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金沢区の基本情報

横浜市金沢区は、横浜市の最南端に位置し、面積31.07km²(市内3位)に人口約204,000人(2024年)が居住する行政区です。1948年(昭和23年)に磯子区から分区して誕生しました。高齢化率は約29%(65歳以上・2024年)と横浜市平均をやや上回っています。東京湾に面した海岸線(金沢海岸・八景島・海の公園・幸浦地区等)と丘陵地(六浦・朝比奈・釜利谷・能見台等)が共存する豊かな自然環境が特徴で、関東でも有数の景勝地として知られてきた「金沢八景(浜七里)」の地名も区内に残ります。横浜市立大学の医学部・看護学部・理学部が立地し、同大学の附属病院(市大附属病院本院)が区内の福浦地区に設置されていることが金沢区の医療環境の大きな特徴です。

約204,000人
人口(2024年)
31.07km²
面積(市内3位)
約29%
高齢化率(65歳以上・市平均超え)
大学病院立地
横浜市立大学附属病院(福浦地区)が区内に

区内の主な交通インフラは、京浜急行電鉄本線(能見台駅・金沢文庫駅・金沢八景駅・追浜駅)、横浜シーサイドライン(新杉田駅〜金沢八景駅:産業振興センター・福浦・市大医学部・八景島・海の公園南口・海の公園柴口・野島公園・金沢八景)が利用可能です。金沢八景駅は京急本線と横浜シーサイドラインが交差するターミナルで、区の交通の中心です。横浜シーサイドライン「市大医学部駅」は横浜市立大学附属病院(市大附属病院本院)・福浦キャンパスの最寄り駅で、病院への鉄道アクセスが確保されています。ただし車椅子・ストレッチャーの方には介護タクシーによるドア・ツー・ドアが最適です。

区内の住宅地は能見台・釜利谷・六浦・朝比奈などの丘陵地帯に多く分布しており、特に能見台地区(1970〜80年代開発・能見台団地)は大規模な丘陵住宅地として知られています。区南端は横須賀市・逗子市・鎌倉市に隣接しており、区最南部の住民は横須賀市・逗子市の医療機関を利用するケースもあります。区内の主な幹線道路は横浜横須賀道路(有料・並木IC等)・国道16号(横須賀街道)・国道357号(東京湾岸道路)で、これらを活用した広域移動が可能です。

金沢区の介護タクシー料金相場

項目料金目安備考
初乗り運賃(距離制)500円(1.091kmまで)以降249mごとに100円加算
迎車料金500〜780円(一律)事業者により異なる
乗降介助1,000円〜2,000円車椅子・ストレッチャー対応含む
院内介助2,000円〜3,000円/時間待機時間・診察同行含む
階段・坂道介助500円〜1,000円/1階分相当能見台・釜利谷・六浦の丘陵住宅地で発生
深夜早朝割増2割増22時〜翌5時
障害者手帳割引運賃10%割引迎車料・予約料は対象外

料金例①:自宅(金沢区金沢文庫)→ 横浜市立大学附属病院(金沢区福浦)

距離:約4km|所要時間:約15〜25分

料金内訳:基本運賃約1,300円+迎車500〜780円+乗降介助1,500円

合計:約3,300〜3,600円

利用のポイント:横浜市立大学附属病院(市大附属病院本院)は金沢区福浦に立地し、横浜シーサイドライン「市大医学部駅」が最寄りです。先進医療・希少疾患・遺伝カウンセリング・腫瘍内科・神経難病・移植外科など専門性の高い診療を提供します。金沢文庫から比較的近く、区内でのアクセスが良好です。初診は科目によって紹介状・予約が必要です。

料金例②:自宅(金沢区能見台・丘陵住宅地)→ 横浜市立大学附属病院(金沢区福浦)

距離:約6km|所要時間:約20〜35分

料金内訳:基本運賃約1,900円+迎車500〜780円+乗降介助1,500円+坂道介助500〜1,000円

合計:約4,400〜5,200円

利用のポイント:能見台は1970〜80年代に開発された大規模丘陵住宅地で、急坂が多く存在します。大型の福祉車両が停車しにくい箇所もあるため、乗降場所を事前に事業者と確認してください。

料金例③:自宅(金沢区釜利谷)→ 横浜市立大学附属病院(院内介助込み・往復)

距離:往復約12km|往復所要時間(院内介助1時間含む):約3〜3.5時間

合計:約10,500〜12,000円(往復基本運賃約3,200円+往復迎車約1,000〜1,560円+往復乗降介助3,000円+院内介助2,500円+坂道介助1,000円)

