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八代市の介護タクシー概況

約11万人
人口(2025年)
約36%
高齢化率(65歳以上)
680km²
市域面積(南北に細長い)
3層構造
外出支援・乗合タクシー・障がい者助成

八代市は熊本県南部・有明海沿岸に位置する熊本県第2の都市で、人口約11万人・面積680km²(南北に細長い市域)の農業・工業都市です。世界生産量の約95%を占める「い草」の産地として有名で、球磨川(日本三大急流)の河口に発展した港湾都市でもあります。2020年7月の球磨川豪雨で大きな被害を受けましたが、現在は復旧・復興が進んでいます。高齢化率は約36%で、市南部の泉町(旧泉村・秘境の山岳地帯)や坂本地区では40%を超えています。

八代市の移動支援は3層構造です。①高齢者外出支援事業:山間部(別表の指定地域・最寄りのバス停留所・乗合タクシー停留所・駅から2km以上)に居住する65歳以上の方(身体障害者手帳第1種・療育手帳A1・A2・精神障害者保健福祉手帳1級の場合も対象)を対象に、500円券×年24枚を交付。②市営乗合タクシー:市内各地区を走る8人乗り乗合タクシー(月額・年間定期券制度あり)で、身体障害者手帳第1種・療育手帳保持者は割引運賃が適用。③障がい者タクシー助成:障がい者支援課にて詳細を確認してください。

🔴 八代市の特徴:「山間部高齢者向け外出支援」+「広大な市域を支える市営乗合タクシー」の組み合わせ

八代市は面積680km²という広大な市域を持ち、泉町(旧泉村・秘境)・坂本地区(旧坂本村・球磨川沿い)など市南部の山間農村では公共交通機関がほとんどない地区があります。このため山間部の高齢者向けに「バス停2km以上の方は500円券年24枚」という専用の外出支援事業が設けられています。さらに市が運営する乗合タクシー(8人乗り・路線バスの代替)が市内各農村エリアを運行しており、身体障害者手帳・療育手帳の保持者は割引運賃で利用できます。介護タクシーと乗合タクシーを組み合わせた移動が費用節約の鍵です。

八代市の介護タクシー料金相場

八代市のタクシー運賃体系(熊本県南部地区):初乗り1.25kmまで680円、以降257mごと100円加算。障害者手帳・療育手帳提示で1割引(事業者確認要)。

区間(片道)メーター料金目安福祉車両目安所要時間目安
八代駅周辺 → 八代市立病院(市内)680〜1,500円1,200〜3,000円5〜14分
八代駅周辺 → 熊本労災病院(市内)680〜1,400円1,200〜2,800円5〜13分
八代駅周辺 → 熊本大学病院(熊本市)5,000〜8,500円8,500〜14,000円50〜75分
日奈久地区(南部)→ 市内主要病院1,200〜2,500円2,200〜4,500円12〜25分
坂本地区(南西部・山間)→ 市内主要病院3,500〜7,000円6,000〜12,000円35〜70分
泉地区(南部・秘境山岳)→ 市内主要病院8,000〜15,000円12,000〜22,000円70〜110分

💡 高齢者外出支援券(500円×年24枚)の活用計算例

  • 八代市立病院への通院(片道1,200円):1割引で1,080円→利用券1枚(500円)使用→自己負担580円
  • 月2回通院する場合(月4枚活用):月に往路2枚を使用→月1,000円分の助成→年間12,000円分の節約
  • 坂本地区(片道5,000円)からの通院:利用券1枚(500円)使用→自己負担4,500円(助成額が相対的に小さい)。介護保険の通院等乗降介助との組み合わせを検討してください
  • 市営乗合タクシーを使える区間:乗合タクシー(身体障害者手帳第1種・療育手帳の方は割引)→介護タクシーに乗り換えという組み合わせでコストを抑えることができます
  • 泉地区(秘境・片道8,000〜15,000円):年24枚(12,000円分)では通院費の一部にしかなりません。在宅福祉サービス・介護保険の通院等乗降介助・福祉有償運送を優先的に活用してください

