東区の基本情報
東区は広島市の北東部に位置し、人口約12.5万人・面積39.42km²を擁します。高齢化率は約28〜30%(市内やや高め)です。広島駅(新幹線・在来線・路面電車・バスが集中する中国地方最大のターミナル)が区内に立地します。広島駅南口・北口周辺の商業・ビジネスエリア、牛田・温品・中山の住宅地、矢賀の工業・住宅混在地が主なエリアです。
広島大学病院(東区廿日市町霞1-2-3・以前は中区にあったが霞に移転)が隣接する中区・霞周辺に立地(住所は東区廿日市町と中区が混在するため注意)。東区南部から広島市立病院・広島赤十字・原爆病院へのアクセスも選択肢です。
東区の介護タクシー料金相場
| 項目 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 初乗り運賃 | 700円(1,150mまで) | 以降300mごとに100円加算(2025年12月5日改定・中国運輸局認可) |
| 迎車料金 | 200円(電話予約) | アプリ配車(GO・Uber・DiDi)は別途300円(2025年10月1日〜) |
| 乗降介助 | 500〜2,000円 | 基本介助500円+移乗介助1,000〜1,500円が目安 |
| 院内介助(室内介助) | 1,000〜3,000円/回 | 受付・診察室・会計・処方箋まで同行 |
| 車椅子使用料 | 無料〜1,000円 | リクライニング車椅子は2,000円前後 |
| 深夜早朝割増 | 2割増 | 22時〜翌5時 |
| 障害者割引 | 1割引 | 身体障害者手帳・療育手帳を提示した場合 |
| 広島市重度障害者タクシー料金助成 | 対象者に助成 | 各区役所で申請 |
料金例:牛田・温品(東区住宅地)→ 広島大学病院(霞1-2-3)
距離:約5〜10km 所要時間:約20〜35分
- 基本運賃:約2,100〜3,800円
- 迎車・乗降介助:約700〜2,200円
- 合計目安:約2,800〜6,000円(往復:約5,600〜12,000円)
広島大学病院(880床・特定機能病院・高度救命救急センター・広島県がん診療連携拠点病院)は東区・中区の境界付近(霞)に立地する中国四国地方最高水準の高度専門病院です。難病・移植・高度がん医療での利用が中心です。院内介助の事前依頼が必須。紹介状の事前取得が必要です。
東区から主要病院へのアクセス
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広島大学病院(広島市南区霞1丁目2番3号)
病院概要:880床・特定機能病院・高度救命救急センター・広島県がん診療連携拠点病院・広島県総合周産期母子医療センター・エイズ治療拠点病院。広島大学医学部の附属教育研究病院として中国四国地方の最高水準の高度専門医療(がん・難病・移植・心臓血管・脳神経・周産期)を提供します。外来受付:平日8時30分〜11時。紹介状の事前取得が必要です。院内介助の事前依頼が必須です。
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広島赤十字・原爆病院(中区千田町1-9-6)
病院概要:565床・地域がん診療連携拠点病院・災害拠点病院(隣接する中区に立地)。東区各エリアから介護タクシーで約10〜25分。院内介助の事前依頼を推奨します。
東区のエリア別利用ポイント
📍 広島駅・二葉山・松原(区南部・ターミナルエリア)
広島駅周辺はタクシー・バス・新幹線利用者で常時混雑します。広島駅新幹線口(北口)・広島駅南口でアクセスルートが大きく変わります。事業者との事前ルート確認が重要です。
📍 牛田・牛田早稲田(区中部・緑豊かな住宅地)
牛田山の麓に広がる閑静な住宅地。坂道・細街路が一部あります。広電「牛田電停」が最寄りです。市立病院・赤十字病院への通院が主な移動区間です。
📍 中山・温品・矢賀(区北部・工業・住宅混在)
中山・温品の丘陵住宅地と矢賀工業地帯が混在します。区北部は大型病院からの距離が長くなります。複数事業者への登録が重要なエリアです。
東区での介護タクシー利用のコツ
- 広島大学病院への通院は紹介状の事前取得と院内介助の事前依頼が必須:特定機能病院のため紹介状なしの初診は特別選定療養費が加算されます。かかりつけ医で紹介状を取得してから受診してください
- 広島駅周辺の混雑は朝・夕ピーク時間帯(7〜9時・17〜19時)を避ける:広島駅周辺の送迎・タクシー集中は時間帯により激しくなります。病院受付時間の前後で混雑の少ない時間帯を事業者と調整してください
- 定期通院は月次定期契約を活用する:広島大学病院・広島赤十字病院への月複数回の定期通院では月次定期契約が費用削減に最も有効です
東区の医療環境と広島大学病院
東区には広島大学病院(880床・特定機能病院・高度救命救急センター)が立地しており、中国四国地方最高水準の高度専門医療機関へのアクセスが区内から可能です。ただし特定機能病院のため、初診には原則として紹介状(診療情報提供書)が必要です。かかりつけ医から紹介状を取得してから受診することで、特別選定療養費(5,000〜10,000円程度)の加算を回避できます。
広島大学病院は難病・遺伝性疾患・がん(手術・化学療法・放射線・陽子線治療)・移植医療(腎・肝・骨髄)・心臓血管外科・脳神経外科・周産期医療など高度専門領域で広島県・中国四国地方の基幹病院として機能しています。院内介助の事前依頼が特に重要で、広大な院内(複数の棟・フロア間の移動)を移動困難な方が単独で移動することは難しいため、必ず介護タクシーの院内介助サービスを事前に手配してください。
