桑名市の介護タクシー概況
桑名市は三重県最北部・木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の河口に位置する都市です。ナガシマスパーランド(三重県内最大の観光施設)、桑名城跡・六華苑などの歴史遺産を有します。近鉄名古屋線・JR関西本線・養老鉄道が市内を通り、桑名駅が中心駅です。愛知県(弥富市・愛西市・津島市)・岐阜県(海津市)にも隣接し、名古屋市へのアクセスが良好なベッドタウンでもあります。人口約14万人で高齢化率は約27%と三重県内では比較的低い水準です。
桑名市の重度障害者タクシー料金助成:社会参加または医療機関への通院等のためにタクシーを利用する重度障害者に対し、乗車料金の一部を助成します。対象は身体障害者手帳1・2級・療育手帳A・精神障害者保健福祉手帳1級の方で、所得制限があります。自動車燃料費助成との選択制(重複受給不可)で、1枚730円のタクシー乗車券を年間55枚交付します(合計40,150円分)。利用区間は原則桑名市内、桑名市内に営業所を有する協力タクシー会社のみで使用可、本人乗車が必須です。
🔴 桑名市の4つの特徴:①1枚730円(三重県内他市の500円より高額)・年55枚=40,150円分、②所得制限あり、③利用区間「原則市内」(四日市・名古屋方面は原則使用不可)、④燃料費助成との選択制
桑名市の乗車券は1枚730円と三重県内の他市(鈴鹿市500円・松阪市500円・3,000円)と比べて中間的な金額設定で、年55枚(40,150円分)と充実しています。ただし利用区間が原則桑名市内のため、四日市市・名古屋市(愛知県)の病院への通院には原則使えません。桑名市内に自動車で通える環境にある方は燃料費助成(月上限1,000円)と比較して、どちらが有利かを障害福祉課(☎0594-24-1171)に相談してから申請してください。
桑名市の介護タクシー料金相場
桑名市のタクシー運賃体系(三重県北部地区):初乗り1.3kmまで730円、以降244mごと100円加算(近畿運輸局登録事業者)。障害者手帳・療育手帳提示で1割引。
| 区間(片道) | メーター料金目安 | 福祉車両目安 | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| 桑名駅周辺 → 桑名市総合医療センター(市内) | 730〜1,500円 | 1,300〜3,000円 | 5〜14分 |
| 桑名駅周辺 → 員弁医療センター(市内・旧員弁町) | 1,500〜3,500円 | 2,800〜6,500円 | 15〜35分 |
| 桑名市内 → 四日市羽津医療センター(四日市市・市外) | 1,500〜3,500円 | 2,800〜6,500円 | 15〜35分 |
| 桑名市内 → 名古屋市内の病院(愛知県・市外) | 3,500〜8,000円 | 6,500〜15,000円 | 35〜70分 |
| 多度地区(市北西部)→ 市内病院 | 2,000〜4,500円 | 3,500〜8,500円 | 20〜45分 |
| 長島地区(市南東部・ナガシマ周辺)→ 市内病院 | 1,500〜3,500円 | 2,800〜6,500円 | 15〜35分 |
💡 乗車券(730円×55枚=40,150円分・原則市内)の活用計算例
- 桑名市総合医療センターへの通院(片道1,000円):1割引900円→乗車券1枚(730円)→自己負担170円
- 員弁医療センターへの通院(片道2,000円):1割引1,800円→乗車券2枚(1,460円)→自己負担340円
- 月2回の通院(往復4枚)×12か月=48枚。年55枚あれば1年間余裕をもって使用可能
- 月4回通院(透析・往復8枚)×12か月=96枚→年55枚を超えるため、後半は現金払い。介護保険の通院等乗降介助との組み合わせを検討してください