八代市の主要病院と介護タクシーアクセス

八代市エリア別の介護タクシー利用特徴

🚉 八代地区(市中心部・八代駅周辺)

  • JR鹿児島本線・肥薩線・八代駅周辺の中心市街地
  • 市役所障がい者支援課・高齢者福祉課が近い
  • 八代市立病院・熊本労災病院まで5〜14分
  • 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
  • 八代城跡・やつしろ全国花火競技大会が有名

♨ 日奈久地区(南部・温泉街)

  • JR鹿児島本線・日奈久温泉駅周辺の温泉観光地
  • 市内主要病院まで12〜25分
  • 九州最古の温泉地・日奈久温泉が有名
  • 乗合タクシーで八代駅方面へのアクセスも可能
  • 高齢者の観光客も多い温泉・漁業エリア

🌊 坂本地区(南西部・球磨川沿い・旧坂本村)

  • 2020年球磨川豪雨で被害を受けた復興中のエリア
  • 市内病院まで35〜70分の長距離
  • JR肥薩線(2024年全線復旧予定)沿線
  • 高齢化率40%超の山間農村地帯
  • 高齢者外出支援事業(500円券年24枚)の活用が重要

🏔 泉地区(南部・秘境山岳・旧泉村)

  • 熊本県最高峰・国見岳を擁する秘境山岳エリア
  • 市内病院まで70〜110分の超長距離
  • 高齢化率45%超・医療資源が極めて限られる
  • 介護タクシー料金が非常に高額(片道8,000〜15,000円)
  • 在宅医療・往診・介護保険訪問サービスの活用が必須

⚠ 八代市特有の注意事項

  • 高齢者外出支援は「山間部・バス停2km以上」が条件:500円券年24枚の高齢者外出支援事業は、市が指定する山間部地域(別表)のうち「最寄りのバス停留所・乗合タクシー停留所・駅から2km以上離れた区域」に居住する65歳以上の方のみが対象です。八代駅周辺・市中心部の方は対象外です。詳細は高齢者福祉課(☎0965-33-4111代表)にご確認ください
  • 坂本・泉地区は球磨川豪雨の影響が残る:2020年7月の球磨川豪雨で坂本地区を中心に甚大な被害が発生しました。一部の道路・橋梁は復旧が続いており、タクシー経路・所要時間が変わっている場合があります。坂本・泉方面への移送を依頼する際は事業者に最新の通行状況を確認してください
  • 市営乗合タクシーの対象路線を事前確認:市が運営する乗合タクシーは特定の路線・停留所のみが対象です。障害者割引の適用条件(身体障害者手帳第1種・療育手帳など)についても、利用前に市公共交通担当課(地域振興課・☎0965-33-4111代表)に確認してください
  • 泉地区からの通院は在宅医療との組み合わせを:泉地区(旧泉村・秘境)は市内病院まで片道70〜110分・介護タクシーで8,000〜15,000円かかります。在宅医療(訪問診療・往診)・介護保険の訪問看護・福祉有償運送を優先的に活用し、どうしても通院が必要な場合のみ介護タクシーを使うことをお勧めします。八代市社会福祉協議会(☎0965-33-6449)に相談してください
  • 障がい者のタクシー助成詳細は窓口で確認を:障がい者向けのタクシー助成(種別・枚数・金額)は障がい者支援課(☎0965-35-0294)にて最新情報をご確認ください。制度は毎年4月に更新される場合があります

八代市の移動支援制度

🟢 ①八代市高齢者外出支援事業(山間部居住者・65歳以上専用)

【対象者】市が指定する山間部の別表地域のうち、最寄りのバス停留所・乗合タクシー停留所・駅から2km以上離れた区域に居住する65歳以上の方で次のいずれかに該当する方:

