小山市の介護タクシー概況
小山市は栃木県南部に位置し、人口約16万人の栃木県第2の都市です。東北新幹線・東北本線・両毛線・水戸線が交わる交通の要衝として、北関東の物流・商業の中心地として発展してきました。高齢化率は約30%と全国平均をやや上回り、市内農村部では高齢化が特に進んでいます。
小山市の福祉タクシー助成券制度は全国でもトップクラスの充実度です。500円券を年間84枚(42,000円分)交付し、腎臓機能障がいで透析を受けている方はなんと年間140枚(70,000円分)を交付。さらに令和7年度から1回の乗車で使える枚数の制限がなくなり、タクシー料金の総額まで何枚でも使用できるようになりました。令和8年度分の助成券は3月26日(木)から小山市役所2階 福祉総務課で交付開始です。市内の介護タクシー事業者には「ここらいふ」(野木町・小山市エリア専門)・「介護タクシータカモト」・「小山合同タクシー」などが登録しており、小山市全域への対応が可能です。
小山市の介護タクシー料金相場
小山市の介護タクシー料金は栃木県認可のタクシー運賃に介助料・福祉車両使用料を加算した形で設定されます。1回の利用枚数制限がないため、高額の長距離移送でも助成券を複数枚まとめて使用できます。
| 区間(片道) | 乗用車目安 | 福祉車両目安 | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| 小山駅周辺 → 小山市民病院 | 700〜1,200円 | 1,500〜2,500円 | 5〜12分 |
| 小山駅周辺 → 新小山市民病院 | 1,000〜1,800円 | 1,800〜3,200円 | 8〜18分 |
| 小山駅周辺 → 自治医科大学附属病院(下野市) | 2,000〜3,500円 | 3,500〜5,500円 | 15〜25分 |
| 間々田・東部地区 → 市内主要病院 | 1,200〜2,200円 | 2,000〜3,800円 | 10〜20分 |
| 南部(野木町境)→ 市内主要病院 | 1,500〜2,800円 | 2,500〜4,500円 | 12〜25分 |
| 小山市内 → 宇都宮市内(宇都宮記念病院等) | 4,000〜7,000円 | 6,500〜11,000円 | 35〜55分 |
1回の利用枚数制限なし・腎臓障がい者は年140枚(70,000円分)の全国最高水準
小山市の福祉タクシー助成券は令和7年度から1回の利用で使える枚数の上限が撤廃されました。例えば小山市から宇都宮市の病院まで福祉車両で8,000円かかった場合、500円券を16枚(8,000円分)使って全額を助成券でカバーできます(おつりは出ません)。腎臓機能障がいで透析を受けている方は年間140枚(70,000円分)という全国でもトップクラスの充実した助成を受けられます。週3回の透析通院(月約13回・往復)に使っても年間140枚は十分に足ります。3月26日からの交付開始に合わせて早めに申請してください。
小山市の主要病院と介護タクシーアクセス
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小山市民病院(城山町2-14-7 0285-22-4151)
小山市が運営する急性期病院(約350床)。内科・外科・整形外科・脳神経外科・透析センター・救急告示病院として市民の基幹医療機関を担います。小山駅から東方向に約1.5km。透析患者の週3回定期送迎での介護タクシー需要が特に多い病院で、近距離利用が中心です。 -
新小山市民病院(若木町1-3-31 0285-22-4151)
老朽化した小山市民病院の移転新築として整備された新病院(移転時期・詳細は市ホームページでご確認ください)。最新設備・全診療科に対応する市内の基幹病院として機能します。小山駅周辺に位置し、介護タクシーでのアクセスが便利です。 -
自治医科大学附属病院(下野市薬師寺3311-1 0285-44-2111)
栃木県の国立大学病院(約1,000床)。高度先進医療・がん診療連携拠点病院・救命救急センターとして栃木県全域の患者を受け入れます。小山市から北方向に約15〜20km・介護タクシーで15〜25分程度です。初診は紹介状と事前予約が必須。助成券を複数枚まとめて使えるため長距離でも負担を抑えられます。 -
小山中央病院・小山記念病院など地域病院
日常的な内科・整形外科・眼科・透析などの定期通院には地域病院の活用が費用節約の基本です。市内に複数の中規模病院・クリニックが立地しており、居住地から最も近い医療機関を選ぶことが大切です。
小山市エリア別の介護タクシー利用特徴
小山駅周辺・中心市街地
- 新幹線・東北本線・両毛線・水戸線の結節点
- 小山市民病院まで約1.5km・近距離
- 自治医大附属病院まで約20〜25分
- 介護タクシー事業者が最も集中するエリア
- 市役所・福祉総務課が近く助成券申請も便利
