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南区の基本情報

横浜市南区は、横浜市の南部中央に位置し、面積13.31km²と市内最小クラスの面積ながら人口約194,000人(2024年)が居住する人口密度の高い行政区です(人口密度は横浜市18区中2位)。1927年(昭和2年)10月1日に横浜市が最初に設置した5区のひとつとして誕生した歴史ある区です。横浜市立大学附属市民総合医療センター(高度救命救急センター・心臓血管センター・精神医療センター・総合周産期母子医療センター)と横浜市立みなと赤十字病院(救命救急センター・がん診療連携拠点病院・精神科救急)という2つの主要大型病院が区内または区境界近くに立地しており、横浜市全体の高度医療の中核的役割を担う区です。

約194,000人
人口(2024年)
13.31km²
面積(市内最小クラス)
市内2位
人口密度(面積が小さく人が密集)
約28%
高齢化率(65歳以上)

南区の地形は、中央部・北部が比較的平坦な市街地(大岡川・柏尾川流域)で、南部・東部が丘陵地帯(円海山につながる丘陵)となっています。京浜急行電鉄本線(黄金町駅・南太田駅・井土ヶ谷駅・弘明寺駅)と横浜市営地下鉄ブルーライン(阪東橋駅・弘明寺駅・蒔田駅・吉野町駅・阪東橋駅)が区内を縦断しており、公共交通のアクセスは比較的良好です。商業地は弘明寺観音門前の「弘明寺商店街」(横浜最古の商店街のひとつ)や大岡川沿いに形成されています。南区は高齢化率が市内平均より高く、外国籍住民の比率も市内で高い区のひとつです。人口密度が高い市街地では、道路が細く駐車スペースが限られている箇所も多く、介護タクシーの乗降場所確保に注意が必要な場合があります。

南区の介護タクシー料金相場

項目料金目安備考
初乗り運賃(距離制)500円(1.091kmまで)以降249mごとに100円加算
迎車料金500〜780円(一律)事業者により異なる
乗降介助1,000円〜2,000円車椅子・ストレッチャー対応含む
院内介助2,000円〜3,000円/時間待機時間・診察同行含む
階段・坂道介助500円〜1,000円/1階分相当南部・東部の丘陵住宅地で発生しやすい
深夜早朝割増2割増22時〜翌5時
障害者手帳割引運賃10%割引迎車料・予約料は対象外

料金例①:自宅(南区蒔田)→ 横浜市立大学附属市民総合医療センター(南区浦舟町)

距離:約3km|所要時間:約10〜20分|合計:約3,100〜3,400円(基本運賃約1,100円+迎車500〜780円+乗降介助1,500円)

利用のポイント:市大センター病院(正式名称:横浜市立大学附属市民総合医療センター)は地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」徒歩5分に立地。高度救命救急センター・心臓血管センター・精神医療センター・総合周産期母子医療センターを擁する横浜市最大規模の総合病院です。初診は科目によって紹介状・予約制が適用されます。院内が非常に広く院内介助の利用を強くお勧めします。

料金例②:自宅(南区南太田・丘陵住宅地)→ 横浜市立みなと赤十字病院(中区新山下)

距離:約5km|所要時間:約15〜25分|合計:約3,600〜4,100円(基本運賃約1,600円+迎車500〜780円+乗降介助1,500円)

利用のポイント:横浜市立みなと赤十字病院は救命救急センター・がん診療連携拠点病院・緩和ケア病棟・精神科救急・ドクターヘリ基地を擁する横浜市の政策医療担当病院です。がん治療定期通院・精神科専門外来・緩和ケアへの通院で多く利用されます。

料金例③:自宅(南区弘明寺)→ 市大センター病院(院内介助込み・往復)

距離:往復約6km|院内介助1時間含む所要時間:約2〜2.5時間

合計:約8,500〜9,200円(往復基本運賃約1,800円+往復迎車約1,000〜1,560円+往復乗降介助3,000円+院内介助2,500円)

利用のポイント:市大センター病院は院内が非常に広く、受付から各診療科・心臓血管センター・精神医療センター等まで院内介助の利用が有効です。横浜市福祉タクシー利用券(最大7枚・3,500円)を活用して自己負担を軽減してください。

