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伊勢崎市の介護タクシー概況

約21万人
人口(2025年)
約27%
高齢化率(65歳以上)
139km²
市域面積
初乗り5割
くわまるタクシーの近距離補助率

伊勢崎市は群馬県東部に位置し、人口約21万人・面積139km²の群馬県第4の都市です。かつての銘仙絹織物産業から現在は製造業が盛んな工業都市で、多文化共生(ブラジル・ペルー系住民が多い)でも知られています。高齢化率は約27%と全国平均よりやや低いですが、旧境町・三郷町・赤堀町など合併地区の農村エリアでは40%を超えるところもあります。

伊勢崎市の移動支援の最大の特徴は「くわまるタクシー(タクシー活用事業)」です。令和7年度から高齢者向けタクシー助成券を統合・発展させた制度で、市内在住の障害者手帳保持者(等級問わず)・高齢者・介護認定者などを対象に、メーター料金の5割をそのまま補助(近距離の場合)するという非常に充実した内容です。マイナンバーカードで利用回数を管理するデジタル対応も特徴的です。これに加えて従来の「福祉タクシー事業利用助成券」(障害者手帳等保持者・500円×年最大40枚)も継続しています。ただし両制度の併用はできません。

くわまるタクシーの特徴:初乗り(600円)を5割補助→本人負担わずか300円

伊勢崎市独自の「くわまるタクシー(くわタク)」は、タクシーメーター料金に応じて市が補助する仕組みです。初乗り運賃(600円)の場合、市が5割(300円)を補助するため本人負担は300円のみ。メーター料金1,000円の場合は5割引500円の本人負担。ただし長距離になると補助割合が下がり、メーター料金4,500円以上の場合は補助上限が1,500円固定になります。近距離〜中距離の通院・買い物に特に効果的な制度です。マイナンバーカードがあれば車内端末にかざすだけで使える利便性も高いです。

伊勢崎市の介護タクシー料金相場

伊勢崎市のタクシー運賃体系:初乗り1,357mまで600円、以降268mごと100円加算(時速10km時は1分40秒ごと100円加算)。くわまるタクシー利用時は本人負担がメーター料金の5割(上限1,500円の補助)になります。

区間(片道)メーター料金目安くわタク利用時の本人負担目安所要時間目安
伊勢崎駅周辺 → 伊勢崎市民病院(市内)600〜1,500円300〜750円5〜15分
伊勢崎駅周辺 → 伊勢崎中央病院・北関東病院(市内)700〜1,800円350〜900円6〜18分
伊勢崎駅周辺 → 群馬大学医学部附属病院(前橋市)3,500〜6,000円2,000〜4,500円(上限1,500円補助)30〜50分
境地区(西部)→ 市内主要病院1,200〜2,500円600〜1,250円12〜28分
三郷地区(東部)→ 市内主要病院1,500〜3,000円750〜1,500円15〜32分
赤堀地区(北部)→ 市内主要病院1,000〜2,200円500〜1,100円10〜25分

くわまるタクシーの補助額計算例

  • メーター600円(初乗り)の場合:補助300円→本人負担300円
  • メーター1,000円の場合:補助500円(5割)→本人負担500円
  • メーター2,000円の場合:補助1,000円(5割)→本人負担1,000円
  • メーター4,500円以上の場合:補助は上限1,500円固定→本人負担は差額
  • 群馬大学医学部附属病院(前橋市・メーター4,500〜6,000円)へは補助上限1,500円が適用され本人負担3,000〜4,500円

近距離・中距離の通院は5割補助が有効です。長距離通院には介護保険の「通院等乗降介助」との使い分けもご検討ください。

伊勢崎市の主要病院と介護タクシーアクセス

くわまるタクシー対応事業者6社(令和7年度)

