鳥取市の基本情報
鳥取市は鳥取県の県庁所在地で、山陰地方の東端に位置します。2024年時点の人口は約181,000人で、高齢化率は約32〜33%と推計されます。鳥取砂丘・仁風閣・砂の美術館など観光資源が豊富で、カニ(松葉ガニ・ズワイガニ)・二十世紀梨などの名産品でも知られます。日本海に面した山陰気候で、冬期(12月〜3月)は日本海側特有の曇天・降雪が続き、介護タクシーでの冬期通院には積雪対策が重要です。
JR山陰本線・因美線が通りますが、市域が広く(765.31km²)農山村部では公共交通が限られています。特に山間部(用瀬・佐治・智頭方面)や旧気高・鹿野・福部方面では介護タクシーが唯一の医療機関への移動手段となっているケースが多く見られます。市内のタクシー事業者は日本交通(鳥取)・鳥取第一タクシー・日交タクシー・大和タクシーなど複数社が営業しています。
鳥取市のタクシー運賃と介護タクシー料金相場
📋 鳥取地区の現行タクシー運賃について
鳥取地区(鳥取市・岩美町・若桜町・智頭町・八頭町等)のタクシー運賃は、鳥取県ハイヤータクシー協会が公表している通り、普通車で初乗り1.5kmまで740円・加算279mごとに90円が現行の上限認可運賃です(国土交通省中国運輸局管内)。初乗り距離が1.5kmと比較的長い(他地域は1〜1.3km程度)ため、短距離では割安に感じられます。遠距離通院で一定額を超える場合は遠距離割引(事業者により異なる)が適用される場合があります。
■ タクシー運賃(現行・鳥取地区)
| 区分 | 初乗り距離・運賃 | 加算運賃 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 普通車(鳥取地区・上限認可) | 1.5kmまで 740円 | 279mごとに90円 | 現行(鳥取県ハイヤータクシー協会公表値) |
| 迎車回送料金 | 回送距離2km以上の場合:230円 | 郊外・山間部の迎車は加算あり | |
| 深夜・早朝割増 | 22時〜翌5時:2割増 | 全車種共通 | |
| 身体障害者割引 | 身体障害者手帳提示で1割引 | 乗車前に手帳提示が必要 | |
| 知的障害者割引 | 療育手帳提示で1割引 | 乗車前に手帳提示が必要 | |
| 免許返納者割引 | 65歳以上・運転経歴証明書提示で1割引 | 全協会加盟事業者に適用 | |
■ 主要病院への料金目安
| 出発地(エリア) | 目的地 | 目安距離 | 料金目安 | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|---|
| JR鳥取駅周辺(市中心部) | 鳥取大学医学部附属病院(米子市西町) | 約60km | 約1万4千〜1万6千円 | 約75〜90分 |
| JR鳥取駅周辺(市中心部) | 鳥取県立中央病院(富安) | 約2〜4km | 約740〜1,100円 | 約8〜15分 |
| 鳥取砂丘・湖山・浜坂方面(市北部) | 鳥取県立中央病院(富安) | 約5〜12km | 約1,300〜3,000円 | 約12〜25分 |
| 用瀬・佐治方面(市南部山間) | 鳥取県立中央病院(富安) | 約15〜30km | 約3,700〜7,400円 | 約28〜55分 |
| 旧気高・鹿野・福部方面(市西部・北部) | 鳥取県立中央病院(富安) | 約10〜22km | 約2,500〜5,400円 | 約20〜40分 |
※現行の鳥取地区タクシー運賃(初乗り1.5km・740円・加算279mごと90円)を基にした目安料金です。深夜早朝2割増・迎車料・介助料は別途加算。鳥取大学病院(米子市)への長距離通院は距離・道路状況により変動します。
⚠ 鳥取大学医学部附属病院は米子市に立地(約60km)
鳥取県内唯一の大学病院である鳥取大学医学部附属病院は、鳥取市から約60km離れた米子市に立地しています。鳥取市から介護タクシーで通院すると片道料金が1万4千〜1万6千円程度に達します。高度専門医療が必要な場合は通院計画を事前に立て、タクシー助成券を計画的に活用してください。日常的な定期通院は鳥取県立中央病院など市内の医療機関を活用し、大学病院への通院は精算時に助成を最大限適用することが費用節約のポイントです。
鳥取市の主要病院と介護タクシーでのアクセス