南区から主要病院へのアクセス

南区内のエリア別特徴

阪東橋・浦舟町エリア(市大センター病院周辺)

特徴:市大センター病院(高度救命救急センター)が立地するエリア。市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」徒歩5分の好立地。大岡川沿いの比較的平坦な市街地です。多くの診療科と入院設備を持つ横浜市最大規模の病院が身近な距離にあることから、区内でも医療アクセスが最良のエリアです。

介護タクシー利用時の注意点:市街地のため道路が細い箇所があります。病院への正面アクセス路は整備されていますが、周辺の生活道路は幅が限られる場合があります。病院の乗降スペースを事前確認し、スムーズな乗降を確保してください。

医療機関へのアクセス:市大センター病院まで介護タクシーで約5〜15分(区内最短)。

弘明寺・蒔田エリア(商業・住宅混在地)

特徴:弘明寺観音(横浜最古の観音様)の門前町として発展した弘明寺商店街が有名。京急「弘明寺駅」と市営地下鉄ブルーライン「弘明寺駅」が近接し、交通の便が良好です。蒔田公園周辺も賑わいのある住宅・商業混在エリアです。

介護タクシー利用時の注意点:弘明寺商店街周辺は週末・休日に参拝客・買い物客が集中します。この時期の通院は平日設定が推奨されます。商店街の路地は細いため、乗降場所は商店街外の広い道路で確認してください。

医療機関へのアクセス:市大センター病院(浦舟町)まで介護タクシーで約10〜20分。

南太田・井土ケ谷・丘陵エリア

特徴:南区南部・東部の丘陵住宅地エリアです。京急「南太田駅」「井土ヶ谷駅」周辺の駅近は比較的平坦ですが、周辺の丘陵住宅地は急坂・階段が多く存在します。長年居住する高齢世帯が多い旧来からの住宅地です。

介護タクシー利用時の注意点:丘陵住宅地の急坂エリアでは坂道介助(500〜1,000円)が発生します。自宅前が急坂の場合は最も近い平坦な乗降スポットを事業者と事前確認してください。道路が細い旧来住宅地では大型の福祉車両が通行困難な箇所もあります。

医療機関へのアクセス:市大センター病院(浦舟町)まで介護タクシーで約10〜20分。横浜市立みなと赤十字病院(中区)まで約15〜25分。

別所・清水ケ丘・六ツ川エリア

特徴:南区西部・南部の住宅地エリアです。保土ケ谷区・港南区に隣接し、区境界近くの住宅地です。六ツ川は大岡川支流の六ツ川沿いの住宅地で、清水ケ丘・別所は丘陵地の一戸建て住宅が多いエリアです。外国籍住民が一定数居住するエリアもあります。

介護タクシー利用時の注意点:市大センター病院やみなと赤十字病院までの距離が区内で最も長くなるエリアです(5〜8km程度)。事前に料金見積もりを依頼し、帰りの送迎時刻も含めた総費用を確認してください。外国籍の家族が介護タクシーを利用する場合、多言語対応が可能な事業者を選ぶと安心です。

医療機関へのアクセス:市大センター病院(浦舟町)まで介護タクシーで約15〜25分。横浜市立市民病院(神奈川区・脳神経外科)まで約15〜25分。

南区で介護タクシーを利用する際の注意点

⚠️ 南区特有の重要な注意点

  • 市大センター病院と附属病院(金沢区)の混同に注意:横浜市立大学には「附属市民総合医療センター(南区浦舟町)」と「附属病院(金沢区福浦)」の2病院があります。受診先を事業者に正確に伝えないと全く別の場所に向かうことになります。「市大センター病院・南区浦舟町」または「市大附属病院・金沢区福浦」と明確に伝えてください
  • 人口密度が高く道路が細い市街地:南区は市内2位の人口密度を持ち、生活道路が細い箇所も多くあります。大型の福祉車両が通行・停車しにくい路地もあるため、乗降場所を事前に事業者と確認してください
  • 弘明寺商店街の週末混雑:弘明寺観音の参拝客・買い物客が集中する週末・休日は弘明寺商店街周辺の道路が混雑します。弘明寺エリアからの通院は平日が推奨されます
  • 南部・東部丘陵住宅地の急坂:南太田・井土ケ谷・清水ケ丘周辺の丘陵住宅地は急坂が多く、自宅前が急坂の場合は平坦な代替乗降スポットを事前確認してください
  • 市大センター病院の院内介助を活用:市大センター病院は高度救命救急センター・心臓血管センター・精神医療センターなど複数のセンターが複数棟にわたって立地しており、院内が非常に広いです。院内介助を依頼することで受付から目的のセンター・診療科まで安全に移動できます