伊勢崎市内に本社・営業所があるタクシー事業者6社がくわまるタクシーに対応しています:伊勢崎タクシー(☎0270-25-6789)、十王タクシー(☎0270-25-2460)、尾島自動車伊勢崎営業所(☎0270-25-6111)、尾島自動車境営業所(☎0270-74-0412)、つばめタクシー(☎0270-25-2002)、ジーエスビータクシー(☎0120-973-985)。※玉村町の交友タクシーはくわタク対象外です。

伊勢崎市エリア別の介護タクシー利用特徴

伊勢崎地区(市中心部・伊勢崎駅周辺)

  • JR両毛線・東武伊勢崎線・伊勢崎駅周辺の中心市街地
  • 伊勢崎市役所・障害福祉課・高齢政策課が近い
  • 伊勢崎市民病院まで約10〜15分
  • くわタク対応6社が最も集中するエリア
  • 多文化共生エリア(ブラジル・ペルー系住民が多い)

境地区(西部・旧境町エリア)

  • 旧境町エリアの住宅・農業地帯
  • 市内主要病院まで12〜28分
  • 尾島自動車境営業所が地区内に対応
  • 利根川に近い農村・住宅エリア
  • 太田市・本庄市への越境通院も一定数あり

三郷地区(東部・旧三郷町エリア)

  • 旧三郷町エリアの農村・工業地帯
  • 市内主要病院まで15〜32分
  • 玉村町に隣接(くわタク対象外の交友タクシー注意)
  • 高齢化が進む農村・住宅エリア
  • コミュニティバスあおぞらとの組み合わせも可

赤堀地区(北部・旧赤堀町エリア)

  • 旧赤堀町エリアの住宅・農村地帯
  • 市内主要病院まで10〜25分
  • ジーエスビータクシー(☎0120-973-985)が対応
  • 前橋市・高崎市への越境通院需要あり
  • くわタクで前橋市の病院への通院も可(補助上限1,500円)

伊勢崎市特有の注意事項

  • くわまるタクシーと福祉タクシー助成券は併用不可:「くわまるタクシー(くわタク)」と「福祉タクシー事業利用助成券」は同一の乗車で併用できません。どちらを使うかを乗車前に決めてから運転手に伝えてください。原則として近距離・中距離はくわタク(5割補助)、くわタクの利用回数を消化した後に助成券を使うという使い分けが効果的です
  • 福祉タクシー助成券を受けると自動車税減免が受けられなくなる:福祉タクシー事業利用助成券の交付を受けると、その年度は自動車税(県税)の減免を受けられなくなります。自家用車をお持ちで自動車税減免を受けている方は、どちらの制度が有利かを障害福祉課(☎0270-27-2718)に相談してください
  • 福祉タクシー助成券は運賃499円以下では使えない:福祉タクシー事業利用助成券はタクシー料金499円以下の乗車では使用できません。伊勢崎市の初乗り運賃は600円ですので基本的には問題ありませんが、割引後の金額が499円以下になる場合は注意してください
  • くわまるタクシーは市内事業者6社のみ:くわタクは伊勢崎市内に本社・営業所があるタクシー事業者6社のみで利用できます。玉村町に所在する交友タクシーはくわタク対象外です。乗車前に「くわタクを使いたい」と運転手に確認してください
  • くわまるタクシーの利用登録が必要:くわタクを利用するには事前の利用登録が必要です(マイナンバーカードまたは紙の利用券)。毎年4月から新年度の登録受付が始まります。初めて利用する方は市役所交通政策課(☎0270-27-2734)に相談してください

伊勢崎市の2つの移動支援制度

①くわまるタクシー(タクシー活用事業・令和7年度版)

【対象者】伊勢崎市内在住で次のいずれかに該当する方:

  • 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかを持っている方(等級問わず)
  • 高齢者(対象年齢等の詳細は市役所交通政策課に確認)
  • その他、市が定める交通弱者
  • ※自動車改造費補助を受けてその車両を所有している方は登録不可