  • 身体障害者手帳第1種各級・療育手帳「A1」「A2」・精神障害者保健福祉手帳1級を交付されている方
  • その他、同年度の4月1日現在で65歳以上の方(医師が外出困難と認めた方等)

【助成内容】

  • 500円券×年間24枚を交付(年度末まで有効)
  • 市の協定タクシー事業者が運行するタクシーに利用可能
  • 換金不可・再交付不可
  • 利用時は利用者証(登録証)と利用券を運転手に提示

【申請・問い合わせ】八代市役所 健康福祉部 高齢者福祉課 TEL:0965-33-4111(代表)

🟢 ②市営乗合タクシー(障害者・高齢者割引あり)

【対象者】市内各路線の乗合タクシー利用者全般。障害者割引は身体障害者手帳第1種・療育手帳保持者と同乗の介助者が対象。

【内容】市が運営する8人乗りの乗合タクシー(路線バスの代替)。月額・年間の定期券制度も設けられており、定期的な通院に有利です。令和6年1月1日から定期券料金を改定し、障害者・高齢者の負担軽減を図っています。

【路線・時刻表・問い合わせ】八代市地域振興課(公共交通担当) TEL:0965-33-4111(代表) 「八代市公共交通時刻表(バス・乗合タクシー)」を市ホームページで確認可能。

🟢 ③障がい者タクシー助成(詳細は障がい者支援課に確認)

障がい者支援課では障がいのある方のタクシー利用助成制度を実施しています。対象等級・助成金額・枚数・申請方法の詳細は障がい者支援課(☎0965-35-0294)にご確認ください。

📋 介護保険・JR肥薩線・熊本バスとの使い分け

  • 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。熊本大学病院(熊本市)など遠距離通院や、泉・坂本地区など超長距離の通院には担当ケアマネジャーに相談してください
  • JR肥薩線の復旧状況確認を:2020年球磨川豪雨で不通になったJR肥薩線(八代〜人吉方面)は復旧工事が進んでいます。最新の運行状況はJR九州のホームページで確認してください。運行再開後は坂本地区からの通院に活用できます
  • 熊本バスの障害者割引:熊本バスは障害者手帳・療育手帳提示で運賃が半額になります。八代市内の熊本バス路線を活用した近距離通院では費用を大幅に抑えられます
  • 在宅医療・訪問診療の活用:泉地区・坂本地区など超長距離の山間農村では、通院より在宅での訪問診療・往診の活用が費用・体力的に有利な場合があります。八代市の在宅医療については担当ケアマネジャーまたは地域包括支援センター(☎0965-33-4111代表)に相談してください

介護タクシー利用の流れ(八代市版)

  1. 制度の確認・申請 山間部(バス停2km以上)の65歳以上の方→高齢者福祉課(☎0965-33-4111)に高齢者外出支援の申請。障がいのある方→障がい者支援課(☎0965-35-0294)に障がい者タクシー助成の申請。市営乗合タクシーの利用は地域振興課に問い合わせ。
  2. 乗合タクシーか介護タクシーかの選択 市営乗合タクシーが通る路線・時間帯であれば障害者割引の乗合タクシーが安価。体調不良・緊急時・乗合タクシーのない地区では介護タクシーを選択。
  3. 事業者の選定 八代タクシー(☎0965-32-5678)など市内の介護タクシー事業者から選択。車椅子・ストレッチャー対応が必要な場合は事前に確認。坂本・泉地区への長距離移送は前日までに予約。
  4. 病院の予約 八代市立病院(☎0965-33-4111代表)・熊本労災病院(☎0965-33-4151)への定期通院は次回受診日確認後、前日までに介護タクシーを予約します。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳(1割引のため必須)・利用券(外出支援事業の方は利用者証も)・現金(残額用)を準備。
  6. 通院・帰宅 乗車時に手帳と利用者証を提示し、降車時に利用券(500円)を渡して残額を現金で支払います。残額がない場合はお釣りは出ません。

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