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松山市の介護タクシー概況

約50万人
人口(2024年)
約30%
高齢化率(65歳以上)
429.4km²
市域面積(中島含む)
中核市
愛媛県の県都・四国最大の都市

松山市は愛媛県の県都で、四国最大の人口を誇る中核市です。道後温泉・松山城・坊っちゃんで有名な観光都市であり、伊予鉄道(路面電車・鉄道・バス)が市内交通の骨格を形成しています。市域は松山平野の中心部から、北条・中島(離島)まで広範囲にわたります。高齢化率は約30%で、合併した旧北条市エリアや離島・中島では高齢化が特に進んでいます。

市内には愛媛大学医学部附属病院(東温市・愛媛県唯一の特定機能病院)・松山赤十字病院・国立病院機構四国がんセンター・松山市民病院・愛媛県立中央病院など充実した医療機関が立地しています。伊予鉄道の路面電車(市内電車)は障害者手帳保持者の割引があり、短距離移動との組み合わせが有効です。愛媛県内のタクシーは障害者手帳提示で1割引(全国制度)が適用されます。

松山市特有の注意:愛媛大学医学部附属病院は東温市に立地

愛媛県唯一の特定機能病院・愛媛大学医学部附属病院は松山市ではなく隣接する東温市(トウオンシ)の志津川に立地しています。松山市街地から介護タクシーで約25〜40分・料金は3,000〜6,000円程度。初診は紹介状と予約が原則です。松山市内の病院では対応できない高次医療が必要な場合は早めにかかりつけ医で紹介状を準備してください。

松山市の介護タクシー料金相場

松山市のタクシー運賃は四国運輸局認可の距離制運賃が基準です。初乗りは概ね1.2kmまで680円前後、以降248mごとに90円程度加算(松山地区・事業者により異なる)。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
松山駅周辺 → 松山赤十字病院(市内)1,000〜1,800円1,800〜3,000円10〜18分
松山駅周辺 → 四国がんセンター(市内)1,200〜2,000円2,000〜3,200円12〜22分
松山駅周辺 → 松山市民病院(市内)800〜1,500円1,500〜2,500円8〜15分
松山駅周辺 → 愛媛大学医学部附属病院(東温市)3,000〜5,000円5,000〜8,000円25〜40分
道後・石手地区 → 松山赤十字病院800〜1,500円1,500〜2,500円8〜15分
北条地区 → 松山赤十字病院(市内)3,000〜5,000円5,000〜8,000円30〜50分
松山港 → 松山市民病院(中島島民・フェリー後)1,000〜1,800円1,800〜3,000円10〜18分
退院・転院時(ストレッチャー対応)基本料金+500〜2,000円各区間+5〜15分

介護保険「通院等乗降介助」活用計算例

  • 松山駅周辺 → 松山赤十字病院(往復約2,000〜3,600円):1割負担なら200〜360円
  • 北条地区 → 松山赤十字病院(往復約10,000〜16,000円):1割負担なら1,000〜1,600円
  • 愛媛大学医学部附属病院(往復約10,000〜16,000円):1割負担なら1,000〜1,600円
  • 介護保険適用にはケアプランへの組み込みが必要。担当ケアマネジャーへ事前相談が必須です

松山市の主要病院と介護タクシーアクセス

松山市エリア別の介護タクシー利用特徴

中心部・道後地区(市街地・温泉)

  • JR松山駅・道後温泉・大街道周辺
  • 市内5病院へ近距離アクセス可能
  • 伊予鉄路面電車(市内電車)が走る
  • 介護タクシー事業者が最集中するエリア
  • 道後温泉祭・坊っちゃん祭期間の渋滞注意

北条地区(旧北条市・西条山麓)

  • 旧北条市エリア・松山市北部の農村・住宅地
  • 市内主要病院まで30〜50分
  • 伊予鉄郡中線は北条まで到達しない
  • 高齢化が進む旧市街地・農村地帯
  • 介護保険の通院等乗降介助の活用が特に重要

中島地区(離島・忽那諸島)

