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上越市の介護タクシー概況

約18.5万人
人口(2025年)
約37%
高齢化率(65歳以上)
973km²
市域面積
13区
旧市町村の区数(広域合併)

上越市は新潟県南西端に位置し、日本海に面した新潟県第3の都市です。北陸新幹線(上越妙高駅)・えちごトキめき鉄道の起点として交通の要衝をなしています。旧高田市・旧直江津市を中心に14の旧市町村が合併して2005年に現在の上越市が誕生し、市域は973km²に及びます。

人口約18.5万人のうち高齢化率は約37%(2025年)と新潟県内でも特に高水準であり、とりわけ山間部の旧合併区(安塚・大島・牧・吉川・柿崎・清里・三和・名立・中郷・板倉)では高齢化が著しく進んでいます。上越総合病院・高田赤十字病院を中心とした医療機関へのアクセスに介護タクシーを活用する住民が多く、「高齢者外出支援助成事業」(75歳以上高齢者世帯向けのタクシー・バス利用券)も実施しています。

上越市の介護タクシー料金相場

上越市の介護タクシー料金は、一般タクシー運賃(新潟県認可運賃)に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。市域が広大なため、山間部の旧合併区からの移送は長距離料金となります。アイエムタクシーなど市内事業者は近県(富山・長野・群馬方面)への長距離転院送迎にも対応しています。

区間(片道) 乗用車目安 福祉車両目安 所要時間目安
高田地区 → 上越総合病院 1,000〜2,000円 1,800〜3,500円 5〜20分
直江津地区 → 高田赤十字病院 1,500〜2,500円 2,500〜4,000円 10〜25分
板倉・三和地区 → 市内主要病院 3,000〜5,000円 4,500〜7,500円 25〜45分
安塚・大島地区 → 市内主要病院 4,500〜7,500円 7,000〜12,000円 40〜65分
牧・清里地区 → 市内主要病院 3,500〜6,000円 5,500〜9,000円 35〜55分
上越市 → 長岡市・新潟市(転院・長距離) 15,000〜30,000円 20,000〜40,000円 60〜130分

💡 上越総合病院10km圏内の料金目安

地元事業者「介護タクシーはく」では、自宅が上越総合病院から片道10km圏内のお客様を対象とした分かりやすい料金設定を行っています。病院への通院・院内介助(トイレ・歩行介助含む)のワンストップサービスを提供しており、ドライバーは介護福祉士・社会福祉士の有資格者が担当します。詳細は事業者に直接お問い合わせください。

上越市の主要病院と介護タクシーアクセス

上越市には上越総合病院と高田赤十字病院が市内の二大急性期病院として機能しており、遠方の専門治療には長岡・新潟の病院を利用する患者も多くいます。

📍 長距離転院送迎(富山・長野・群馬方面)について

上越市のアイエムタクシー(☎025-523-3188)など一部事業者は、富山・長野・群馬方面への長距離転院・退院送迎にも対応しています(長距離は安全のため2名乗務体制)。北陸新幹線開通後も、医療連携の観点で長野・金沢方面の病院への転院移送需要が一定数あります。長距離移送を検討している場合は、距離・費用・2名乗務の可否を含めて複数事業者に見積もりを取ることをお勧めします。

上越市エリア別の介護タクシー利用特徴

上越市は2005年の大合併で973km²の広域市となりました。市域の大半が中山間地で、旧合併区ごとに交通環境が大きく異なります。

🏙 高田・直江津地区(市中心部)

  • えちごトキめき鉄道・バスが通じる市中心部
  • 上越総合病院・高田赤十字病院まで近距離
  • 介護タクシー事業者が集中するエリア
  • 上越妙高駅(北陸新幹線)も近く長距離送迎の起点
  • 比較的予約が取りやすい

🌾 板倉・三和・頸城地区(南部平野)

  • 旧板倉町・旧三和村・旧頸城村の農村地帯
  • 市内主要病院まで約25〜45分
  • 冬季は降雪による道路状況の悪化あり
  • 上越市の事業者対応エリアを確認のこと
  • 農村型高齢者世帯の割合が高い

🏔 安塚・大島・牧・松之山口地区(豪雪山間)

  • 日本有数の豪雪地帯(積雪3〜5m超)
  • 市内主要病院まで約40〜65分
  • 超高齢化・過疎化が極めて深刻
  • 冬季は道路閉鎖・通行困難になる場合あり
  • 事業者が非常に少ない(中郷区のケアタク合同会社など)

🌊 名立・柿崎・吉川地区(海沿い農村)

