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つくば市の介護タクシー概況

約25万人
人口(2025年)
約20%
高齢化率(65歳以上)
284km²
市域面積
2制度
障害者助成+高齢者助成(80歳以上)

つくば市は茨城県南部に位置し、筑波研究学園都市として国内外の研究機関・大学・企業が集積する日本最大の科学都市です。人口は約25万人(2025年)と近年も増加傾向にある全国屈指の成長都市であり、高齢化率は約20%と全国平均を下回っています。しかし、筑波地区・茎崎地区・大穂地区などの旧町村エリアは農村型の高齢化が進んでおり、介護タクシーへの依存度が高い地区です。

つくば市では「障害者タクシー運賃助成事業」(手帳所持者向け)に加え、2024年4月から「高齢者タクシー助成事業」を80歳以上・自家用車非利用者にまで拡大しました(500円券×24枚=12,000円相当)。また、乗り合いタクシー「つくタク」(平日9〜16:30運行)も地域内の移動手段として機能しています。事業者は「つくば介護タクシー」「つくばケアタクシー」「good care taxi」「つくば観光交通(介護部門)」「みのり介護タクシー」など多数が登録しており、筑波大学附属病院・土浦協同病院への定期通院需要に幅広く対応しています。

つくば市の介護タクシー料金相場

つくば市の介護タクシー料金は一般タクシー運賃(茨城県認可運賃)に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。つくば介護タクシーでは大型車の迎車料金780円(大型)または740円が別途かかりますが、利用チケット(1回3枚まで使用可)を組み合わせることで実費を抑えられます。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
つくばセンター周辺 → 筑波大学附属病院800〜1,500円1,500〜2,800円5〜15分
研究学園地区 → 筑波大学附属病院1,000〜2,000円1,800〜3,500円10〜20分
桜地区(つくば南部)→ 筑波大附属病院1,500〜2,800円2,500〜4,500円15〜25分
筑波地区(北部)→ 筑波大附属病院2,000〜3,500円3,500〜6,000円20〜35分
茎崎地区(南端)→ 筑波大附属病院3,000〜5,000円5,000〜8,000円30〜50分
つくば市内 → 土浦協同病院(土浦市)2,000〜4,500円3,500〜7,500円20〜40分

💡 つくば市の助成チケットは1回3枚まで使用可能

つくば介護タクシーなど市内の対応事業者では「つくば市発行の高齢者・障がい者のタクシーチケットが1度の利用につき3枚まで使用できます」(事業者サイト掲載情報)。高齢者タクシー助成(500円券×3枚=1,500円)を1回の移動で使えるため、近距離通院(筑波大附属病院まで片道1,500〜2,800円程度)の実質負担を大きく下げることが可能です。積極的に活用してください。

つくば市の主要病院と介護タクシーアクセス

📍 筑波大学附属病院の棟・入口確認が重要

筑波大学附属病院は東西南北に広大なキャンパスをもち、病院建物も複数棟に分かれています。外来棟(A棟〜E棟)・各診療科病棟・救急入口の位置がそれぞれ異なります。初めて利用する方は事前に病院の総合案内(☎029-853-3900)に電話して「何棟の何番入口」かを確認し、その情報を介護タクシー事業者に伝えてください。また外来受付時間(月〜金8:30〜)直後は正面玄関付近が混雑するため、午後受診を選ぶか早めに出発することをお勧めします。

つくば市エリア別の介護タクシー利用特徴

🏙 研究学園・つくばセンター地区(市中心部)

  • TX(つくばエクスプレス)つくば駅周辺の市中心部
  • 筑波大附属病院まで徒歩・バスも可能な距離
  • 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
  • 市役所・障害者地域支援室が近く申請も便利
  • TX利用で東京・秋葉原まで45分の好立地

🌾 谷田部・桜地区(南部住宅)

  • TX沿線の南部住宅・農村混在エリア
  • 筑波大附属病院まで20〜30分
  • つくば記念病院へのアクセスが比較的良好
  • つくタクの「桜地区」として運行あり
  • 事業者「みのり介護タクシー」が近い

🏔 筑波・大穂・豊里地区(北部・筑波山麓)

  • 筑波山を抱える北部の農村・山麓エリア
  • 市中心部・筑波大附属病院まで25〜40分
  • つくタクの「筑波地区」「大穂・豊里地区」が運行
  • 高齢化率が市内で最も高い地区
  • 農村型移動困難者が多く介護タクシー依存度が高い

🌊 茎崎地区(南端・利根川沿い)

