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小田原市の介護タクシー概況

約19万人
人口(2025年)
約32%
高齢化率(65歳以上)
114km²
市域面積
各年48枚
障がい者・要介護3〜5それぞれ月4枚

小田原市は神奈川県西部の西湘エリアに位置し、北条氏の城下町として知られる人口約19万人の都市です。東海道新幹線・JR東海道本線・小田急小田原線の3路線が集まる鉄道の要衝で、箱根温泉への玄関口としても有名です。高齢化率は約32%と全国平均をやや上回り、箱根町に接する山間部・国府津・酒匂地区では高齢化が進んでいます。

小田原市には①障がい者向け「在宅重度障がい者等福祉タクシー利用助成」と②高齢者向け「在宅高齢者等福祉タクシー利用助成(要介護3〜5)」の2制度があり、どちらも月4枚(4月末日までの申請で年48枚)の充実した内容です。また福祉有償運送事業者を利用した場合は上限500円として適用されます。市内事業者では「ウェルコンパス」(小田原市・箱根町・南足柄市など西湘8市町のタクシー券に対応)・「小田原報徳自動車」(小田原・箱根エリア最大114台)・「ライフケアサービス」などが登録しており、箱根方面への山間移送にも対応しています。

小田原市の介護タクシー料金相場

小田原市の介護タクシー料金は神奈川県認可のタクシー運賃(西湘交通圏)に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。箱根方面は山岳地形のため割増・深夜料金が発生することがあります。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
小田原駅周辺 → 小田原市立病院 600〜1,000円 1,300〜2,200円 4〜10分
小田原駅周辺 → 小田原循環器病院 800〜1,400円 1,500〜2,600円 6〜14分
小田原駅周辺 → 東海大学医学部附属病院(伊勢原市) 3,500〜6,000円 5,500〜9,500円 35〜55分
国府津・酒匂地区 → 市内主要病院 1,200〜2,200円 2,000〜3,800円 10〜22分
箱根口・板橋地区(山間部)→ 市内主要病院 1,500〜2,800円 2,500〜4,500円 15〜28分
小田原市内 → 平塚市内病院(平塚市民病院等) 2,500〜4,500円 4,000〜7,000円 25〜40分

💡 4月末日までに申請すれば年48枚・5月以降は月割り計算

小田原市の福祉タクシー助成券は月4枚が基本で、4月末日までに申請した方は年間最大48枚を一括交付されます。5月以降に申請した場合は「翌年3月末までの月数×4枚」の月割り計算となるため、できるだけ4月中に申請するのがお得です。なお紛失・使い切り後の再発行は一切行いません。また助成券は交付対象者本人のみ利用可能で、家族への譲渡はできません。

小田原市の主要病院と介護タクシーアクセス

小田原市エリア別の介護タクシー利用特徴

🏯 小田原駅周辺・中心市街地

  • 新幹線・JR・小田急が集まる城下町の中心部
  • 小田原市立病院まで約2km・10分以内
  • 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
  • 市役所・障がい福祉課・高齢介護課が近い
  • 小田原報徳自動車(114台・箱根含む)が充実

🌊 国府津・酒匂・浜町地区(東部・海岸)

  • 相模湾沿い・JR国府津駅周辺の東部エリア
  • 市内主要病院まで10〜22分
  • 東京方面からの転入高齢者が多いエリア
  • 平塚市の病院への越境通院も一定数あり
  • ウェルコンパスが海岸沿いエリアに対応

🏔 箱根口・板橋・穴部地区(西部・山間)

  • 箱根町に接する山間農村・温泉エリア
  • 市内主要病院まで15〜28分
  • 箱根山の急坂・冬季の凍結に注意が必要
  • 箱根町のタクシー券との境界エリア
  • ウェルコンパスが箱根方面にも対応

🌾 上府中・南鴨宮・橘地区(北部・農村)

  • 市北部の丘陵農村・新興住宅地エリア
  • 市内主要病院まで10〜20分
  • 南足柄市・大井町に接する農村地帯
  • 小田急線沿線で比較的交通アクセスは良い
  • ライフケアサービスが北部エリアをカバー

