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熊谷市の介護タクシー概況

約19万人
人口(2025年)
約31%
高齢化率(65歳以上)
159km²
市域面積
2制度
障害者向け+要介護高齢者向け(2024年新設)

熊谷市は埼玉県北部に位置し、2007年に国内最高気温(当時)を記録した「日本一暑い街」として知られます。人口約19万人(2025年)で高齢化率は約31%と全国平均を上回ります。JR高崎線・秩父鉄道・上越新幹線が通る交通の要衝として、埼玉県北部の商業・医療の中心地でもあります。市内には農村部(妻沼・江南地区)が広がり、公共交通が限られる地区では介護タクシーへの依存度が高くなっています。

熊谷市には障害者向けの「障害者福祉タクシー利用料金助成事業」(年36枚・初乗り相当・燃料費給付との選択制)に加え、2024年度から新設された「要介護高齢者福祉タクシー利用料金助成事業」(65歳以上・要介護1〜5・非課税世帯・年最大36枚)の2制度があります。市内の介護タクシー事業者には「上川原んち」(年中無休・24時間・1ヶ月前予約可)・「くまがやコアラ」(介護保険対応・階段昇降対応)・「NPO法人アクア福祉の森」(透析送迎対応)などが登録しており、熊谷市・深谷市・本庄市を中心に対応しています。

熊谷市の介護タクシー料金相場

熊谷市の介護タクシー料金は埼玉交通圏の認可運賃に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。妻沼・江南などの農村部からは距離が長くなります。

区間(片道)乗用車目安福祉車両目安所要時間目安
熊谷駅周辺 → 熊谷市立病院 700〜1,200円 1,500〜2,500円 5〜12分
熊谷駅周辺 → 熊谷総合病院 800〜1,400円 1,600〜2,800円 6〜14分
熊谷駅周辺 → 深谷赤十字病院(深谷市) 2,000〜3,500円 3,500〜6,000円 20〜35分
籠原・上之・石原地区 → 市内主要病院 1,000〜2,000円 1,800〜3,500円 8〜20分
妻沼地区(北部)→ 市内主要病院 2,000〜3,500円 3,500〜6,000円 20〜35分
江南地区(東部)→ 市内主要病院 1,500〜2,800円 2,500〜4,500円 15〜28分

💡 2倍以上の乗車料金なら2枚使用可(両制度共通)

熊谷市の両タクシー助成制度では、乗車料金が初乗り運賃相当額(500円)の2倍以上(1,000円以上)の場合は2枚まで使用できます。妻沼・江南地区から市内病院への移送(3,500〜6,000円程度・福祉車両)は当然2倍以上なので2枚(1,000円分)を活用できます。1,000円分の助成は小さく見えますが、年36枚あるので週1回の通院なら7〜8ヶ月分をカバーできます。

熊谷市の主要病院と介護タクシーアクセス

熊谷市エリア別の介護タクシー利用特徴

🚄 熊谷駅周辺・中心市街地

  • 新幹線・高崎線・秩父鉄道が集まる中心部
  • 熊谷市立病院・熊谷総合病院まで近距離
  • 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
  • 市役所・障害福祉課・長寿いきがい課が近い
  • 7〜8月の酷暑期は熱中症対策として介護タクシー需要が増加

🚃 籠原・上之・石原地区(南部)

  • JR籠原駅周辺の住宅・農村エリア
  • 市内主要病院まで8〜20分
  • 籠原タクシー有限会社が地元に密着
  • 高崎線沿線で比較的交通が整備されたエリア
  • 上川原んちが籠原地区を重点対応

⛩ 妻沼地区(北部・利根川沿い)

  • 国宝・妻沼聖天山のある利根川沿いの農村
  • 市内主要病院まで20〜35分
  • 妻沼支所・子育て支援センターあり
  • 群馬県伊勢崎市・館林市との境界に近い
  • 秩父鉄道バスの便数が少なく介護タクシー依存度が高い

🌾 江南地区(東部・農村)

  • 旧江南町エリアの農村・丘陵地帯
  • 市内主要病院まで15〜28分
  • 江南支所・公民館が行政窓口
  • NPO法人アクア福祉の森が江南地区に対応
  • 加須市・行田市との境界に近い