  • 日本海沿岸の農漁業集落
  • えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン沿線
  • 市内主要病院まで約30〜50分
  • 高齢化率が高い沿岸集落で移送需要が多い
  • 妙高市の事業者が対応できる場合もある

⚠ 上越市特有の注意事項

  • 豪雪地帯のため冬季の移送は特に計画的に:安塚・大島・牧・松之山口地区は年間積雪量が3〜5m超に達する日本有数の豪雪地帯です。1〜2月の大雪の日は移送が完全に不可能になることがあります。冬季通院は雪の少ない曜日・時間帯を選び、悪天候時の代替手段(地域の雪道輸送支援)も事前に確認しておきましょう
  • 介護タクシー事業者が少ない地区がある:旧合併区の山間地では事業者が極めて少なく、市中心部の事業者に長距離での迎車を依頼することになります。週単位で事前予約を入れておくことをお勧めします
  • 高齢者外出支援助成の申請ルートに注意:後述の高齢者外出支援助成事業は、民生委員を経由した申請が必要です。担当民生委員の連絡先は市役所または地域包括支援センターに確認してください

上越市の高齢者外出支援助成事業(タクシー利用券)

上越市では、高齢者の閉じこもりを防ぎ、体力低下・認知症の予防を目的として「高齢者外出支援助成事業」を実施しています。対象となる高齢者世帯にタクシー利用券またはバス利用券を交付する制度で、介護タクシーの費用負担軽減に役立てることができます。

🟢 上越市 高齢者外出支援助成事業(タクシー・バス利用券)

【対象者】次のいずれかに該当する方

  • 65歳以上の高齢者のみの世帯に属する75歳以上の方
  • 障がいのある方(身体障害者手帳1〜3級、精神障害者保健福祉手帳1・2級、療育手帳A所持者)と65歳以上の方の世帯に属する75歳以上の方

【注意】同一敷地内や隣接地に65歳未満の親族が居住する場合は対象となりません

【助成内容】タクシー利用券またはバス利用券を交付(金額・枚数の詳細は市高齢者支援課にご確認ください)

【申請方法】新規申請は担当民生委員を経由して申請書を市へ提出(郵送も可)

【申請書類】高齢者外出支援助成申請書(市ホームページよりダウンロード、または市役所・各区総合事務所で入手)

【問い合わせ先】
上越市役所 福祉部 高齢者支援課
TEL:025-526-5111(代表)または各区総合事務所の福祉担当窓口

📋 助成制度の活用ポイントと注意点

  • 民生委員への相談を早めに:申請は民生委員経由となるため、まず担当の民生委員に連絡することから始めます。担当民生委員が分からない場合は市役所高齢者支援課または地域包括支援センターにお問い合わせください
  • 障がい者手帳との組み合わせ:身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方は、タクシー利用時に1割引の障害者割引も適用されます。利用券との併用が可能か事業者に確認してください
  • 介護保険サービスとの使い分け:要介護認定を受けている方は「通院等乗降介助」(介護保険)も利用できます。ケアマネジャーに相談して、高齢者外出支援助成の利用券と介護保険サービスをうまく組み合わせましょう
  • バス利用券との選択:市街地在住で路線バスを利用できる方はバス利用券の方が便利な場合があります。山間部在住で公共交通が使えない方はタクシー利用券を選ぶのが賢明です

介護タクシー利用の流れ(上越市版)

  1. 助成制度の確認・申請 75歳以上の高齢者のみ世帯に該当する方は、担当民生委員(連絡先不明の場合は市高齢者支援課または地域包括支援センターに確認)を通じて高齢者外出支援助成の申請を行います。要介護認定を受けている方は担当ケアマネジャーにも相談してください。
  2. 事業者の選定 上越市内の介護タクシー事業者(アイエムタクシー☎025-523-3188・介護タクシーはく・ケアタク合同会社・ピクニック介護タクシーなど)から、自宅エリアに対応し必要な車両タイプを持つ事業者を選択。高齢者外出支援助成のタクシー利用券が使えるか事前に確認してください。
  3. 病院の予約 上越総合病院・新潟県立中央病院への初診は紹介状と事前予約が原則です。かかりつけ医に紹介状を依頼し、受診日確定後に介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態・必要介助内容・往復か片道かを詳しく伝えます。冬季は積雪状況の確認も必須です。山間部在住の方は事業者が遠方のため早めの予約を心がけてください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳・高齢者外出支援助成のタクシー利用券・紹介状(初診時)を準備。冬季は防寒着・滑り止め靴も必携です。
  6. 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。帰りの迎え時間が読めない場合は、診察終了後に電話連絡できる旨を予約時に事業者に伝えておきましょう。

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