⚠ 小田原市特有の注意事項

  • 助成券は紛失・使い切り後の再発行は一切不可:小田原市の福祉タクシー助成券は紛失・盗難・使い切りを問わず再発行しません。特に箱根・山間部への長距離移送では1回に複数枚使用することもあるため、残枚数を常に把握しておくことが重要です。保管は財布や定期入れの中に入れておくと紛失しにくくなります
  • ①障がい者制度と②高齢者制度(要介護3〜5)は重複受給不可:「在宅重度障がい者等福祉タクシー利用助成」と「在宅高齢者等福祉タクシー利用助成」は同時受給できません。どちらの対象にもなる方は有利な方を選んで申請してください(両制度とも月4枚・年48枚が上限で同額のため、どちらを選んでも助成内容は同じです)
  • 箱根方面への移送は山岳割増料金が発生:箱根口・板橋・穴部地区から市内の病院に向かう場合、急勾配道路の走行により通常より燃料費がかかるため、運転者の裁量により若干の料金差が生じる場合があります。事前に概算料金を確認してください
  • 観光シーズンは渋滞に注意:箱根方面の観光シーズン(春・秋・年末年始)は国道1号・255号が渋滞します。この時期の通院はあらかじめ余裕を持った出発時刻を設定してください

小田原市の2つの福祉タクシー助成制度

🟢 ①在宅重度障がい者等福祉タクシー利用助成

【対象者】市内在住・在宅の方で次のいずれかに該当する方(自動車税等減免受給者・施設入所者・3ヶ月超入院者を除く):

  • 身体障害者手帳1・2級(聴覚障がい・上肢障がいは2級を除く)
  • 療育手帳をお持ちの方
  • 精神障害者保健福祉手帳1・2級の方
  • 特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)医療受給者証所持者
  • 小児慢性特定疾病医療受給者証所持者

【助成内容】初乗り運賃相当額の福祉タクシー券を月4枚(4月末日までの申請で年最大48枚)交付。5月以降は翌年3月末までの月数×4枚を一括交付。福祉有償運送事業者使用時は上限500円

【申請・問い合わせ】小田原市役所 障がい福祉課 TEL:0465-33-1467

🟢 ②在宅高齢者等福祉タクシー利用助成(要介護3〜5)

【対象者】市内在住の方で次の全てを満たす方(自動車税等減免受給者・施設入所者・3ヶ月超入院者・①障がい者助成対象者を除く):

  • 介護保険の要介護認定で要介護3・4・5と認定された在宅の高齢者等

【助成内容】初乗り運賃相当額の福祉タクシー券を月4枚(4月末日までの申請で年最大48枚)交付。5月以降は翌年3月末までの月数×4枚を一括交付

【申請・問い合わせ】小田原市役所 高齢介護課 TEL:0465-33-1840

📋 介護保険「通院等乗降介助」・1割引・ウェルコンパスとの組み合わせ

  • タクシー運賃1割引との併用:手帳(身体・療育・精神)を提示することで神奈川県タクシー協会加盟事業者の運賃が1割引になります。福祉タクシー助成券(初乗り相当)との併用が可能な事業者もありますので、事前に確認してください
  • 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。助成券は月4枚なので、頻繁な通院には介護保険を優先し、外出・少回数の通院に助成券を使うのが合理的です。担当ケアマネジャーにご相談ください
  • ウェルコンパスの西湘8市町対応:ウェルコンパス(☎0120-935-998)は小田原市・箱根町・南足柄市・開成町・大井町・中井町・二宮町・山北町発行の各タクシー券に対応しています。複数の市町にまたがって通院・移動をする方に特に便利です。医療機関の転院・退院時の搬送にも実績があります

介護タクシー利用の流れ(小田原市版)

  1. 助成制度の確認・申請(4月末日までが最もお得) 障がい者手帳・難病受給者証をお持ちの方→障がい福祉課(☎0465-33-1467)、要介護3〜5の高齢者の方→高齢介護課(☎0465-33-1840)へ。4月末日までに申請すれば年48枚を一括交付。5月以降は月割りになります。
  2. 事業者の選定 ウェルコンパス(☎0120-935-998)・小田原報徳自動車(☎0465-22-4155)・ライフケアサービスなど市内協定事業者から自宅エリアに対応した事業者を選択。助成券・タクシー券が使える協定事業者かを必ず確認してください。
  3. 病院の予約 東海大学医学部附属病院(伊勢原市)への初診は紹介状と事前予約が必須。受診日確定後に棟・乗降口を確認してから介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態・必要介助・往復か片道かを伝えます。助成券使用の旨と手帳の提示(1割引確認)も予約時に伝えてください。箱根方面は渋滞・凍結情報も合わせて確認を。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳または受給者証・タクシー助成券(必要枚数)・紹介状(初診時)を準備。冬季の箱根・山間部は防寒具も必携です。
  6. 通院・帰宅 乗降時に手帳(1割引)と助成券(初乗り相当)を提示・提出し、残額を現金で支払います。助成券の残枚数を降車後に必ず確認してください。

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