文字サイズ:

緑区の基本情報

相模原市緑区は市の北西部から西部に広がり、面積253.9km²と市域の77.2%を占める市内最大の区です。人口は約166,208人(令和7年10月)・78,332世帯で、3区の中では人口が最も少なく人口密度も最も低い区です。高齢化率は市全体(26.6%)を上回り、旧津久井町・旧相模湖町・旧城山町・旧藤野町(合わせて「津久井4町地域」)では30〜40%を超える集落も多く存在します。

区は大きく2つのエリアに分かれます。東部の橋本・大山街道エリアはJR横浜線・相模線・京王相模原線(橋本駅)が集中するターミナル都市圏で、リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)建設工事が進んでいます。一方、西部の津久井・相模湖・城山・藤野エリアは相模川・相模湖・宮ヶ瀬湖を擁する中山間地域で、公共交通が非常に限られており介護タクシーへの依存が特に高い地域です。

相模原市の福祉タクシー利用助成は月6枚・1枚500円・1回の使用枚数制限なしという特徴があり(自動車燃料費助成との選択制)、中山間地域の長距離通院では複数枚をまとめて使用することで費用を大幅に削減できます。申請は緑高齢・障害者相談課(☎042-775-8810)で行います。

人口
約166,208人
面積
253.9km²(市域の77.2%・3区中最大)
高齢化率(65歳以上)
約29%以上(旧津久井4町地域は特に高い)
世帯数
約78,332世帯

緑区の介護タクシー料金相場

基本的な料金体系

項目料金目安備考
初乗り運賃(距離制)500円(約1.096km)神奈川県タクシー地区・2023年11月改定後
加算運賃100円(255mごと)神奈川県タクシー地区標準運賃
乗降介助1,000円〜2,000円車椅子・ストレッチャー含む
院内介助2,000円〜3,000円/時間待機時間・診察同行含む
深夜早朝割増2割増22時〜翌5時

💡 緑区特有の料金ポイント

緑区の中山間地域(津久井・相模湖・藤野)から北里大学病院(南区)まで片道25〜40km・料金5,500〜8,500円程度になる場合があります。福祉タクシー利用券(1回使用枚数制限なし・1枚500円)を複数枚まとめて活用することで費用を大幅に削減できます。

料金例①:自宅(緑区橋本6丁目)→ 相模原中央病院(中央区富士見)

距離:約8km

所要時間:約18〜25分

料金内訳:

  • 基本運賃:約1,800円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約3,300円

利用のポイント:橋本エリアから相模原中央病院へは国道16号・国道413号経由が一般的です。福祉タクシー利用券(500円×複数枚)を活用することで費用を削減できます。

料金例②:自宅(緑区津久井町中野・中山間地域)→ 北里大学病院(南区)

距離:約30km

所要時間:約45〜65分

料金内訳:

  • 基本運賃:約6,500円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約8,000円

利用のポイント:津久井・城山の中山間地域から北里大学病院は往復で1万6,000円程度になる場合があります。福祉タクシー利用券を複数枚まとめて活用(1回使用枚数制限なし)し、定期通院の費用計画を立ててください。事業者も少ないため3〜5日前の早期予約が必須です。

料金例③:自宅(緑区橋本2丁目)→ 北里大学病院(南区北里)

距離:約12km

所要時間:約25〜35分

料金内訳:

  • 基本運賃:約2,600円
  • 乗降介助(車椅子):1,500円
  • 合計:約4,100円

利用のポイント:橋本駅周辺から北里大学病院へは国道16号・県道412号経由が一般的です。重度障害者手帳をお持ちの方は1割引が適用されます。

緑区から主要病院へのアクセス

緑区内のエリア別特徴

橋本・大山街道エリア(東部・ターミナル)

特徴:JR横浜線・相模線・京王相模原線が集中する橋本駅周辺のターミナルエリア。リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)の建設工事が進んでいます。商業施設・医療機関が集積しています。

介護タクシー利用時の注意点:橋本駅前はバス・タクシーが混雑します。乗降場所の事前確認が重要です。リニア工事関連の交通規制・渋滞が発生している場所があるため最新情報を確認してください。

