南区の基本情報
相模原市南区は市の南部に位置し、小田急小田原線・江ノ島線が通る商業・住宅地です。人口約267,000人(令和6年時点推計)・面積38.18km²(市域の約11.6%)で、高齢化率は市全体(26.6%)とほぼ同水準です。相模大野駅(小田急小田原線・江ノ島線分岐点)を中心に商業施設・医療機関が集積しています。
南区最大の特徴は、相模原市内唯一の特定機能病院である北里大学病院(1,135床・☎042-778-8111)が区内(北里キャンパス)に立地していることです。市全域からの高度医療通院の拠点として機能しており、南区民は特定機能病院への通院が区内移動に近い距離でできるという大きなメリットがあります。また、国立病院機構相模原病院(リウマチ・アレルギー準ナショナルセンター・桜台)も区内に立地しています。
区内は相模大野・小田急相模原・上鶴間・新磯野・麻溝台など多様なエリアで構成されています。小田急線沿線は商業施設・医療機関が充実していますが、新磯野・麻溝台など南部エリアでは公共交通が限られており介護タクシーへの依存が高い地域もあります。
南区の介護タクシー料金相場
基本的な料金体系
| 項目 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 初乗り運賃(距離制) | 500円(約1.096km) | 神奈川県タクシー地区・2023年11月改定後 |
| 加算運賃 | 100円(255mごと) | 神奈川県タクシー地区標準運賃 |
| 乗降介助 | 1,000円〜2,000円 | 車椅子・ストレッチャー含む |
| 院内介助 | 2,000円〜3,000円/時間 | 待機時間・診察同行含む |
| 深夜早朝割増 | 2割増 | 22時〜翌5時 |
💡 南区特有の料金ポイント
北里大学病院が区内に立地しているため南区民は区内移動に近い距離で特定機能病院にアクセスできます。院内は非常に広大なため院内介助(2,000〜3,000円/時間)の依頼を強くお勧めします。福祉タクシー利用券(1枚500円・1回使用枚数制限なし)を活用してください。
料金例①:自宅(南区相模大野3丁目)→ 北里大学病院(南区北里)
距離:約5km
所要時間:約14分
料金内訳:
- 基本運賃:約1,200円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 合計:約2,700円
利用のポイント:相模大野から北里大学病院は区内移動で比較的近距離です。福祉タクシー利用券(500円×複数枚)を活用することで費用を削減できます。院内は広大なため院内介助の依頼を強くお勧めします。受診棟・入口を事前確認してください。
料金例②:自宅(南区新磯野4丁目)→ 北里大学病院(南区北里・院内介助あり)
距離:約8km
所要時間:約20〜28分
料金内訳:
- 基本運賃:約1,800円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 院内介助(90分):約3,500円
- 合計:約6,800円
利用のポイント:新磯野・麻溝台エリアから北里大学病院は区内移動ですが距離があります。院内介助を依頼することで受付から診察室まで一貫したサポートを受けられます。福祉タクシー利用券(複数枚)と組み合わせてください。
料金例③:自宅(南区桜台2丁目)→ 国立病院機構相模原病院(南区桜台)
距離:約1km
所要時間:約5分
料金内訳:
- 基本運賃:約500円
- 乗降介助(車椅子):1,500円
- 合計:約2,000円
利用のポイント:桜台地区から国立病院機構相模原病院はほぼ目の前の最短距離です。リウマチ・アレルギー疾患での通院需要が高い病院です。福祉タクシー利用券(1枚)で基本運賃をほぼカバーできます。
南区から主要病院へのアクセス
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北里大学病院(南区北里1-15-1 ☎042-778-8111)
距離:区内(相模大野から約5km、上鶴間・新磯野から約8〜10km)
病院概要:特定機能病院・1,135床。「患者中心の医療・共に創りだす医療」を理念に掲げ1971年開院。2014年に新病院が開院、2020年には北里大学東病院の診療機能を統合。内科・外科・脳神経・循環器・消化器・整形外科・産婦人科・小児科・救急科・眼科・耳鼻咽喉科など多くの診療科を備えます。がん診療連携拠点病院・難病医療連携拠点病院。
