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上田市の介護タクシー概況

約15万人
人口(2025年)
約33%
高齢化率(65歳以上)
553km²
市域面積
最大48枚
重度障害者タクシー助成(年度)

上田市は長野県東部(東信地方)に位置し、人口約15万人・面積553km²の長野県第3の都市です。真田氏ゆかりの上田城跡・別所温泉・塩田平の古寺群など豊かな歴史文化資源を持ち、しなの鉄道・上田電鉄・上田新幹線(北陸新幹線)が通る東信地方の交通の要衝です。高齢化率は約33%で、旧丸子町・武石村など合併地区の農村・山間エリアでは40%を超えています。

上田市の介護タクシー関連助成は2制度です。①重度心身障害者タクシー利用助成:療育手帳A1・身体障害者手帳(下肢・体幹・視覚1〜2級)を持つ在宅の方を対象に500円×最大48枚(支給月数×4枚)を交付。所得制限あり(世帯全員の前年所得税額合計21,000円以下)という特徴があります。②運転免許自主返納者へのタクシー利用補助券:全免許を自主返納した方に1万円分(1人1回限り)として、タクシー利用補助券・丸子デマンド交通利用補助券・武石スマイル号利用補助券のいずれかを選択して交付します。

市内の主な介護タクシー事業者は上田ハイヤー・信州ハイヤーなどです。長野県内のタクシーは障害者手帳提示で1割引(全国制度)が適用されます。また信州大学医学部附属病院(松本市)への高度医療通院には北陸新幹線・しなの鉄道の利用と組み合わせる方法も考慮に入れてください。

⚠ 上田市特有の注意:重度障害者タクシー助成に所得制限がある

上田市の重度心身障害者タクシー利用助成は、世帯全員の前年の所得税額の合計が21,000円以下(申請が1〜6月の場合は前々年分)であることが要件です。多くの自治体ではこのような所得制限を設けていませんが、上田市では設けられています。世帯に課税所得の高い方がいる場合や、本人が就労収入を得ている場合は対象外になる可能性があります。申請前に障がい者支援課(☎0268-23-5158)に所得税額を確認のうえ申請してください。

上田市の介護タクシー料金相場

上田市のタクシー運賃体系:初乗り概ね1.2kmまで680円、以降230mごと90円加算(長野県東信地区)。信州大学医学部附属病院(松本市)への通院は北陸新幹線・しなの鉄道と組み合わせることで費用を大幅に抑えられます。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
上田駅周辺 → 上田医療センター(市内)600〜1,400円1,300〜2,800円5〜15分
上田駅周辺 → 上田市立産婦人科病院・上田病院(市内)700〜1,500円1,400〜2,800円6〜16分
上田駅周辺 → 長野市の病院(北陸新幹線で30分の市)3,500〜6,500円(介護タクシー直行時)5,500〜10,000円40〜65分
丸子地区(西部)→ 上田市内主要病院1,500〜3,000円2,500〜5,500円15〜35分
武石地区(南西部・山間)→ 上田市内主要病院3,000〜6,000円5,000〜10,000円30〜60分
塩田・別所温泉地区(西部)→ 上田市内主要病院1,000〜2,500円1,800〜4,500円10〜28分

💡 タクシー助成券(500円×最大48枚)の活用計算例

  • 上田医療センターへの通院(往復2,800円の場合):往復各1枚(500円)を使用→残額2,300円を現金支払い(乗車料金が1,000円以下なので1枚のみ使用)
  • 上田医療センターへの通院(往復3,200円の場合・1,000円超):往復各2枚(1,000円)まで使用可→残額2,200円を現金支払い
  • 年48枚(24,000円分)を毎月4枚ずつ使用すると月2,000円分の助成:月2〜3回の通院では1回あたり約660〜1,000円の助成になります
  • 前年度交付者には2月中旬に申請勧奨通知が郵送されます。通知が届いたら早めに障がい者支援課へ申請してください(3月中旬が申請締め切りで4月交付)

上田市の主要病院と介護タクシーアクセス

上田市エリア別の介護タクシー利用特徴

🏯 上田地区(市中心部・上田駅周辺)

  • しなの鉄道・上田電鉄・北陸新幹線・上田駅周辺
  • 上田医療センターまで約10〜15分
  • 市役所障がい者支援課・長寿介護課が近い
  • 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
  • 上田城跡・柳町など観光地が近い

♨ 塩田・別所温泉地区(西部・国宝・温泉)

  • 上田電鉄別所線沿線・別所温泉・塩田平
  • 市内病院まで10〜28分
  • 国宝・安楽寺・北向観音など古寺群
  • 別所温泉駅(上田電鉄終点)が最寄り
  • 温泉療養・高齢者が多い観光・農村エリア

🌿 丸子地区(西部・旧丸子町)

  • 旧丸子町エリアの工業・農村地帯
  • 市内病院まで15〜35分
  • 丸子デマンド交通(☎0268-71-0390)が運行
  • 免許返納者は丸子デマンド交通補助券を選択可
  • 鹿教湯温泉など温泉地も近い

🏔 武石地区(南西部・山間農村)

  • 旧武石村エリアの山間農村
  • 市内病院まで30〜60分の長距離
  • 武石スマイル号(☎0268-41-4555)が運行
  • 免許返納者は武石スマイル号補助券を選択可
  • 事業者が限られるため早めの予約が必須