利用のポイント:釜利谷は金沢区南部の丘陵住宅地です。市大附属病院は院内が広く各診療科まで距離があるため、院内介助の利用を強くお勧めします。横浜市福祉タクシー利用券(最大7枚・3,500円)を最大限活用しましょう。

金沢区から主要病院へのアクセス

金沢区内のエリア別特徴

金沢文庫・並木エリア(区の商業・住宅中心部)

特徴:京急本線「金沢文庫駅」周辺と並木地区は区の商業・住宅の中心エリアです。金沢文庫駅は京急の特急・急行が停車する主要駅で、商業施設・医療クリニック・区内行政施設(金沢区役所は六浦)への交通の拠点となっています。並木地区は1970〜80年代に整備された計画的住宅地で比較的平坦な街区が形成されており、国道357号・横浜横須賀道路(並木IC)へのアクセスも良好です。横浜市立大学附属病院(福浦)への最短ルートのひとつです。

介護タクシー利用時の注意点:並木地区は比較的平坦で整備されており、大型の福祉車両でのアクセスはしやすいです。金沢文庫駅周辺は朝夕の通勤時間帯に混雑しますが、比較的渋滞は少ないエリアです。市大附属病院(福浦)まで区内でも最短クラスのアクセスが可能です。

医療機関へのアクセス:横浜市立大学附属病院(福浦)まで介護タクシーで約10〜20分。横浜掖済会病院(磯子)まで約15〜25分。

金沢八景・六浦・福浦エリア(交通ターミナル・大学病院地区)

特徴:京急本線と横浜シーサイドラインが交差する「金沢八景駅」周辺と、横浜市立大学附属病院・医学部・看護学部・理学部が立地する「福浦地区」、歴史ある港町「六浦」を含む区の中核エリアです。金沢区役所(六浦南)もこのエリアに位置します。横浜シーサイドライン「市大医学部駅」が市大附属病院に直結しており、病院へのアクセス拠点となっています。金沢漁港・金沢水族館(閉館)跡地周辺など海に近い地区でもあります。

介護タクシー利用時の注意点:金沢八景駅周辺は京急・シーサイドライン乗換客・横須賀方面への通過交通が集中しますが、区内では比較的整備された交通環境です。市大附属病院(福浦)まで最も近い立地のひとつです。六浦の旧来住宅地では細街路が残る場合があります。

医療機関へのアクセス:横浜市立大学附属病院(福浦)まで介護タクシーで約5〜15分(区内最短)。金沢八景周辺からは区内最短。

能見台・乙舳エリア(大規模丘陵住宅地)

特徴:京急本線「能見台駅」を中心とした1970〜80年代開発の大規模丘陵住宅地エリアです。能見台団地(UR・分譲・戸建て混在)は金沢区最大規模の住宅地で、入居開始から40〜50年が経過して住民の高齢化が進んでいます。丘陵地帯に造成されており、急坂・階段が多く存在します。乙舳(おっとも)地区も能見台に隣接する丘陵住宅地です。

介護タクシー利用時の注意点:能見台団地は丘陵地帯に造成されており急坂・古いエレベーターが残る棟があります。予約時に棟番号・エレベーターの有無・自宅前の坂道状況を必ず伝え、代替乗降スポットを事前確認してください。能見台から市大附属病院(福浦)への介護タクシーは区内でも最もよく利用されるルートのひとつです。

医療機関へのアクセス:横浜市立大学附属病院(福浦)まで介護タクシーで約15〜25分。横浜掖済会病院(磯子)まで約20〜30分。

釜利谷・朝比奈・柴・海の公園エリア(南部・海岸・農業地区)

特徴:金沢区南部から海岸にかけての多彩なエリアです。釜利谷・朝比奈は丘陵地の住宅・農業地区で、自衛隊朝比奈駐屯地(横須賀市境界)周辺は自然が豊かです。「八景島シーパラダイス」(海の公園内の大型水族館・遊園地)「海の公園(横浜市初の海水浴場)」「野島公園」は金沢区を代表する観光スポットです。柴漁港は横浜市内で唯一の漁港です。このエリアは横須賀市・逗子市に隣接しており、区最南端の住民は横須賀方面の病院を利用するケースもあります。

介護タクシー利用時の注意点:釜利谷・朝比奈の丘陵住宅地では急坂・農道・狭路が残る場合があります。乗降場所の事前確認が重要です。八景島シーパラダイスの開園日(特に春〜秋の週末・GW・夏休み)は海の公園周辺道路・シーサイドライン沿線が非常に混雑します。この時期の通院は出発を早めるか平日への変更を推奨します。区南端から横須賀市の病院を選択する場合は横浜市福祉タクシー利用券の使用条件を事前確認してください。