間々田・東部地区
- JR間々田駅周辺の農村・住宅エリア
- 市内主要病院まで10〜20分
- 農業が盛んな東部農村地帯
- 「ここらいふ」(野木町・小山市専門)が対応
- 隣接する古河市への越境利用も一定数あり
桑地区・乙女地区(北部・西部)
- 市北部・西部の住宅・農業地帯
- 自治医大附属病院(下野市)へのアクセスが良好
- 両毛線・水戸線利用者が多い地区
- 栃木市方面への越境通院も一定数あり
- 市内事業者が対応可能
南部(野木町境付近)
- 栃木県最南端・茨城県・埼玉県境に近い南部
- 市内主要病院まで12〜25分
- 「ここらいふ」が野木町・小山市境をカバー
- 古河市(茨城県)の病院への越境利用もある
- 東北本線野木駅周辺は比較的事業者が少ない
小山市特有の注意事項
- 助成券はおつりが出ない・枚数を超えての使用不可:助成券はタクシー料金の総額を超えて使用することはできず、おつりも出ません。例えば750円の料金に対し1,000円分(2枚)は使えません。事前にだいたいの料金を確認してから必要枚数を用意しておくと無駄なく使えます
- 令和8年度分の交付は3月26日(木)から:令和8年度分の助成券は3月26日(木)から小山市役所2階 福祉総務課で交付開始です(手帳持参必須)。早めに取得して4月以降の通院に備えましょう
- 自動車税・軽自動車税の減免受給者は要確認:障がいを理由に自動車税・軽自動車税の減免を受けている場合は、福祉タクシー助成券の対象外となる場合があります。詳細は福祉総務課(0285-22-9624)にご確認ください
小山市の福祉タクシー助成券制度(令和7年度から大幅拡充)
小山市 福祉タクシー助成券(令和7年度から1回の利用枚数制限撤廃)
【対象者】市内在住の方で次のいずれかの手帳をお持ちの方:
- 身体障害者手帳1・2級の方
- 療育手帳をお持ちの方(等級は問わない)
- 精神障害者保健福祉手帳1・2級の方
【助成内容】
- 500円の助成券を年間84枚(42,000円分)交付
- 腎臓機能障がいで人工透析を受けている方は年間140枚(70,000円分)
- 1回の乗車で利用できる枚数に制限なし(令和7年度から改定)
- ただしタクシー料金の総額を超えての使用は不可(おつりなし)
【令和8年度交付開始日】2026年3月26日(木)〜
【申請・問い合わせ先】
小山市役所 2階 福祉総務課 障がい福祉係
〒323-8686 小山市中央町1丁目1番1号
TEL:0285-22-9624 / FAX:0285-24-2370
※交付の際には手帳を持参してください。代理の方が来庁の場合は代理人の本人確認証も必要です。
介護保険「通院等乗降介助」との使い分け・協定事業者の確認方法
- 協定タクシー事業者の確認:助成券が使えるのは小山市と協定を結んだタクシー事業者のみです。協定事業者の一覧(令和7年12月26日現在)は小山市公式ホームページからPDFでダウンロードできます。利用前に事業者が協定業者かを必ず確認してください
- 介護保険「通院等乗降介助」との使い分け:要介護1〜5の認定を受けている方は介護保険の「通院等乗降介助」(1〜3割負担)も活用できます。助成券は1回何枚でも使えるため、使い切れない場合は介護保険を優先し、助成券は補完的に使うのも一つの方法です。担当ケアマネジャーにご相談ください
- 「ここらいふ」(野木町・小山市専門介護タクシー):野木町・小山市エリアを専門とする介護タクシー事業者「ここらいふ」は福祉タクシー助成券に対応しています。車椅子対応・ストレッチャー対応の福祉車両を保有しており、南部エリア在住の方に特に便利です
介護タクシー利用の流れ(小山市版)
- 助成券の取得(3月26日〜) 手帳を持参して小山市役所2階 福祉総務課(0285-22-9624)へ。令和8年度分は3月26日(木)から交付開始。代理申請の場合は代理人の本人確認証も必要です。
- 事業者の選定 ここらいふ・介護タクシータカモト・小山合同タクシーなど協定事業者から、自宅エリアに対応した車両タイプを持つ事業者を選択。市公式HPの協定事業者一覧(PDF)で確認できます。
- 病院の予約 自治医科大学附属病院への初診は紹介状と事前予約が必須。受診日確定後に乗降口・棟番号を確認してから介護タクシーを予約します。
- 介護タクシーの予約確定 乗降場所・目的地・利用者状態(車椅子の種類等)・必要介助・往復か片道かを伝えます。「助成券を使用したい」旨と使用予定枚数(料金の概算から計算)も伝えてください。
- 当日の準備と乗車 健康保険証・診察券・お薬手帳・障がい者手帳・福祉タクシー助成券(500円券・必要枚数)・紹介状(初診時)を準備します。
- 通院・帰宅 院内介助を依頼している場合は受付から診察まで付き添ってもらえます。降車時に500円券を料金に合わせた枚数だけ渡し(おつり不可)、不足分を現金で支払います。