- 市外の病院(四日市・名古屋)への通院:乗車券は原則桑名市内のみ使用のため、市外通院分は現金払い(1割引のみ適用)。近鉄・JRの障害者割引(半額)を活用するか、担当ケアマネジャーに相談してください
- 所得制限の確認:申請前に障害福祉課(☎0594-24-1171)に所得制限の基準を確認してください。前年度の所得に基づき審査されます
桑名市の主要病院と介護タクシーアクセス
-
桑名市総合医療センター(桑名市寿町3丁目272 ☎0594-22-1211)
桑名市が運営する急性期・地域医療支援病院(約400床)。内科・外科・整形外科・産婦人科・救命救急センター・がん診療連携拠点病院として桑名市・木曽岬町の医療を担います。桑名駅から介護タクシーで5〜14分。市民が最も利用する基幹病院で、タクシー乗車券(市内のため使用可)が活用できます。 -
員弁医療センター(桑名市北別所432 ☎0594-72-3111)
JA三重厚生連が運営する病院(約200床・旧員弁町エリア)。内科・外科・整形外科・透析センターなど地域密着型の診療を担います。桑名駅から介護タクシーで15〜35分(市内のため乗車券使用可)。員弁・大山田地区の定期通院需要が高い病院です。 -
四日市羽津医療センター(四日市市羽津山町10 ☎059-331-2000)
国立病院機構が運営する急性期病院(約500床・四日市市)。がん診療連携拠点病院・救急医療として三重県北部の高度医療を担います。桑名市から南の四日市市に位置し、介護タクシーで15〜35分。ただし市外のためタクシー乗車券は原則使用不可(現金払い・1割引のみ)。 -
名古屋市内の病院(愛知県・市外)
桑名市は名古屋市に隣接しており、名古屋大学医学部附属病院・名古屋市立大学病院・名古屋第二赤十字病院などを利用する市民も多くいます。ただしタクシー乗車券は市外のため原則使用不可。近鉄・JRの障害者割引(半額)で電車通院が安価な場合があります。
桑名市エリア別の介護タクシー利用特徴
🏯 桑名市中心部(桑名駅・市役所周辺)
- 近鉄名古屋線・JR関西本線・桑名駅周辺の市中心商業地
- 市役所・障害福祉課(☎0594-24-1171)が近い
- 桑名市総合医療センターまで5〜14分
- 介護タクシー協力事業者が最も集中するエリア
- 近鉄・JR・三重交通バスの障害者割引(半額)で四日市・名古屋方面へも
🌿 大山田・員弁地区(市西部・旧員弁町)
- 旧員弁町エリア・員弁医療センターが近い
- 市中心部まで20〜40分・市内のため乗車券使用可
- 養老鉄道・大貝駅・播磨駅周辺の住宅地
- 乗車券2〜3枚(1,460〜2,190円)で員弁医療センターへの通院コストを大幅軽減
- 岐阜県海津市に近く大型病院は桑名市内を利用
🏖 長島地区(市南東部・ナガシマ周辺)
- ナガシマスパーランド・温泉リゾートに隣接する住宅地
- 長良川・揖斐川・木曽川に囲まれた低地エリア
- 市内病院まで15〜35分・市内のため乗車券使用可
- 橋が少なく迂回ルートになる場合あり(所要時間に注意)
- 愛知県弥富市・愛西市に近い
⛰ 多度地区(市北西部・山間・養老山地麓)
- 多度大社周辺の山間農村エリア・岐阜県に隣接
- 市内病院まで20〜45分・市内のため乗車券使用可
- 高齢化率が市内で高い地域・公共交通が少ない
- 養老鉄道・多度駅から近鉄桑名駅(約20分)経由での通院も可能
- 介護タクシー事業者が少ないため早めの予約を推奨
⚠ 桑名市特有の注意事項
- 利用区間は「原則桑名市内」:乗車券は原則として桑名市内の移動にのみ使用できます。四日市市・名古屋市(愛知県)・岐阜県など市外の病院への通院には原則使用できません。市外通院が多い方は、近鉄・JR・バスの障害者割引(半額)との組み合わせや、介護保険の通院等乗降介助の活用を担当ケアマネジャーに相談してください