【助成内容】

  • メーター料金に応じた段階的補助:近距離は5割補助(例:600円→本人300円)
  • メーター4,500円以上の場合は補助上限1,500円固定
  • 利用回数に制限あり(マイナンバーカードに記録)
  • マイナンバーカードをタクシー車内端末にかざすだけで使用可能(デジタル対応)
  • 紙の利用券での利用も可能(毎年市役所に来庁して登録が必要)

【利用可能事業者】伊勢崎タクシー・十王タクシー・尾島自動車(伊勢崎・境の各営業所)・つばめタクシー・ジーエスビータクシー(計6社)

【申請・問い合わせ】伊勢崎市役所 都市計画部 交通政策課 交通政策係 TEL:0270-27-2734 FAX:0270-23-0601

②福祉タクシー事業利用助成券(障害者手帳保持者向け)

【対象者】伊勢崎市内在住で次のいずれかに該当する方(在宅):

  • 身体障害者手帳をお持ちの方(等級問わず)
  • 療育手帳をお持ちの方(等級問わず)
  • 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(等級問わず)
  • ※くわまるタクシーの利用者も申請可能(ただし同一乗車での併用不可)

【助成内容】

  • 1枚500円の助成券を、4〜9月申請は40枚(20,000円分)10〜3月申請は20枚(10,000円分)交付
  • 1回の乗車で最大3枚まで(1,500円分)使用可
  • 運賃499円以下の乗車では使用不可
  • 市と契約しているタクシー会社で利用可能
  • ※この助成券を受けると自動車税(県税)の減免が受けられなくなります

【申請・問い合わせ】伊勢崎市役所 保健福祉部 障害福祉課 TEL:0270-27-2718

コミュニティバスあおぞら・介護保険との使い分け

  • コミュニティバスあおぞらとの組み合わせ:伊勢崎市が運行するコミュニティバス「あおぞら」は市内各地を結んでいます。近距離でバス路線が使える場合はあおぞらを優先し、バスが不便なエリア・時間帯にはくわまるタクシーを使う組み合わせが費用節約につながります
  • 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。群馬大学医学部附属病院(前橋市)などへの長距離通院では介護保険を優先し、担当ケアマネジャーにご相談ください
  • 群馬県内バスの障害者割引:群馬県内の路線バスは身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示すると運賃が割引されます(各バス会社により異なる)。東武バス・群馬バスなどの路線バスも近距離通院に活用してください

介護タクシー利用の流れ(伊勢崎市版)

  1. 制度の選択と登録 くわまるタクシー→交通政策課(☎0270-27-2734)に利用登録(マイナンバーカードまたは紙の利用券)。福祉タクシー助成券→障害福祉課(☎0270-27-2718)に申請(4〜9月申請で40枚・10〜3月申請で20枚)。自動車税減免を受けている方は事前に障害福祉課に相談。
  2. 事業者の選定 くわタク対応6社(伊勢崎タクシー・十王タクシー・尾島自動車2営業所・つばめタクシー・ジーエスビータクシー)から選択。車椅子・ストレッチャー対応が必要な場合は事前に確認してください。
  3. 病院の予約 群馬大学医学部附属病院(前橋市)への初診は紹介状と事前予約が必須。受診日確定後に棟・乗降口を確認してから介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態・必要介助を伝えます。「くわまるタクシーを使いたい(マイナンバーカード/紙利用券)」旨を事前に伝えておくとスムーズです。
  5. 当日の乗車 マイナンバーカード(またはくわタク紙利用券・助成券)・健康保険証・診察券・お薬手帳・現金(差額用)・紹介状(初診時)を準備します。乗車時に「くわタクを使いたい」と運転手に伝えてください。
  6. 通院・帰宅 くわタク利用時:運転手が端末にメーター料金を入力→自動で本人負担額が表示→現金で支払い。助成券利用時:乗車料金から助成券(最大3枚・1,500円分)を差し引いた残額を現金で支払います。

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