医療機関へのアクセス:横浜市立大学附属病院(福浦)まで介護タクシーで約20〜35分(区内最長クラス)。横須賀市内の病院まで約15〜25分(区南端から)。

金沢区で介護タクシーを利用する際の注意点

⚠️ 金沢区特有の重要な注意点

  • 市大附属病院と市大センター病院の混同厳禁:横浜市立大学には「附属病院(金沢区福浦・市大医学部駅直結・本院)」と「附属市民総合医療センター(南区浦舟町・市大センター病院)」の2病院があります。受診先が「市大附属病院」(金沢区)か「市大センター病院」(南区)かを必ず確認し、事業者に正確な病院名と住所を伝えてください。間違えると全く別の場所に向かうことになります
  • 能見台・釜利谷の丘陵住宅地の急坂・エレベーター問題:能見台団地をはじめとする金沢区の丘陵住宅地では急坂・古いエレベーターが残る棟があります。予約時に棟番号・エレベーターの有無・自宅前の坂道状況を必ず伝え、代替乗降スポットを事前確認してください
  • 八景島シーパラダイス・海の公園の観光シーズン混雑:八景島シーパラダイス(年間入場者数300万人超)・海の公園の開園日(特に春〜秋の週末・GW・夏休み・海水浴シーズン7〜8月)はシーサイドライン沿線・海の公園周辺道路が非常に混雑します。この時期の通院は出発を1時間以上早めるか平日への変更を強く推奨します
  • 区南端から横須賀市・逗子市の病院も選択肢:釜利谷・朝比奈・柴など区南端の住民は横須賀市・逗子市の医療機関が金沢区の主要病院より近い場合があります。横浜市福祉タクシー利用券は市外の医療機関への通院でも使用できますが、事前に使用条件を金沢区福祉保健センターに確認してください
  • 横浜横須賀道路(有料)の活用で時間短縮:南区・港南区方面(市大センター病院・済生会横浜市南部病院等)への移動では横浜横須賀道路(有料・並木IC等)を活用すると渋滞を回避して時間短縮できる場合があります。有料道路利用の可否・料金を事前に事業者と確認してください

1. 予約時に必ず伝えるべき情報

2. スムーズな利用のコツ

介護タクシー利用の流れ

  1. 1 予約(前日〜2日前):病院名(市大附属病院か市大センター病院かを明確に)・科名・受付時刻・住居の詳細(棟番号・エレベーターの有無・坂道状況)・必要な介助内容を伝えます。観光シーズン(八景島・海の公園の繁忙期)に海の公園周辺を通過する場合は迂回ルートも相談します。
  2. 2 事前確認・見積もり:料金の概算見積もり(坂道介助・院内介助含む総額)を確認します。有料道路利用の可否も確認します。横浜市福祉タクシー利用券の残数も確認しておきます。
  3. 3 当日準備:保険証・お薬手帳・診察券・紹介状(市大附属病院初診時等)・横浜市福祉タクシー利用券・障害者手帳を確認。観光繁忙期は通常より1時間以上早めに準備を完了します。
  4. 4 乗車・移動:坂道介助・乗車介助・車椅子固定を受けます。丘陵住宅地の急坂停車困難箇所では事前合意の平坦な乗降スポットへ移動します。観光シーズンの混雑ルートは迂回路を選択してもらいます。
  5. 5 到着・院内介助:市大附属病院は院内が広いため院内介助を強くお勧めします。各診療科・外来窓口まで安全に移動できます。帰りの迎え時刻を事前に事業者に伝えておきましょう。
  6. 6 支払い:横浜市福祉タクシー利用券・障害者手帳割引を活用し、領収書を保管します(確定申告・医療費控除の対象)。

金沢区の医療・福祉環境

金沢区は横浜市立大学附属病院(市大附属病院本院・福浦地区)という大学病院本院を擁し、先進医療・臨床研究・希少疾患の専門治療が受けられる横浜市南東部の医療拠点として機能しています。日常的な外来通院には、金沢文庫駅・金沢八景駅・能見台駅周辺にクリニックが分布しており、かかりつけ医へのアクセスは概ね良好です。区内の主要な二次救急病院としては金沢区立病院・横浜金沢病院などが機能しています。能見台など大規模丘陵住宅地の高齢化が今後も進むことが見込まれており、介護タクシーを含む移動支援サービスの需要は増大が予想されます。横浜市福祉タクシー利用券(年間84枚・1枚500円)の申請・交付は金沢区福祉保健センター(金沢区泥亀2-9-1)で行えます。八景島シーパラダイス・海の公園・金沢文庫(国宝収蔵の歴史的文庫)・琵琶島神社(旧金沢八景の景観)など観光資源も豊富で、高齢者の外出支援目的での介護タクシー利用(家族同伴の観光等)もあります。

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