにケアプランへの通院等乗降介助の組み込みを依頼してください。
  2. 気象・道路情報の確認 冬期(11〜4月)は前日・当日朝に網走気象台(☎0152-43-2314)や道路情報(#8011)を確認。石北峠・国道39号の通行情報は特に重要です。
  3. 介護タクシー事業者の選定 市指定の助成対象業者リストを障がい福祉課から入手。留辺蘂・常呂など遠隔地の方は長距離・悪天候対応可能な事業者を事前に確認してください。
  4. 病院の受診予約確認 北見赤十字病院(☎0157-24-3115)・北見病院(☎0157-24-3151)は受診前に予約・紹介状の要否を確認してください。
  5. 介護タクシーの予約 乗降場所・目的地・利用者の状態(車椅子・ストレッチャー)・往復か片道・待機時間の要否を事前に伝えて予約。遠隔地の方は数日前の予約を強く推奨します。
  6. 当日の乗降と精算 障害者手帳・介護保険証・タクシー利用券(該当者)・現金を準備。冬期は乗降時の転倒防止のためドライバーに補助を依頼。降車時に手帳・利用券を提示して精算します。

関連情報・お役立ちリンク