広島大学病院への初めての通院手順
- かかりつけ医に症状を相談し、広島大学病院への紹介状(診療情報提供書)を依頼する
- 広島大学病院の該当診療科に電話で初診予約(予約専用窓口あり)
- 介護タクシー事業者に出発地・目的地(広島大学病院・霞1-2-3)・出発時間・身体状況・院内介助の必要性を伝えて予約
- 初診当日は受付時間(8:30〜11:00)より1時間以上前の出発を目標とする
東区の地域特性と移動課題
📍 広島駅周辺(2025年再開発エリア)
広島駅は2025年に路面電車乗り入れ(駅前大橋ルート)が完成し、交通環境が変化しています。再開発工事・新商業施設開業により周辺交通の変化が継続中です。事業者との最新ルート確認が重要です。
📍 牛田・山根(牛田山麓の緑豊かな住宅地)
牛田山の南麓に広がる閑静な住宅地。坂道・細街路が一部あります。高齢化が進む住宅地で介護タクシーへの需要が高まっています。
📍 温品・中山・山本(区北部の丘陵住宅地)
区北部の丘陵住宅地。市中心部まで距離が長くなるエリアです。月次定期契約の活用と複数事業者への登録が重要です。
定期通院の費用計算例(月次定期契約活用)
計算例①:がん化学療法(月4回・広島市内の病院への往復)
- 往復料金目安(乗降介助・院内介助込み):約8,000〜20,000円/回(区・距離により異なる)
- 月4回の通常料金:約32,000〜80,000円
- 月次定期契約(往復固定ルート・固定曜日)活用時:約20,000〜55,000円(20〜30%削減が目安)
- 医療費控除対象分:交通費部分が確定申告で所得控除の対象になる場合あり
- 年間節減目安:月次定期契約+医療費控除で年間数万〜15万円以上の節減も可能
計算例②:人工透析(週3回・月12〜13回)
- 往復料金目安(乗降介助込み):約4,000〜10,000円/回(区・距離により大きく異なる)
- 月13回の通常料金:約52,000〜130,000円
- 月次定期契約(往復固定ルート):約35,000〜90,000円(事業者・条件により異なる)
- 介護保険「通院等乗降介助」適用の場合:上記より自己負担が大幅削減(要介護認定が前提)
- 透析患者の方は必ずケアマネジャーに介護保険適用の可否を相談してください
広島市の介護タクシー関連申請窓口
各種助成・認定の申請先
重度障害者タクシー料金助成・移動支援事業の申請:各区役所の保健福祉課(健康長寿課・障害福祉課)で申請できます。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参してください。
要介護認定の申請:各区役所の高齢介護課または地域包括支援センターに申請します。主治医の意見書が必要です。認定後にケアマネジャーを選任し、介護タクシー(通院等乗降介助)をケアプランに組み込むことができます。
地域包括支援センター:各区内に設置されており、介護・福祉に関する総合相談を受け付けています。介護タクシーの利用方法・費用助成・ケアマネジャーの紹介など幅広い相談が可能です。
難病患者への移動支援:広島県の難病認定を受けている方は、広島県・広島市の難病支援事業による移動支援が受けられる場合があります。主治医・相談支援専門員・区役所の保健師に確認してください。
介護タクシー利用の基本手順(広島市共通)
- ケアマネジャー・主治医に介護タクシーの必要性を相談する:要介護認定を受けている方はケアマネジャーに介護タクシー利用をケアプランに組み込む相談を行ってください。介護保険の「通院等乗降介助」(訪問介護として実施)が利用できる場合があります。要介護1〜5の認定が前提で、ケアプランへの組み込みが必要です
- 複数の事業者に問い合わせ・見積もりを比較する:広島市内の介護タクシー事業者は区により対応エリア・料金・サービスが異なります。3〜4社に問い合わせて比較することを推奨します。問い合わせの際は出発地・目的地・身体状況(車椅子の種類・認知症の有無)・必要な介助(乗降介助・院内介助)を伝えてください
- 乗降場所・アクセス経路を事前確認する:坂が多い広島市内(特に安佐南区・佐伯区の山あいの住宅地)では大型リフト付き車両が乗り入れできない場所があります。初回利用前に事業者と乗降場所・駐車可能場所を確認してください
- 院内介助は必ず事前依頼する:広島市立病院・広島赤十字・原爆病院・県立広島病院・広島大学病院などの大規模病院では院内移動が長くなります。受付〜各診察室〜検査〜会計・処方箋まで同行する院内介助を事前に依頼してください
- 定期通院は月次定期契約を活用する:がん化学療法(月複数回)・人工透析(週3回)・専門外来の定期通院では往復固定ルートの月次定期契約が費用削減に最も有効です
介護タクシー費用の助成・控除制度(広島市)
広島市の主な助成・控除制度
① 広島市重度障害者タクシー料金助成事業
重度の身体障害者・重度の知的障害者・精神障害者保健福祉手帳1・2級を持つ方を対象に、タクシー利用料金の助成を行います。各区役所の保健福祉課で申請してください。
② 医療費控除(確定申告)
介護タクシーの費用は一定の条件を満たす場合に所得税の医療費控除の対象になります。年間医療費の合計が10万円(または所得の5%)を超える場合、超過分を確定申告で所得から控除できます。主治医による通院目的の証明が必要な場合があります。詳細は税務署・税理士にご相談ください。
③ 介護保険(通院等乗降介助)
要介護1〜5の認定を受けた方は、介護保険の「通院等乗降介助」が利用できます。訪問介護として実施され、介護保険の自己負担(1〜3割)のみで利用できます。ケアマネジャーに相談してプランに組み込んでください。