葵区の基本情報
静岡市葵区は全国の政令指定都市行政区の中で最大の面積(1,073.75km²)を誇ります。人口は約241,928人(令和8年2月現在)・119,521世帯です。面積の大部分(約98%)は南アルプス(赤石山脈)・安倍川流域の山岳・中山間地帯が占めており、市街地は葵区全体面積の約2%に過ぎません。高齢化率は市平均とほぼ同水準ですが、安倍奥・梅ヶ島などの中山間地域では高齢化率が40%を超える集落が多数あります。
区内には静岡市の行政機能(市役所・静岡県庁・静岡地方裁判所)が集積しており、JR静岡駅北口エリアが商業・業務の中心です。静岡県立総合病院(特定機能病院・876床)・静岡赤十字病院・静岡市立静岡病院など主要医療機関が葵区・駿河区に集積しています。駿河区との区境付近に主要病院が多いため、葵区北部・中山間地域からの通院距離が特に長くなります。
静岡市のタクシー運賃は2024年10月に改定され、静岡地区では初乗り730円(約1.1km)・加算269mごとに90円となっています。静岡市の重度心身障害者タクシー利用料金助成(月最大4枚・1回550円)は葵区役所福祉事務所障害者支援課(☎054-221-1099)で申請できます。
葵区の介護タクシー料金相場
基本的な料金体系(2024年10月改定後)
| 項目 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 初乗り運賃(静岡地区) | 730円(約1.1km) | 2024年10月改定後・現行運賃 |
| 加算運賃 | 90円(269mごと) | 静岡地区標準運賃 |
| 乗降介助 | 1,000円〜2,000円 | 車椅子・ストレッチャー含む |
| 院内介助 | 2,000円〜3,000円/時間 | 待機時間・診察同行含む |
| 深夜早朝割増 | 2割増 | 22時〜翌5時 |
💡 葵区特有の料金ポイント
静岡市のタクシー運賃は2024年10月に改定され初乗り730円(約1.1km)となっています。葵区中心部(静岡駅北口)から静岡県立総合病院まで約3〜5km・1,000〜1,500円程度です。安倍奥・梅ヶ島の中山間地からは30〜50km・7,000〜11,500円程度になる場合があります。
料金例①:自宅(葵区鷹匠2丁目)→ 静岡県立総合病院(駿河区池田)
距離:約4km
所要時間:約12分
料金内訳:
- 基本運賃:約1,100円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 合計:約2,600円
利用のポイント:静岡駅北口周辺から静岡県立総合病院へは国道1号バイパス・安倍街道経由が一般的です。重度心身障害者タクシー利用料金助成(550円/枚)を活用することで費用を削減できます。
料金例②:自宅(葵区安倍川・上流部)→ 静岡県立総合病院(駿河区)
距離:約30km
所要時間:約45〜60分
料金内訳:
- 基本運賃:約6,500円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 合計:約8,000円
利用のポイント:安倍川上流(安倍奥)から主要病院は往復で約16,000円程度かかります。重度心身障害者タクシー利用料金助成(月最大4枚・550円/枚)を計画的に活用してください。事業者が少ないため3〜5日前の早期予約が必須です。
料金例③:自宅(葵区梅ヶ島・温泉集落)→ 静岡赤十字病院(葵区追手町)
距離:約50km
所要時間:約75〜90分
料金内訳:
- 基本運賃:約11,500円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 合計:約13,000円
利用のポイント:梅ヶ島温泉集落から主要病院は往復で約2万6,000円以上になります。ケアマネジャー・葵区役所と費用計画を立てることが不可欠です。
葵区から主要病院へのアクセス
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静岡県立総合病院(駿河区池田79 ☎054-247-6111)
距離:葵区中心部から約3〜5km。安倍奥・梅ヶ島から約30〜50km
病院概要:特定機能病院・876床。静岡県内唯一の特定機能病院として高度専門医療を提供します。がん診療連携拠点病院・難病医療連携拠点病院・救命救急センター。内科・外科・脳神経・循環器・整形外科・産婦人科・小児科など多くの診療科を備えます。
介護タクシー利用のポイント:院内は広大なため院内介助(2,000〜3,000円/時間)の依頼をお勧めします。初診は他院からの紹介状が必要です。駿河区に立地しますが葵区から近距離でアクセスできます。
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静岡赤十字病院(葵区追手町8-2 ☎054-254-4311)
距離:葵区中心部(静岡駅から約1km・徒歩圏内)