⚠ 上田市特有の注意事項

  • タクシー助成に所得制限:重度心身障害者タクシー利用助成は世帯全員の前年所得税額合計21,000円以下という所得要件があります。申請前に障がい者支援課(☎0268-23-5158)に所得税額を確認のうえ申請してください
  • 1乗車1,000円以下は1枚のみ:タクシー助成券の2枚使用は「乗車料金が1,000円を超えた場合」のみです。上田市中心部の近距離通院(1,000円以下)では1枚しか使えません。市内の近距離通院では1回1枚(500円分)の助成になります
  • 免許返納者補助券は返納から1年以内に申請:運転免許自主返納者向けのタクシー利用補助券は、免許を返納した日から1年以内に申請が必要です。また1人1回限りの交付なので、受け取ったら3年以内(有効期限)に計画的に使用してください
  • 丸子・武石デマンド交通は1人で乗り降りできる方のみ:免許返納者向けの丸子デマンド交通・武石スマイル号の補助券は、1人で乗り降りできる方が対象です。介護者の同乗が必要な方は有料での同乗が可能な場合があります(各受付センターに要確認)
  • 前年度交付者には2月中旬に申請勧奨通知が届く:重度心身障害者タクシー助成の前年度交付者には2月中旬に申請勧奨通知が郵送されます。通知が届いたら3月中旬の締め切りまでに障がい者支援課に申請してください(4月交付・最大48枚)

上田市の2つのタクシー助成制度

🟢 ①重度心身障害者タクシー利用助成(障害者向け)

【対象者】上田市在住で以下のいずれかの障害者手帳を持つ方(在宅・所得要件あり):

  • 療育手帳A1の方
  • 身体障害者手帳(下肢・体幹・視覚の障がい区分で1級または2級)の方

【支給要件(すべてを満たすこと)】

  • 上田市に住所があること
  • 世帯全員の前年の所得税額の合計が21,000円以下(1〜6月申請の場合は前々年分)
  • 自動車税または軽自動車税の減免を受けていないこと
  • 市税の滞納がないこと

【助成内容】

  • 1枚500円のタクシー券を年間最大48枚(支給月数×4枚)支給
  • 1乗車につき:料金1,000円以下は1枚のみ、料金1,000円超の場合は最大2枚まで使用可
  • 受付開始:前年度交付者は2月中旬(申請勧奨通知が届く)、新規は随時
  • 通常は4月から翌年3月分の申請→3月中旬締め切り→4月交付(最大48枚)

【必要書類】重度心身障害者タクシー利用料金助成申請書・納税状況調査同意書

【申請・問い合わせ】上田市役所 福祉部 障がい者支援課 障がい者支援担当 TEL:0268-23-5158 FAX:0268-24-9423

🟢 ②運転免許自主返納者へのタクシー利用補助券(1人1回限り)

【対象者】全ての運転免許証を自主返納し、運転経歴証明書の交付を受けた、市税の滞納がない上田市民(返納から1年以内に申請)

【助成内容】タクシー利用補助券1万円分(1人1回限り・有効期限:交付から3年以内)を交付。以下の3つから1つを選択:

  • タクシー利用補助券1万円分(500円×20枚):上田市内のタクシーで使用可・家族等との同乗でも利用可
  • 丸子デマンド交通利用補助券1万円分(300円×33枚+100円×1枚):丸子地区を中心に運行のデマンド型乗合交通(☎0268-71-0390)・1人で乗り降りできる方のみ
  • 武石スマイル号利用補助券1万円分(300円×33枚+100円×1枚):武石地区を中心に運行(☎0268-41-4555)・1人で乗り降りできる方のみ

【注意】申請は自主返納した日から1年以内のみ。失効した免許証は対象外。

【申請・問い合わせ】上田市役所 都市建設部 交通政策課 交通政策係 TEL:0268-23-5011

📋 介護保険・信州大学病院通院との使い分け

  • 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。信州大学医学部附属病院(松本市)など長距離・高額な通院には介護保険を優先し、担当ケアマネジャーにご相談ください
  • 北陸新幹線・しなの鉄道との組み合わせ:信州大学医学部附属病院(松本市)への通院は、上田駅から北陸新幹線・しなの鉄道で松本駅まで約50〜70分(片道1,400〜3,600円)のルートが使えます。駅から病院まで介護タクシーを手配すると介護タクシー1台分の費用(片道5,500〜10,000円)より大幅に節約できます。上田駅・松本駅ともに介護タクシーが利用でき、車椅子用エレベーターも整備されています
  • 上田電鉄別所線の障害者割引:上田電鉄別所線は障害者手帳提示で運賃が半額になります。別所温泉地区からの近距離通院にはまず上田電鉄の利用を検討し、タクシー券は残りの区間・バリアフリー対応が必要な場面に活用してください

介護タクシー利用の流れ(上田市版)

  1. 制度の確認・申請 障害者の方→障がい者支援課(☎0268-23-5158)で所得税額要件を確認後申請(前年度交付者は2月中旬の通知を待って3月中旬までに申請)。免許返納者の方→返納から1年以内に交通政策課(☎0268-23-5011)へ申請し、タクシー券・丸子デマンド交通・武石スマイル号のいずれかを選択。
  2. 事業者の選定 上田ハイヤー(☎0268-22-2530)・信州ハイヤーなど市内の協定事業者から選択。車椅子・ストレッチャー対応が必要な場合は事前に確認してください。丸子・武石地区の方はデマンド交通の利用も検討してください。
  3. 病院の予約 上田医療センター(☎0268-22-1890)は定期通院の多い施設。信州大学医学部附属病院(松本市・☎0263-35-3141)への初診は紹介状と事前予約が必須。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態・必要介助・往復か片道かを伝えます。「タクシー助成券を使用したい(料金が1,000円超なら2枚使用)」旨も伝えてください。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳(1割引のため必須)・タクシー助成券・現金(残額用)・紹介状(初診時)を準備します。
  6. 通院・帰宅 降車時に手帳を提示して1割引を確認し、助成券(料金1,000円以下は1枚・1,000円超は最大2枚)を渡して残額を現金で支払います。

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