城山・相模湖・津久井・藤野エリア(西部・中山間地域)

特徴:旧津久井4町の中山間地域。相模湖・津久井湖・宮ヶ瀬湖を擁する自然豊かな環境ですが、公共交通が非常に限られており介護タクシーへの依存が最も高い地域です。高齢化率が特に高く30〜40%を超える集落も多数あります。

介護タクシー利用時の注意点:中山間地域では介護タクシー事業者が非常に少なく3〜5日前の早期予約が必須です。山道・農道は急坂・狭路が多く大型車両の進入が困難な場所があります。悪天候(積雪・台風)時は通行困難になる場合があります。

緑区で介護タクシーを利用する際の注意点

⚠ 地域特有の注意点

  • 中山間地域(津久井・相模湖・藤野)は事業者が非常に少ない:3〜5日前には複数の事業者に問い合わせを行ってください。八王子市・相模原市中央区・南区の事業者も利用できる場合があります。
  • 中山間地域から主要病院への長距離通院:津久井・相模湖・藤野から北里大学病院まで往復で1万6,000円以上になる場合があります。福祉タクシー利用券(1回使用枚数制限なし)を複数枚まとめて活用してください。
  • リニア工事関連の交通規制:橋本駅周辺のリニア中央新幹線工事に伴う交通規制・渋滞が発生する場合があります。最新の交通情報を確認してから出発してください。
  • 積雪・台風時の道路状況:中山間地域では冬季の積雪・台風時に道路が通行困難になる場合があります。悪天候時は早めに事業者へ連絡し状況を確認してください。

相模原市の福祉タクシー利用助成制度

🟢 相模原市福祉タクシー利用助成(緑区対象)

【交付内容】1枚500円の福祉タクシー利用券を月6枚(年72枚)交付

【重要な特徴】1回の乗車で複数枚まとめて使用可能(使用枚数の制限なし)。長距離通院でも複数枚活用で費用を大幅に削減できます

【選択制】自動車燃料費助成(月2枚・1枚1,000円)との選択制。車椅子使用・自家用車がない方はタクシー利用券が有利です

【申請窓口】緑高齢・障害者相談課(☎042-775-8810)または各地区福祉相談センター

【注意事項】相模原市と協定を締結している事業者のみで使用可能。施設入所中の方は対象外

介護タクシー利用の流れ

  1. 福祉タクシー利用券の申請
    緑高齢・障害者相談課(☎042-775-8810)または城山・津久井・相模湖・藤野の各福祉相談センターで申請。月6枚(年72枚・1枚500円・使用枚数制限なし)の利用券が交付されます。
  2. 事業者の早期リストアップ
    中山間地域の方は3〜5日前には複数の事業者に問い合わせを行ってください。市内・市外事業者双方を確認します。
  3. 病院の予約・紹介状の取得
    北里大学病院は紹介状推奨・予約制。受診予約確定後に介護タクシーを予約します。
  4. 介護タクシーの予約確定
    自宅の詳細住所・道路状況・車椅子の種類・院内介助の要否・往復か片道かを伝え総費用と利用券使用枚数を確認します。
  5. 当日の準備
    保険証・診察券・お薬手帳・障害者手帳(1割引)・福祉タクシー利用券(使用予定枚数分)を準備します。
  6. 乗車・移動・支払い
    手帳を提示して障害者1割引を受けます。利用券を乗務員に提示(1回複数枚使用可)。帰りは診察終了後に事業者へ連絡します。

緑区の医療・福祉環境

相模原市緑区は市内最大面積(253.9km²)を持ちながら、大規模急性期病院が区内に立地していないため、南区の北里大学病院や中央区の相模原中央病院への移動が必要です。特に中山間地域(津久井・相模湖・城山・藤野)では公共交通が限られており介護タクシーが事実上唯一の移動手段となっています。

相模原市の福祉タクシー利用助成(月6枚・1枚500円・1回使用枚数制限なし)を活用することで、長距離通院の費用負担を大幅に軽減できます。特に中山間地域では1回の乗車で複数枚まとめて使用できる点が非常に有効です。緑高齢・障害者相談課(☎042-775-8810)または各地区の福祉相談センターへの早めの相談をお勧めします。

関連ページ