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郡山市の介護タクシー概況

約31万人
人口(2025年)
約29%
高齢化率(65歳以上)
757km²
市域面積
2制度
重度障がい者+高齢者向け助成

郡山市は福島県中通り地方の中心に位置し、人口約31万人の福島県最大の都市です。東北新幹線・磐越自動車道などの交通の要衝として商業・工業が発展しており、東北第3の中核市として多くの医療機関が集積しています。高齢化率は約29%で全国平均をやや上回る水準ですが、市域757km²の中に湖南地区(猪苗代湖南岸)など過疎化・高齢化が著しい地区も抱えています。

郡山市には「重度心身障害者タクシー料金等助成制度」(年額15,000円・500円券最大30枚)と「高齢者タクシー利用支援事業」(75歳以上世帯・月3枚500円券)の2つの独自助成制度があり、対象者は介護タクシー費用を大幅に軽減できます。市内の事業者には「郡山観光交通」「福祉タクシースマイル」「福祉タクシーてつや」など複数が登録しており、車椅子・ストレッチャー対応の幅広いサービスを提供しています。

郡山市の介護タクシー料金相場

郡山市の介護タクシー料金は、一般タクシー運賃(福島県認可運賃)に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。湖南地区など遠方エリアからの移送は長距離料金になります。

区間(片道) 乗用車目安 福祉車両目安 所要時間目安
郡山駅周辺 → 太田西ノ内病院 1,000〜1,800円 1,800〜3,200円 5〜15分
郡山駅周辺 → 郡山市民病院 1,200〜2,200円 2,000〜3,800円 10〜20分
富久山・安積地区 → 市内主要病院 1,200〜2,500円 2,000〜4,000円 10〜25分
田村・大槻地区 → 市内主要病院 2,000〜3,500円 3,500〜6,000円 20〜35分
湖南地区 → 郡山市内主要病院 4,500〜8,000円 7,000〜12,000円 40〜65分
郡山市内 → 福島市(長距離転院) 9,000〜16,000円 14,000〜25,000円 60〜90分

💡 500円助成券の活用で実質負担を大幅削減

郡山市の重度心身障害者タクシー助成券(500円券×最大30枚)と高齢者タクシー利用支援券(500円券×月3枚)を組み合わせれば、近距離通院(1,800〜3,200円程度)の自己負担を大幅に抑えることができます。例えば太田西ノ内病院への1,800円の往復運賃に対し、往復計4枚(2,000円分)の助成券を使えば実質自己負担ゼロも可能です。積極的に活用しましょう。

郡山市の主要病院と介護タクシーアクセス

📍 太田西ノ内病院の乗降口について

太田西ノ内病院は郡山市の中心部に位置し、周辺は一方通行・狭路が多いエリアです。正面玄関・救急入口・南側駐車場入口など複数の乗降口があるため、予約時に「どの入口で降ろすか」を事前に病院か事業者に確認してください。また外来棟は1〜7階建てで診療科ごとに棟・フロアが異なります。院内での付き添い(院内介助)を依頼する場合は、どの診療科まで送り届けてほしいかも事業者に伝えてください。

郡山市エリア別の介護タクシー利用特徴

🏙 郡山駅周辺・中心市街地

  • 東北新幹線郡山駅を中心とした市中心部
  • 太田西ノ内病院まで約1〜2km・5〜15分
  • 介護タクシー事業者が集中し予約が取りやすい
  • 市役所・障がい福祉課・長寿課が集中
  • 星総合病院・各診療所も徒歩圏内に多い

🏘 富久山・安積・大槻地区(北部・東部)

  • 工業団地・住宅地が広がる中心部周辺エリア
  • 郡山市民病院に近い北部エリア
  • 磐越自動車道・東北道へのアクセス良好
  • 事業者数は中心部より少ないが対応可能
  • 早めの予約で安定的に利用可能

🌾 田村・逢瀬・喜久田地区(南部・農村)

  • 南部の農村・住宅混在エリア
  • 市内主要病院まで20〜35分
  • 田村地区総合支所での手続きも可能
  • 事業者は中心部の事業者が対応
  • 定期透析患者の利用が多い地区

🏔 湖南地区(猪苗代湖南岸・山間)

  • 猪苗代湖南岸の山間農村エリア
  • 市内主要病院まで40〜65分の長距離
  • 超高齢化・過疎化が進む地区
  • 湖南行政センターで各種手続きが可能
  • 事業者が非常に少なく事前確保が必須

