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門司区の基本情報

北九州市門司区は市の最東端に位置し、関門海峡を挟んで山口県下関市に接しています。人口約86,500人(令和7年4月推計)、面積73.97km²、高齢化率は約37.7%と北九州市7区の中で最も高く、政令指定都市の全区の中でも最高水準の高齢化率を記録しています。

明治・大正時代に九州の玄関口として栄えた「門司港レトロ」の歴史的建造物群が残る観光地としても知られますが、旧来の住宅地・商業地を中心に高齢化・人口減少が著しく進んでいます。JR鹿児島本線(門司駅・門司港駅)・JR筑豊本線・JR日豊本線が区内を通り小倉北区へのアクセスは比較的良好ですが、恒見・大積・白野江などの山間部・沿岸部では公共交通が限られており介護タクシーへの依存が極めて高い地域です。

北九州市の重度障害者タクシー利用券(月4枚・年48枚・初乗運賃相当額)は市民税非課税世帯のみが対象で、精神障害者手帳は1級のみ対象(2級は対象外)という条件があります。事業者によって初乗り運賃が610〜770円と異なるため予約前に必ず確認してください。

人口
約86,500人
面積
73.97km²
高齢化率(65歳以上)
37.7%(北九州市内最高・令和7年4月)
世帯数
約44,000世帯

門司区の介護タクシー料金相場

基本的な料金体系

項目料金目安備考
初乗り運賃(A)670円(約1,076m)太陽交通等・2025年7月改定後
初乗り運賃(B)770円(約1,600m)一部事業者の旧上限認可運賃
加算運賃80円(262〜280mごと)事業者により加算距離が異なる
乗降介助1,000円〜2,000円車椅子・ストレッチャー含む
院内介助2,000円〜3,000円/時間待機時間・診察同行含む
深夜早朝割増2割増22時〜翌5時

門司区特有の料金ポイント

北九州市内は事業者によって初乗り運賃が610〜770円と異なります。予約前に事業者の現行運賃を必ず確認してください。重度障害者タクシー利用券(月4枚・初乗運賃相当額)との組み合わせで費用を削減できます。

料金例①:自宅(門司区門司2丁目)→ 関門医療センター(門司区大里戸ノ上町)

距離:約8km

所要時間:約20分

料金内訳:

  • 基本運賃:約1,900円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約3,400円

利用のポイント:門司港周辺から関門医療センターへは山手方向への移動になります。急坂の多い旧市街地では大型車両の進入ルートを事前確認してください。重度障害者タクシー利用券(670〜770円)を使用すると実質負担を削減できます。

料金例②:自宅(門司区大里本町)→ 北九州市立医療センター(小倉北区)

距離:約10km

所要時間:約20〜30分

料金内訳:

  • 基本運賃:約2,200円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約3,700円

利用のポイント:大里地区から小倉北区の医療センターへは国道3号経由が一般的です。朝夕の渋滞時は時間に余裕を持って出発してください。

料金例③:自宅(門司区恒見町・山間部)→ 関門医療センター(門司区)

距離:約15km

所要時間:約30〜40分

料金内訳:

  • 基本運賃:約3,200円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約4,700円

利用のポイント:恒見・大積など山間部からは距離があります。事業者が少ないエリアのため5〜7日前の早期予約が必須です。往復で約9,500円になる場合があります。

門司区から主要病院へのアクセス

門司区内のエリア別特徴

門司港・旧市街エリア

特徴:明治・大正の洋館が立ち並ぶ門司港レトロ地区。観光客が多く渋滞が発生しやすいエリアです。旧来の商業地・住宅地を中心に高齢化が著しく進んでいます。

介護タクシー利用時の注意点:旧市街地は細道・一方通行が多く大型介護タクシーの進入が困難な場所があります。予約時に自宅前の道路幅・駐停車の可否を必ず伝えてください。観光シーズン(春・秋)は渋滞が激しくなります。

