加古川市の介護タクシー基本情報
加古川市は兵庫県南部・東播磨地域に位置する中核都市で、人口は約26万人台(2024〜2025年推計)です。高齢化率は約28〜29%台と全国平均並みの水準で上昇が続いています。加古川市の介護タクシー利用で最も重要なのは、東播磨地域全体の三次救急(救命救急センター)を担う「兵庫県立加古川医療センター」が加古川市内に立地していることです。明石市・高砂市・稲美町・播磨町など近隣市町からの重篤患者が搬送されるため、介護タクシーでの通院も含め非常に多くの患者が来院する基幹病院です。タクシー運賃は2023年改定後の加古川地区(東播磨)として普通車の初乗り1.3kmまで700円・250mごとに100円加算が目安です(一部事業者で740円表示もあり)。深夜早朝(22時〜翌5時)2割増、障害者手帳・療育手帳提示で1割引です。福祉タクシー助成制度は身体手帳1・2級・療育手帳A・精神手帳1級かつ市町村民税が非課税の方に年間48枚の利用券を交付する制度で、加古川市のオンライン申請システムからも申請できます。
🌟 加古川市「福祉タクシー利用券」(年48枚・市町村民税非課税が条件・オンライン申請可)
加古川市では、重度障がい者の外出支援のため「重度障害者(児)福祉タクシー助成事業」として福祉タクシー利用券を交付しています。
【対象者】①身体障害者手帳1・2級、②療育手帳A判定、③精神障害者保健福祉手帳1級のいずれかを所持し、かつ障がい者本人に市町村民税が課税されていない方。※市町村民税課税者は対象外となりますのでご注意ください。
【交付枚数・有効期間】7月を基準月として翌年6月までの年間48枚。ただし8月以降に申請した場合は1ヶ月経過するごとに4枚ずつ差し引いて交付されます(例:10月申請→8・9・10月分12枚減=36枚交付)。
【申請方法】①かこがわオンライン申請システムからのオンライン申請(令和7年度分URL:公式サイト参照)、②申請書(Word)に記入して障がい者支援課窓口持参または郵送(〒675-8501 加古川市加古川町北在家2000・障がい者支援課 地域生活支援係・新館2階)のいずれかで申請可能。
【問い合わせ】障がい者支援課 地域生活支援係(☎079-427-9210・FAX079-422-8360)
加古川市の介護タクシー料金相場
2023年改定後の東播磨地区の運賃体系は、普通車で初乗り1.3kmまで700円程度・250mごとに100円加算が目安です(事業者により740円の場合もあり)。深夜早朝2割増・迎車料金別途。障害者手帳提示で1割引。兵庫県立加古川医療センターはJR加古川駅から南に約3kmの距離です。
| 乗車地・降車地の区間 | 目安距離 | 料金目安 | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| JR加古川駅周辺(中心部)→ 兵庫県立加古川医療センター(神野町) | 約3km | 950〜1,350円 | 約8〜14分 |
| JR加古川駅周辺 → 加古川中央市民病院(加古川町本町) | 約2km | 750〜1,100円 | 約6〜12分 |
| JR加古川駅周辺 → 加古川西市民病院(大野中) | 約5km | 1,400〜1,900円 | 約12〜18分 |
| 東部・野口地区 → 兵庫県立加古川医療センター | 約6〜10km | 1,700〜2,800円 | 約15〜22分 |
| 北部・志方地区(農村)→ 兵庫県立加古川医療センター | 約15〜20km | 4,200〜5,500円 | 約25〜40分 |
| 加古川市内 → 兵庫県立はりま姫路総合医療センター(姫路市) | 約25〜30km | 7,000〜8,400円 | 約35〜50分 |
| 加古川市内 → 明石市立市民病院(明石市) | 約20〜25km | 5,500〜7,000円 | 約25〜40分 |
💡 兵庫県立加古川医療センターは東播磨唯一の救命救急センター
兵庫県立加古川医療センターは東播磨医療圏(加古川市・明石市・高砂市・加古郡・神戸市西区・垂水区の一部)の唯一の救命救急センター(三次救急)です。明石市から重篤患者が搬送される場合も当院が担います。重篤な状態(脳卒中・心筋梗塞・重篤外傷等)で介護タクシーを利用する場合は、まず救急車を呼んでください。定期通院や退院後の受診に介護タクシーを利用する際は、紹介状を必ず持参してください(紹介状なし初診に選定療養費7,700円程度が発生)。
主要病院・医療施設へのアクセス
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兵庫県立加古川医療センター(加古川市神野町神野235・☎079-497-7000)
兵庫県が運営する東播磨医療圏の基幹高度医療機関で、救命救急センター(三次救急)・ドクターヘリ基地・地域がん診療連携拠点病院・地域周産期母子医療センターとして東播磨全域(約90万人圏)の高度医療を担います。心臓血管外科・脳神経外科・がん診療センター・周産期センター・小児科など幅広い高度専門診療科を擁します。JR加古川駅から神姫バス・タクシーで約8〜14分のアクセスです。紹介状なし初診には選定療養費(初診7,700円程度)が発生します。 -