-
鳥取県立中央病院(鳥取市富安2-5-37 ☎0857-26-2271)
鳥取県が設置・運営する急性期病院で、448床・救命救急センター・地域がん診療連携拠点病院(都道府県拠点)・災害拠点病院・総合周産期母子医療センターの指定を受けています。鳥取市中心部(富安)に立地しており、JR鳥取駅から約2〜3km・介護タクシーで10〜15分と市内で最もアクセスしやすい急性期病院です。鳥取市・岩美町・八頭郡など鳥取県東部の急性期医療の中核を担っています。初診は紹介状が必要(選定療養費が発生)。 -
鳥取大学医学部附属病院(米子市西町36-1 ☎0859-33-1111)
鳥取大学が運営する特定機能病院で、鳥取県唯一の大学病院です。706床・救命救急センター・地域がん診療連携拠点病院(都道府県拠点)・災害拠点病院の指定を受けています。鳥取市から約60km離れた米子市に立地しており、高度専門医療が必要な場合は長距離通院が必要です。初診は紹介状が必要。 -
鳥取市立病院(鳥取市的場1-1 ☎0857-37-1522)
鳥取市が設置・運営する急性期病院で、市中心部(的場)に立地しています。内科・外科・整形外科・脳神経外科・循環器内科・産婦人科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・救急科などを備え、地域医療支援病院・二次救急の指定を受けています。鳥取県立中央病院と並ぶ市内の基幹急性期病院として、日常的な定期通院に活用されています。
鳥取市の重度障害者タクシー利用助成制度
🟢 鳥取市重度障害者タクシー利用助成(500円券・年間交付)
【対象者】鳥取市内に住所を有する在宅の方で、以下のいずれかに該当する方:
- 身体障害者手帳1級・2級をお持ちの方
- 療育手帳A(最重度・重度)をお持ちの方
- 精神障害者保健福祉手帳1級をお持ちの方(事業者によって取り扱いが異なる場合があります)
【交付内容】1枚500円の利用券を年間で交付(年間枚数・利用上限・所得制限の有無は年度・制度変更により異なる場合があります)。
【申請・問い合わせ先】
鳥取市 福祉部 障がい福祉課
☎0857-20-3398
〒680-8571 鳥取市幸町71番地(鳥取市役所)
各総合支所・市民サービスセンターでも申請可能
※制度の詳細(年間枚数・所得制限・申請書類等)は年度ごとに変更される場合があります。最新情報は鳥取市障がい福祉課(☎0857-20-3398)でご確認ください。
📋 鳥取市のタクシー助成を最大限活用するためのポイント
- 鳥取大学病院(米子市・約60km)への通院は計画的に:片道1万4千〜1万6千円の長距離通院では、助成券を複数枚まとめて使用し、身体障害者1割引との組み合わせが重要です
- 鳥取県立中央病院への通院では助成券が費用の大半を賄える:市中心部から740〜1,100円程度の近距離通院なら、助成券2枚(1,000円分)で実質無料またはお釣りが出ます
- 身体・知的障害者手帳1割引との組み合わせ:乗車前に手帳を提示して1割引を受けてから助成券を充当することで費用負担を最小化できます
- 用瀬・佐治・鹿野方面の長距離通院では事前に事業者に確認:山間部は迎車料金(回送2km以上で230円)が加算される場合があります。事前見積もりを依頼してください
鳥取市で介護タクシーを利用する際の注意点
⚠ 鳥取市特有の注意事項
- 鳥取大学病院は米子市にあり長距離通院が必要:片道60km・1万4千〜1万6千円。高度専門医療が必要な場合は年間の通院計画を立て、助成券・障害者割引を計画的に活用してください
- 冬期(12月〜3月)の日本海側の積雪・凍結に注意:山陰の冬は曇天と降雪が続きます。スタッドレスタイヤ・4WD対応事業者を選び、用瀬・佐治方面など山間部への通院は道路情報を前日に確認してください
- 鳥取県立中央病院・市立病院は紹介状が必要:初診は他院からの紹介状が必要です(選定療養費が発生)
- 用瀬・佐治・智頭方面は事業者が少ない:3〜5日前の早め予約が必要です。地域包括支援センター・各総合支所に相談すると適切な事業者を紹介してもらえる場合があります
- 観光シーズン(4〜10月)の鳥取砂丘周辺の渋滞:鳥取砂丘・浜坂方面への通院は観光渋滞を考慮した余裕あるスケジュールを組んでください