大里・柳・藤松エリア(区中心部)

特徴:JR大里駅・城山駅周辺の旧来の住宅地。門司区の中心的な生活エリアで関門医療センターへのアクセスが比較的良好です。

介護タクシー利用時の注意点:大里地区は国道3号の朝夕渋滞が発生しやすいエリアです。病院の受付時間に余裕を持ったスケジュールを組んでください。

恒見・大積・白野江エリア(山間部・沿岸部)

特徴:門司区北部・東部の山間地帯・漁村地帯。高齢化率が特に高く公共交通が限られており介護タクシーへの依存が極めて高い地域です。

介護タクシー利用時の注意点:この地区では介護タクシー事業者が少なく5〜7日前の早期予約が必須です。市外(下関市方面)の事業者も利用できる場合があります。山道は急カーブ・急坂が多いため大型車両の進入に限界がある場所があります。

門司区で介護タクシーを利用する際の注意点

地域特有の注意点

  • 山間部・沿岸部は介護タクシー事業者が少ない:恒見・大積・白野江などの山間部・沿岸部は事業者が非常に少ないです。5〜7日前に複数事業者に問い合わせを行ってください。下関市の事業者も視野に入れてください。
  • 事業者によって運賃が異なる:北九州市内は事業者によって初乗り運賃が610〜770円と異なります。予約前に必ず現行運賃を確認し重度障害者タクシー利用券の助成額も確認してください。
  • 重度障害者タクシー利用券の厳しい条件:市民税非課税世帯のみ対象・精神障害者手帳は1級のみ対象(2級は対象外)という条件があります。課税世帯は対象外です。
  • 門司港レトロ観光シーズンの渋滞:春(3〜5月)・秋(9〜11月)の観光シーズンは門司港周辺が大渋滞します。この時期の通院は時間に大幅な余裕を持ってください。

介護タクシー利用の流れ

  1. 重度障害者タクシー利用券の申請
    市民税非課税世帯の対象者は門司区役所「高齢者・障害者相談コーナー」(093-331-1881)で申請します。月4枚(3か月ごとに12枚支給・年48枚)の利用券が交付されます。
  2. 事業者選定・早期予約
    北九州市協定締結事業者一覧(市ホームページ)を参考に選定します。山間部の方は5〜7日前には複数事業者に問い合わせを。現行運賃を必ず確認します。
  3. 病院の予約
    関門医療センター・北九州市立医療センターへの受診予約を行います。初診は紹介状が推奨されます。受診予約確定後に介護タクシーを手配してください。
  4. 介護タクシーの予約確定
    乗降場所の詳細・車椅子の種類・介助内容・往復か片道かを伝え総費用の目安を確認します。旧市街・細道の状況も伝えてください。
  5. 当日の準備
    保険証・診察券・お薬手帳・障害者手帳(1割引に必要)・重度障害者タクシー利用券(使用予定枚数分)を準備します。
  6. 乗車・移動・支払い
    乗車前に手帳を提示して障害者1割引を受けます。利用券を乗務員に提示し確認。帰りは診察終了後に事業者へ連絡し迎車を手配します。

門司区の医療・福祉環境

門司区は北九州市7区の中で最も高齢化率が高く(37.7%)、要介護・要支援認定者の割合も市内でも高水準です。関門医療センター(国立病院機構・556床)が区内に立地しており急性期医療へのアクセスは確保されています。

北九州市の重度障害者タクシー利用券(月4枚・年48枚・初乗運賃相当額)は市民税非課税世帯限定ですが、精神障害者手帳1級(2級は対象外)という他市より厳しい条件があります。対象外の方は障害福祉サービスの移動支援事業・介護保険の通院等乗降介助・地域活動支援センターの送迎サービスなどを門司区役所の相談窓口(093-331-1881)または北九州市障害福祉企画課(093-582-2453)で確認してください。

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