⚠ 熊谷市特有の注意事項

  • 7〜8月の猛暑期は熱中症リスクに注意:熊谷市は夏季に40℃を超える猛暑日が続くことがあります。通院時の屋外待機・乗降の際の熱中症リスクが全国平均より高く、特に高齢者・障がい者の方は十分な水分補給と帽子・日傘の着用が必要です。猛暑日の通院は早朝の時間帯を選ぶか、事業者に乗降場所の日陰確保を依頼してください
  • 要介護高齢者向け制度は「障害者助成」との重複不可:「要介護高齢者福祉タクシー利用料金助成事業」は、「障害者福祉タクシー利用料金助成事業」または「在宅重度心身障害者自動車燃料費給付事業」の給付を受けている場合は利用できません。どちらかの制度を選択する形になります。詳細は担当窓口に相談してください
  • 障害者助成は「燃料費給付」との選択制:障害者福祉タクシー利用料金助成事業は自動車燃料費給付事業との選択制です。自家用車で通院する機会が多い方は燃料費給付が有利なケースがあります。申請前に障害福祉課(☎048-524-1451)に相談してください

熊谷市の2つのタクシー助成制度

🟢 ①障害者福祉タクシー利用料金助成事業

【対象者】市内在住で次の手帳をお持ちの方(自動車税等減免受給者・施設入所者を除く):

  • 身体障害者手帳1級・2級の方
  • 療育手帳○A(マルエー)・Aの方

【助成内容】初乗り運賃相当額(500円)の助成券を年間最大36枚交付。1回の乗車につき1枚(乗車料金が初乗り運賃の2倍以上の場合は2枚まで使用可)

※「在宅重度心身障害者自動車燃料費給付事業」との選択制

【申請・問い合わせ】熊谷市役所 障害福祉課 TEL:048-524-1451 / FAX:048-524-8790

🟢 ②要介護高齢者福祉タクシー利用料金助成事業(2024年6月新設)

【対象者】市内在住の65歳以上で、以下の全てを満たす方:

  • 介護保険の要介護認定で要介護1〜5の認定を受けている
  • 介護保険料の算定基準で第1・第2・第3段階(非課税世帯)

【除外】「障害者福祉タクシー利用料金助成事業」または「在宅重度心身障害者自動車燃料費給付事業」の給付を受けている方は対象外

【助成内容】初乗り運賃相当額(500円)の助成券を年間最大36枚交付(令和6年度は年度途中6月開始のため最大30枚)。1回1枚(2倍以上なら2枚)

【利用可能事業者】籠原タクシー・中央タクシー・熊谷構内タクシー・七福タクシー・ソワニエ・彩の国福祉介護移送協会加盟事業者・埼玉県タクシー・ハイヤー・福祉協会加盟事業者・市と個別協定事業者(上川原んちなど)

【申請・問い合わせ】熊谷市役所 長寿いきがい課 TEL:048-524-1443

📋 どちらの制度を使うか・介護保険との組み合わせ

  • 障害手帳+要介護認定の両方をお持ちの場合:①障害者向けと②要介護高齢者向けは重複して受け取ることができません。どちらか一方のみ選択します。障害の程度・通院頻度・自家用車の有無などを総合的に考慮して窓口に相談してください
  • 要介護認定者への介護保険の通院等乗降介助:要介護1〜5の方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。タクシー助成券(年36枚)を使い切った後の通院や、遠距離・高額な通院には介護保険を活用するのが賢明です。担当ケアマネジャーに相談してください
  • 上川原んちの特徴(熊谷市中心の介護タクシー):熊谷市を中心に対応する「上川原んち」は年中無休・24時間営業(予約制・1ヶ月前から予約可能)で、院内介助(60分まで2,500円・以後30分1,000円加算)も対応しています。熊谷市の福祉タクシー利用券と障害者割引(運賃1割引)の両方が使えます

介護タクシー利用の流れ(熊谷市版)

  1. どちらの制度を使うか確認・申請 障害者手帳をお持ちの方→障害福祉課(☎048-524-1451)、65歳以上・要介護1〜5・非課税の方→長寿いきがい課(☎048-524-1443)へ。両方の条件を満たす場合はどちらか一方を選択します。燃料費給付との選択も相談可能です。
  2. 事業者の選定 上川原んち(年中無休・24時間)・くまがやコアラ(階段昇降対応)・NPO法人アクア福祉の森(透析送迎対応)・籠原タクシーなど協定事業者から、自宅エリアに合った事業者を選択。助成券が使えるか事前確認してください。
  3. 病院の予約 深谷赤十字病院・埼玉医科大学病院への初診は紹介状が推奨されます。受診日確定後に介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態・必要介助・往復か片道かを伝えます。助成券使用の旨と概算料金から使用枚数も事前に確認しておきましょう。
  5. 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・各種手帳・助成券(500円券・必要枚数)・紹介状(初診時)を準備。7〜8月は水分・帽子・日傘を必ず携行してください。
  6. 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。降車時に助成券(1回1〜2枚)を渡し、残額を現金で支払います。

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