病院概要:日本赤十字社・525床・救命救急センター。内科・外科・脳神経・循環器・整形外科・産婦人科・小児科・救急科など多くの診療科を備えます。静岡駅から最も近い中規模病院のひとつです。
介護タクシー利用のポイント:静岡駅から徒歩圏内の立地で葵区中心部からアクセスが良好です。救命救急センターとして24時間救急受入体制を整えています。
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静岡市立静岡病院(葵区追手町10-93 ☎054-253-3125)
距離:葵区中心部(静岡駅から約1km・静岡赤十字病院に隣接)
病院概要:市立病院・414床。内科・外科・循環器・整形外科・産婦人科・小児科など一般的な急性期診療を提供します。
介護タクシー利用のポイント:静岡赤十字病院と近接した立地です。日常的な急性期医療に対応しています。
葵区内のエリア別特徴
静岡駅北口・葵区中心部・両替町エリア
特徴:JR静岡駅北口・静岡市役所・静岡県庁・静岡地方裁判所が集中する行政・商業の中心地。静岡赤十字病院・静岡市立静岡病院が徒歩圏内に立地しています。
介護タクシー利用時の注意点:静岡駅前は渋滞・バス混雑が発生しやすいエリアです。市内路面電車(静岡鉄道)の乗降客も多く乗降場所の事前確認が重要です。
安倍川・藁科川流域エリア(中山間地域)
特徴:安倍川・藁科川沿いの中山間地域。茶畑・わさび田が広がる農村地帯です。わさびの産地として全国的に知られます。
介護タクシー利用時の注意点:安倍川上流・藁科川上流エリアでは介護タクシー事業者が非常に少ないです。3〜5日前の早期予約が必須です。急峻な山道は悪天候時に通行困難になる場合があります。
梅ヶ島・奥藁科・井川エリア(秘境・温泉集落)
特徴:梅ヶ島温泉・南アルプス・井川湖を擁する秘境エリア。主要病院まで50〜70kmを超える場合もあります。
介護タクシー利用時の注意点:秘境集落では介護タクシー事業者が極めて少なく1週間前以上の早期予約が必須です。南アルプスの急峻な山道は冬季積雪・台風時に通行困難になります。
葵区で介護タクシーを利用する際の注意点
⚠ 地域特有の注意点
- 全国最大の行政区面積・中山間地からの長距離通院:葵区の中山間地域(安倍奥・梅ヶ島・井川)から主要病院まで往復で2万円以上になる場合があります。ケアマネジャー・区役所と費用計画を立ててください。
- 静岡県立総合病院は紹介状必須・院内移動が長い:特定機能病院のため初診には紹介状が必要です。院内は広大なため院内介助(2,000〜3,000円/時間)の依頼をお勧めします。
- 中山間地では事業者が極めて少ない:安倍奥・梅ヶ島・井川の山間部では事業者が極めて少ないです。1週間前以上の早期予約と複数事業者への問い合わせが必須です。
- 2024年10月の運賃改定を確認:静岡市のタクシー運賃は2024年10月に改定されました(初乗り730円・約1.1km)。予約前に事業者の現行運賃を確認してください。
静岡市の重度心身障害者タクシー利用料金助成制度
🟢 静岡市重度心身障害者タクシー利用料金助成(葵区対象)
【助成内容】1回の乗車につき550円を助成。月最大4枚(年48枚)の助成券が交付されます
【使用方法】1回の乗車で1枚使用(乗車料金が550円未満の場合は使用不可)
【申請窓口】葵区役所福祉事務所障害者支援課(☎054-221-1099)
【注意事項】静岡市と協定を締結している事業者のみで使用可能。施設入所中の方は対象外です
介護タクシー利用の流れ
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重度心身障害者タクシー利用料金助成の申請
葵区役所福祉事務所障害者支援課(☎054-221-1099)で申請。月最大4枚(1枚550円)の助成券が交付されます。 -
事業者の早期リストアップ
中山間地域の方は1週間前以上には複数事業者に問い合わせを行ってください。 -
病院の予約・紹介状の取得
静岡県立総合病院は紹介状必須。受診予約確定後に介護タクシーを予約します。 -
介護タクシーの予約確定
中山間地域では詳細住所・集落名・目標物も伝えます。道路状況・天候の確認も重要です。 -
当日の準備
保険証・診察券・障害者手帳(1割引)・重度心身障害者タクシー利用料金助成券・紹介状(初診)を準備します。 -
乗車・移動・支払い
手帳を提示して1割引を受けます。助成券を提示(1回1枚・550円助成)。帰りは診察終了後に事業者へ連絡します。
葵区の医療・福祉環境
静岡市葵区は全国最大の行政区面積(1,073.75km²)を持ちながら、市街地面積は区全体の約2%と非常に限られています。中山間地域(安倍奥・梅ヶ島・井川)の高齢者にとって介護タクシーが唯一の移動手段であり、主要病院まで往復2万円以上になるケースも珍しくありません。
静岡市の重度心身障害者タクシー利用料金助成(月最大4枚・1枚550円)と介護保険の通院等乗降介助の組み合わせで通院費用を最小化できます。葵区役所福祉事務所障害者支援課(☎054-221-1099)にご相談ください。