  • 利根川沿岸の農村エリア(旧茎崎町)
  • 市内で最も南端・市中心部まで30〜50分
  • 柏市・取手市への越境移動も多い地区
  • つくタクの「茎崎地区」が運行
  • 介護タクシー事業者が少なく早期予約が必須

⚠ つくば市特有の注意事項

  • 自家用車社会のため公共交通が限られるエリアあり:つくば市はモータリゼーションが発達しており、筑波地区・大穂・豊里・茎崎地区はバス路線が少ない地区です。免許返納後の高齢者は移動手段が一気に失われる傾向があり、介護タクシーの事前確保が特に重要です
  • 筑波大附属病院は駐車場・乗降口が複雑:病院敷地が広大なため、乗降口の場所が分からず困るケースが多いです。初回利用前に病院総合案内に電話して確認し、その情報を事業者に共有してください
  • つくタクは病院への直接アクセスには不向き:乗り合いタクシー「つくタク」は地区内の移動(共通ポイントへの往来)が主用途であり、病院への直接乗り入れはできない場合があります。通院には介護タクシーを基本とし、つくタクは近距離の日常外出に活用するのが効率的です

つくば市の2つのタクシー助成制度

🟢 ①障害者タクシー運賃助成事業

【対象者】いずれかの手帳を持つつくば市在住者(施設入所者・自動車税減免受給者を除く):

  • 身体障害者手帳(等級要件あり・窓口にて確認)
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳

【申請方法】手帳を持参の上、障害福祉課・障害者地域支援室(☎029-883-1111)または各窓口センターで申請(窓口センター申請の場合は後日郵送)。郵送申請も可能(手帳全ページのコピーを添付)

【申請書入手先】障害福祉課・障害者地域支援室・各窓口センター、または市ホームページよりWordファイル/PDFダウンロード

申請・問い合わせ:つくば市福祉部 障害者地域支援室 〒305-8555 つくば市研究学園1-1-1 TEL:029-883-1111

🟢 ②高齢者タクシー助成事業(2024年4月〜拡大)

【対象者】以下の全てを満たす方:

  • 80歳以上のつくば市在住者
  • 自家用車を運転していない
  • (2024年4月の改定で同居家族の有無を問わず対象に拡大)

【助成内容】500円券を年間24枚交付(12,000円相当)。1回の利用で最大3枚(1,500円分)まで使用可

申請・問い合わせ:つくば市福祉部 高齢福祉課 TEL:029-883-1111(代表)

📋 2制度の使い分けと介護保険・つくタクとの組み合わせ

  • 1回3枚まで使用できる(②):高齢者タクシー助成500円券を1回3枚まで使えるため、片道1,500円分の助成が受けられます。つくばセンター周辺の近距離通院(1,500〜2,800円程度)なら実質無料〜低額になる場合があります
  • 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。助成券を近距離の軽い外出に、介護保険を定期通院にと使い分けるのが賢明です。担当ケアマネジャーに相談してください
  • つくタク(乗り合いタクシー)との使い分け:「つくタク」は地区内の移動(共通ポイント間、平日のみ)に適しています。障害者割引・高齢者割引も適用されます。通院以外の日常的な外出(買い物・デイサービス通所等)にはつくタクを活用し、介護タクシーは病院通院に使い分けると費用を最小化できます

介護タクシー利用の流れ(つくば市版)

  1. 助成制度の確認・申請 手帳をお持ちの方は障害者地域支援室(☎029-883-1111)へ、80歳以上で自家用車を運転していない方は高齢福祉課へ申請します。郵送での申請も可能です(手帳コピーを添付)。
  2. 事業者の選定 つくば介護タクシー(☎029-863-3939)・つくばケアタクシー・good care taxi・みのり介護タクシーなど市内事業者から、自宅エリアに対応した車両タイプを持つ事業者を選択。助成券(高齢者・障害者)が使えるか事前確認してください。
  3. 病院の予約 筑波大学附属病院への初診は紹介状と事前予約が必須です。かかりつけ医に紹介状を依頼し、受診日確定後に目的の棟番号を確認してから介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地(病院名・棟番号・乗降口)・利用者状態・必要介助・往復か片道かを伝えます。助成券を使用する旨と枚数も事前に伝えてください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳・助成券・紹介状(初診時)を準備します。筑波大附属病院は棟が多いため、出発前に棟番号を再確認してください。
  6. 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。助成券はタクシーを降りる際に乗務員へ渡し(1回最大3枚)、残額を現金でお支払いください。

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