加古川中央市民病院(加古川市加古川町本町439-2・☎079-422-7130)
加古川市が設置・運営する市立病院で、二次救急・急性期医療・産婦人科・地域周産期医療を担います。内科・外科・整形外科・産婦人科・脳神経外科・小児科など幅広い診療科を備え、地域住民が日常的に通院する市内の中核病院として機能しています。JR加古川駅からタクシーで約6〜12分のアクセスです。 -
加古川西市民病院(加古川市大野中4丁目7-61・☎079-432-3531)
加古川市が設置・運営するもう一つの市立病院で、回復期・慢性期の患者を主に受け入れています。療養病床・リハビリテーション科に強みを持ち、退院後のリハビリ通院などで介護タクシーの利用ニーズが高い病院です。JR加古川駅西側エリアに立地しています。
エリア別の介護タクシー利用ガイド
🏙️ 中央部(JR加古川駅・国道2号線沿い)
- JR加古川駅周辺の市中心エリア
- 介護タクシー事業者が集中するエリア
- 兵庫県立加古川医療センターまで約8〜14分
- 加古川中央市民病院まで約6〜12分
- 東播地区の主要タクシー会社が複数活動中
🏘️ 東部・野口・平岡地区
- JR東加古川駅・野口・平岡周辺の住宅密集地
- 兵庫県立加古川医療センターまで約15〜22分
- 加古川市で最も人口が集中するエリアのひとつ
- 神戸市西区・明石市との境界付近
- 介護タクシー事業者が複数活動中
🌾 北部・志方地区(農村山間部)
- 加古川市最北部の農村・山間地帯(旧志方町域)
- 兵庫県立加古川医療センターまで約15〜20km・25〜40分
- 公共交通が少なく介護タクシー依存度が高い
- 高齢化率が市内で特に高いエリア
- 1〜2週間前の早めの予約が必須
🌊 南部・尾上・平荘・上荘地区
- 加古川河口・加古川南部の住宅・漁業混在エリア
- 兵庫県立加古川医療センターまで約15〜22分
- 高砂市・姫路市との境界付近
- 神姫バス利用エリアだが、乗降が困難な方は介護タクシーを活用
- 対応事業者の事前確認が必要
加古川市で介護タクシーを利用する際の注意点
⚠️ 福祉タクシー助成は「市町村民税非課税」が条件—課税者は対象外
加古川市の福祉タクシー利用券は、障がい者本人に市町村民税が課税されていないことが交付条件です。障がい者手帳の種別・等級が対象であっても、本人が市町村民税の課税対象となっている場合は交付されません。課税状況が変わった(課税になった・非課税になった)場合は速やかに障がい者支援課(☎079-427-9210)に連絡してください。
⚠️ 有効期間は「7月〜翌6月」—年度ではなく7月始まりに注意
加古川市の福祉タクシー利用券の有効期間は7月1日から翌年6月30日までです(多くの自治体の4月始まりとは異なります)。8月以降の申請は月4枚ずつ按分されるため、7月できるだけ早く申請することをお勧めします。年度内に使い残した利用券は有効期限後に使用できません。
💡 兵庫県立加古川医療センターへの初受診には紹介状が必須
兵庫県立加古川医療センター(救命救急センター・地域医療支援病院)は、紹介状なしで一般外来を初めて受診する場合、選定療養費(初診7,700円程度・再診3,300円程度)が発生します。介護タクシーでこの病院へ初めて通院する際は、必ずかかりつけ医から紹介状を取得してください。また加古川中央市民病院も初診時は予約制・紹介制を推奨しています。
介護タクシー利用の流れ
- 福祉タクシー利用券の対象か確認する:身体手帳1・2・療育A・精神手帳1かつ市町村民税非課税の方が対象です。課税状況を確認の上、障がい者支援課(☎079-427-9210)に相談します。
- 申請する:7月になったらできるだけ早く、かこがわオンライン申請システムまたは申請書を郵送・窓口持参で提出します。8月以降は枚数が減るため早めの申請が有利です。
- 利用可能な事業者を確認する:市公式サイト掲載の「加古川市福祉タクシー事業所一覧(PDF)」で契約事業者を確認し、介護タクシー(車椅子対応等)が必要な場合は対応事業者を絞り込みます。
- 予約する:利用日時・乗降場所・目的(通院先)・身体状況(車椅子の種類・介助の必要性)を事業者に伝えて予約を確定します。北部志方地区の方は1〜2週間前の早めの予約を推奨します。
- 乗車当日の準備:診察券・保険証・お薬手帳・障がい者手帳・福祉タクシー利用券・紹介状(大病院初受診時)を準備します。
- 乗車・移動・支払い:手帳を提示して1割引を受け、降車時に利用券を提出して残額を現金またはカードで支払います。
加古川市の医療・介護環境
加古川市は東播磨医療圏の中核として、兵庫県立加古川医療センター・加古川中央市民病院が急性期・高度医療を担っています。加古川医療センターは三次救急・ドクターヘリ基地・がんセンター・周産期センターの機能を一院に集約した東播磨の医療の柱です。高齢化率は全国平均並みに上昇しており、北部農村部(志方地区)では高齢化が特に進んでいます。市内各地に地域包括支援センターが設置されており、介護相談・移動支援の案内を担っています。