⚠ 郡山市特有の注意事項

  • 冬季の積雪・路面凍結(12〜3月):郡山市は内陸型気候で冬季の積雪・凍結が激しく、特に湖南地区・田村地区の山間部は路面状況が悪化します。冬季通院は出発時刻に余裕を持ち、積雪状況を事前に事業者に確認してください
  • 福島第一原発事故の風評と現状:2011年の東日本大震災・福島第一原発事故の影響で郡山市でも一部地区が避難指示区域とされましたが、現在は解除されています。郡山市の放射線量は現在、生活に支障のない水準であることが確認されています。市が定期的に空間線量を公表していますので最新情報をご確認ください
  • 湖南地区からの通院は費用が高額に:湖南地区から市内主要病院までの介護タクシーは往復1.4〜2.4万円(福祉車両)になる場合があります。重度心身障害者タクシー助成券・高齢者タクシー利用支援券を最大限活用し、担当ケアマネジャーに介護保険の通院等乗降介助との組み合わせも相談してください

郡山市の2つのタクシー助成制度

郡山市には重度障がい者向けと高齢者向けの2種類のタクシー助成制度があります。対象要件が異なりますので、それぞれ確認してください。

🟢 ①重度心身障害者タクシー料金等助成制度

【対象者】郡山市内に居住・住民登録している在宅の方で、次のいずれかに該当する方:

  • 身体障害者手帳1級
  • 身体障害者手帳2級(肢体不自由・視覚障がい)
  • 療育手帳A
  • 精神障害者保健福祉手帳1級

【注意】施設入所の方は対象外

【助成内容】年額15,000円の範囲内で、1枚500円のタクシー利用券を最大30枚交付(または自動車燃料費助成)

【問い合わせ先】郡山市役所 保健福祉部 障がい福祉課 TEL:024-924-2362

🟢 ②高齢者タクシー利用支援事業

【対象者】以下の全てを満たす方:

  • 市内に住所があり、世帯全員が75歳以上の方
  • 世帯全員の介護保険料の所得段階が第1〜第7段階の方

【助成内容】1か月あたり500円の助成券を3枚交付(月1,500円相当、年間18,000円相当)

【問い合わせ先】郡山市役所 保健福祉部 長寿課 TEL:024-924-2368

📋 2制度の使い分けと介護保険との組み合わせ

  • 重複受給に注意:①と②は重複して受け取れる場合がありますが、詳細は各窓口でご確認ください。障がいをお持ちの75歳以上の方は両方の条件を満たす可能性があります
  • 燃料費助成との選択(①のみ):①の制度では、自家用車で通院する場合に燃料費助成を選択することも可能です。自家用車での通院が多い場合は燃料費助成の方が有利なケースもあります。詳細は障がい福祉課(☎024-924-2362)にご相談ください
  • 介護保険「通院等乗降介助」との組み合わせ:要介護1〜5の認定を受けている方は、介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。近距離はタクシー助成券、長距離・高額な通院には介護保険を使い分けるのが賢明です。担当ケアマネジャーに相談してください

介護タクシー利用の流れ(郡山市版)

  1. 助成制度の確認・申請 重度障がいをお持ちの方は障がい福祉課(☎024-924-2362)へ。75歳以上のみ世帯の方は長寿課(☎024-924-2368)へ。いずれも郡山市役所3階の窓口で申請できます。介護保険をお持ちの方は担当ケアマネジャーにも相談を。
  2. 事業者の選定 郡山市内の介護タクシー事業者(郡山観光交通☎024-953-4456・福祉タクシースマイル・福祉タクシーてつや・ケア介護タクシーかけはし☎090-1932-0663など)から自宅エリアに対応した事業者を選択。助成券が使えるか事前確認してください。
  3. 病院の予約 太田西ノ内病院・郡山市民病院は初診に紹介状を推奨。かかりつけ医に依頼し受診日確定後に介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地(病院名・棟・乗降口)・利用者状態・必要介助内容を伝えます。500円助成券を何枚使用するか、往復かも伝えておくとスムーズです。冬季は積雪状況も確認してください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳・タクシー助成券・紹介状(初診時)を準備。冬季は防寒着・滑り止め靴も必携です。
  6. 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。お会計時に500円助成券を規定枚数渡し、残りを現金でお支払いください。

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