  • 松山港からフェリーで35〜60分の離島群
  • 中島・野忽那・怒和島・津和地島など9島
  • 島内に介護タクシー事業者なし
  • フェリー後に松山市内の介護タクシーを利用
  • 定期通院は泊まりがけも含む計画が現実的

砥部・重信地区(南部・農山村)

  • 市南東部の農山村・砥部焼の産地
  • 市内病院まで20〜40分
  • 路線バスはあるが本数が少ない
  • 砥部町・東温市との境界エリア
  • 愛媛大学病院(東温市)への通院に便利な位置

松山市特有の注意事項

  • 愛媛大学医学部附属病院の初診は紹介状必須:特定機能病院のため紹介状と予約が原則。選定療養費を避けるためかかりつけ医からの紹介を経てください
  • 中島離島の対応事業者ゼロ:中島・野忽那など忽那諸島の島内には介護タクシー事業者がいません。島内移動には訪問介護等の車両活用が必要です。松山市地域包括支援センターへ早めに相談してください
  • 北条地区の長距離移動:旧北条市エリアから松山市内の主要病院まで片道30〜50分・高額。介護保険の通院等乗降介助を必ず活用してください
  • 観光シーズンの渋滞:道後温泉周辺はGW・夏季・紅葉シーズンに混雑。通院時間に余裕を持ってください

松山市で利用できるタクシー関連の助成制度

①松山市・愛媛県 障害者タクシー助成制度

【対象者】松山市在住で身体障害者手帳(1〜3級)・療育手帳(A・B1)・精神障害者保健福祉手帳(1〜2級)を持つ在宅の方。

【助成内容】タクシー乗車料金の一部を助成(枚数・金額は等級・年度により変動)。全国共通の障害者手帳1割引も別途適用。

【申請・問い合わせ】松山市役所 障がい福祉課 TEL:089-948-6345(平日8:30〜17:15)

②介護保険「通院等乗降介助」(要介護1〜5の方)

【対象者】要介護1〜5の認定を受けている松山市民

【助成内容】訪問介護員資格を持つドライバーが運行する介護タクシーの料金を1〜3割負担で利用可。ケアプランへの組み込みが必要。

【問い合わせ】担当ケアマネジャー、または松山市役所 高齢福祉課 TEL:089-948-6849

伊予鉄・バスとの使い分けポイント

  • 全国共通の障害者手帳1割引:乗車前に手帳を提示すると運賃が10%割引。介護タクシーでも多くの事業者が対応しています
  • 伊予鉄路面電車・バスとの組み合わせ:市内電車沿線の方は電停まで介護タクシー(短距離)+市内電車(障害者手帳割引適用)の組み合わせでコストを抑えられます
  • 中島離島の方:松山観光港フェリーターミナルまで島内の支援サービスで移動し、松山港到着後に介護タクシーを利用する方法を地域包括支援センターと事前に計画してください

介護タクシー利用の流れ(松山市版)

  1. 制度の確認・申請 要介護認定者→担当ケアマネジャーに「通院等乗降介助」のケアプランへの組み込みを依頼。障害者手帳保持者→松山市障がい福祉課(☎089-948-6345)でタクシー助成の申請内容を確認してください。
  2. 介護タクシー事業者の選定 北条地区・中島離島は対応事業者が限られるため、松山市社会福祉協議会(☎089-921-0030)や地域包括支援センターに事業者情報を問い合わせることが有効です。
  3. 病院の受診予約確認 愛媛大学医学部附属病院(☎089-964-5111)は紹介状と予約が原則。松山赤十字病院(☎089-924-1111)・松山市民病院(☎089-948-0710)・四国がんセンター(☎089-999-1111)も事前確認を推奨します。
  4. 介護タクシーの予約 乗降場所・目的地・利用者の状態・往復か片道かを伝えて前日までに予約。中島離島はフェリー時刻と合わせた計画で数日前に予約してください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・障害者手帳・介護保険証・タクシー助成券(該当者)・現金を準備してください。
  6. 通院・帰宅まで一貫サポート 病院内の移動補助も依頼可能。帰りが不確定な外来は「後呼び」の契約が便利。降車時に手帳・助成券を提示して精算します。

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