介護タクシー利用の流れ

  1. 予約:病院名(市大センター病院か附属病院かを明確に)・科名・受付時刻・住居の詳細(坂道・狭路の状況)・必要な介助内容を伝えます。
  2. 見積もり確認:院内介助が必要な場合は追加料金を確認。横浜市福祉タクシー利用券の残数も確認します。
  3. 当日準備:保険証・お薬手帳・診察券・横浜市福祉タクシー利用券・障害者手帳を確認します。
  4. 乗車・移動:丘陵エリアでは坂道介助・乗車介助を受けます。細い市街地では事前合意の乗降スポットに向かいます。
  5. 到着・院内介助:市大センター病院は院内が広いため院内介助を強くお勧めします。帰りの迎え時刻を事前に伝えてください。
  6. 支払い:横浜市福祉タクシー利用券・障害者手帳割引を活用。領収書を保管してください(医療費控除対象)。

介護タクシー利用の流れ

  1. 予約(前日〜2日前の予約がおすすめ)
    電話またはウェブで事業者に連絡。病院名(市大センター病院・南区浦舟町か、みなと赤十字病院・中区新山下かを明確に)・科名・受付時刻・住居の詳細(何階か・エレベーターの有無・丘陵住宅地の場合は坂道状況・代替乗降スポット)・必要な介助内容(院内介助の要否・車椅子の種類)を具体的に伝えます。
  2. 事前確認・見積もり
    予約確認の際に料金の概算見積もりを受け取ります。院内介助が必要な場合は追加料金を確認。市大センター病院は院内が非常に広いため院内介助の費用を事前見積もりに含めておくことを推奨します。横浜市福祉タクシー利用券の残数も確認します。
  3. 当日の準備
    予約時刻の5〜10分前には準備を完了。保険証、お薬手帳、診察券、横浜市福祉タクシー利用券、障害者手帳を確認。丘陵住宅地の場合は玄関前をドライバーが作業しやすいよう整理しておきましょう。
  4. 乗車・移動
    ドライバーが到着したら、坂道介助・車椅子の固定・乗車介助を受けます。丘陵エリアで坂道途中が停車困難な場合は事前合意の平坦な乗降スポットへ移動します。弘明寺商店街周辺の混雑を避けるルートを選択してもらいます。
  5. 目的地到着・介助
    病院・施設に到着後、降車介助を受けます。市大センター病院は院内が非常に広く複数のセンターが複数棟にわたるため、受付から目的のセンター・診療科まで院内介助を依頼することを強くお勧めします。帰りの迎えの時刻を事前に事業者に伝えておきましょう。
  6. 支払い
    現金、クレジットカード(事業者による)、横浜市福祉タクシー利用券などで支払います。領収書を必ず受け取りましょう。確定申告(医療費控除)の際に通院交通費として申告できる場合があります。障害者手帳による10%割引と福祉タクシー利用券の併用も可能です。

南区の医療・福祉環境

南区は横浜市立大学附属市民総合医療センター(市大センター病院・高度救命救急センター・655床)という横浜市最大規模の大学病院を区内に擁し、日常的な医療から最高度の専門医療まで区内で対応できる横浜市18区の中でも特に医療環境が充実した区です。市大センター病院は心臓血管センター・精神医療センター・総合周産期母子医療センター・造血幹細胞移植・腎臓病センター・緩和ケアといった高度専門医療を提供しており、横浜市内外から多数の患者が通院しています。また横浜市立みなと赤十字病院(中区・区境界近く)も南区からアクセスしやすく、がん治療・精神科救急・緩和ケアの専門治療が可能です。高齢化率は約28%と市平均を上回っており、外国籍住民の比率も高いため、多様なニーズに対応した介護タクシーサービスが求められています。横浜市福祉タクシー利用券(年間84枚・1枚500円)の申請・交付は南区福祉保健センター(南区浦舟町2-33)で行えます。

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