- 所得制限があります:桑名市のタクシー料金助成には所得制限があります(特別児童扶養手当等の支給に関する法律施行令第7条の所得基準)。扶養親族の人数に応じて基準が変わります。申請前に障害福祉課(☎0594-24-1171)に所得基準を確認してから申請してください
- 自動車燃料費助成との選択制:タクシー乗車券と自動車燃料費助成は重複して受給できません(どちらか一方のみ選択)。車を持っている方は燃料費助成(月上限1,000円・年12,000円分)との比較検討を。タクシー乗車券(年40,150円分)の方が一般的に有利ですが、通院頻度・距離によって異なります
- 本人乗車が必須:乗車券は本人が乗車する場合のみ使用できます。家族の代理乗車には使用できません。乗車時に手帳を乗務員に提示してください(タクシー料金1割引も同時に適用されます)
- 年度途中の申請は枚数が減る:年度途中(4月以降)の申請では、申請月に応じた枚数が交付されます。毎年4月の年度初めに申請することで最大55枚を受け取れます
桑名市の重度障害者タクシー料金助成制度
🟢 重度障害者タクシー料金助成(730円券・年55枚・所得制限あり・市内原則・燃料費助成選択制)
【目的】重度障害者が社会参加または医療機関への通院等のためにタクシーを利用する際の経済的負担軽減と社会活動促進
【対象者】桑名市に住所を有する以下の方(所得制限あり・燃料費助成受給者は除外):
- 身体障害者手帳 1級・2級
- 療育手帳 A
- 精神障害者保健福祉手帳 1級
- ※所得制限あり(扶養親族の人数に応じた基準:窓口で確認)
- ※自動車燃料費助成を受給している方は対象外(選択制)
【助成内容】
- 1枚あたり 730円の乗車券を年間 55枚交付(合計40,150円分)
- 年度の途中に申請があった場合は残り月数に応じた枚数を交付
- 乗車区間:原則として桑名市内
【利用可能タクシー】桑名市内に営業所を有するタクシー会社(協力機関)のみ。本人乗車が必須。乗車時に手帳を提示(タクシー料金1割引も同時適用)。
【申請・問い合わせ】桑名市役所 障害福祉課 TEL:0594-24-1171 FAX:0594-24-5812 〒511-8601 三重県桑名市中央町2丁目37(本庁舎)
🟢 参考:自動車燃料費助成(月上限1,000円・乗車券との選択制)
車を所有する重度障害者向けの給油助成(月の給油量×50円・月上限1,000円・年12,000円相当)。タクシー乗車券(年40,150円)より少額ですが、車での通院が主な方はこちらが便利です。対象者はタクシー乗車券と同じ(身体1・2級・療育A・精神1級)で、所得制限あり。詳細は障害福祉課(☎0594-24-1171)へ。
介護タクシー利用の流れ(桑名市版)
- 所得制限の確認と申請(毎年4月・障害福祉課) 障害福祉課(☎0594-24-1171)に所得制限基準・選択制(タクシー券か燃料費助成か)を確認してから申請。手帳・所得証明書類を持参。年度初め(4月)申請で最大55枚取得可能。
- 協力タクシー事業者の確認 申請時に桑名市内の協力タクシー会社リストを入手。市内に営業所のある事業者のみ乗車券が使用可能。
- 病院の予約と事業者予約 桑名市総合医療センター(☎0594-22-1211)等の通院日確認後、協力タクシー事業者に前日までに予約。多度・大山田地区は2〜3日前に予約推奨。
- 当日の準備 障害者手帳(1割引・乗車券提示確認)・乗車券(必要枚数)・現金(残額)・診察券・お薬手帳を準備。
- 乗車・通院・帰宅 乗車時に手帳を提示(1割引確認)、降車時に乗車券(730円分)と現金(差額)で支払い。市外の病院(四日市・名古屋)は現金払い(1割引のみ)。