介護タクシー利用のポイント:院内は非常に広大で複数の棟(東館・西館・臨床教育研究棟等)が並んでいます。受診する診療科の棟・入口番号を事前確認し事業者に正確に伝えてください。院内介助(2,000〜3,000円/時間)の依頼を強くお勧めします。初診は他院からの紹介状が推奨されます。
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国立病院機構相模原病院(南区桜台18-1 ☎042-742-8311)
距離:区内(小田急相模原駅から約1.2km・徒歩約15分)
病院概要:国立病院機構・厚生労働省よりリウマチ・アレルギーの準ナショナルセンターに指定。リウマチ・膠原病・アレルギー・免疫疾患の高度専門医療を提供します。
介護タクシー利用のポイント:リウマチ・アレルギー等の特定疾患での通院需要が高い病院です。小田急相模原駅から徒歩圏の立地で南区内からのアクセスが良好です。
南区内のエリア別特徴
相模大野・東林間・小田急相模原エリア(小田急線沿線商業地)
特徴:小田急線各駅周辺の商業・住宅地。相模大野駅は相模原市南部最大のターミナルとして機能しています。北里大学病院・国立病院機構相模原病院へのアクセスが良好です。
介護タクシー利用時の注意点:相模大野駅前は渋滞・バス混雑が発生しやすいエリアです。小田急線の乗降客も多く乗降場所の事前確認が重要です。
上鶴間・麻溝台・新磯野エリア(南部住宅地)
特徴:南区南部の計画的な住宅地・農地保全エリア。公共交通が限られており介護タクシーへの依存が高い地域です。
介護タクシー利用時の注意点:南部住宅地では路線バスの本数が少なく介護タクシーが主要な移動手段になります。細道が多い旧来の住宅地では大型車両の進入が困難な場所があります。
南区で介護タクシーを利用する際の注意点
⚠ 地域特有の注意点
- 北里大学病院は院内移動が非常に長い:特定機能病院で複数の棟が広大なキャンパスに並んでいます。受診棟・入口番号を必ず事前確認し院内介助(2,000〜3,000円/時間)の依頼を強くお勧めします。
- 北里大学病院は混雑が激しい:相模原市全域・周辺市町村から患者が集まる市内最大の病院です。外来の待ち時間が長くなる場合があります。帰りは診察終了後に電話で迎車を依頼できる体制を事業者と確認しておいてください。
- 福祉タクシー利用券は1回使用枚数制限なし:相模原市の福祉タクシー利用券は1回の乗車で複数枚まとめて使用できる点が特徴です。長距離通院の方は複数枚活用することで費用を大幅に削減できます。
相模原市の福祉タクシー利用助成制度
🟢 相模原市福祉タクシー利用助成(南区対象)
【交付内容】1枚500円の福祉タクシー利用券を月6枚(年72枚)交付
【重要な特徴】1回の乗車で複数枚まとめて使用可能(使用枚数の制限なし)。長距離通院でも複数枚活用で費用を大幅に削減できます
【選択制】自動車燃料費助成(月2枚・1枚1,000円)との選択制。車椅子使用・自家用車がない方はタクシー利用券が有利です
【申請窓口】南高齢・障害者相談課(☎042-701-7704)
【注意事項】相模原市と協定を締結している事業者のみで使用可能。施設入所中の方は対象外
介護タクシー利用の流れ
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福祉タクシー利用券の申請
南高齢・障害者相談課(☎042-701-7704)で申請。月6枚(年72枚・1枚500円・使用枚数制限なし)の利用券が交付されます。自動車燃料費助成との選択制です。 -
事業者選定・問い合わせ
相模原市の協定締結事業者一覧を参考に選定します。院内介助対応・北里大学病院への乗降場所対応を確認してください。 -
病院の予約・紹介状の取得
北里大学病院は紹介状推奨・予約制。受診棟・入口番号を確認します。受診予約確定後に介護タクシーを予約します。 -
介護タクシーの予約確定
受診棟・入口・院内介助の要否・往復か片道かを伝え総費用の目安を確認します。利用券の使用枚数も事前に確認してください。 -
当日の準備
保険証・診察券・お薬手帳・障害者手帳(1割引)・福祉タクシー利用券(使用予定枚数分)を準備します。 -
乗車・移動・支払い
手帳を提示して障害者1割引を受けます。利用券を提示(1回複数枚使用可)。院内介助を依頼している場合は受付から診察室まで付き添ってもらえます。
南区の医療・福祉環境
相模原市南区は北里大学病院(特定機能病院・1,135床)と国立病院機構相模原病院(リウマチ・アレルギー準ナショナルセンター)が区内に立地するという最大の医療上の強みを持ちます。南区民は区内移動に近い距離で最高度の医療を受けられます。
相模原市の福祉タクシー利用助成(月6枚・1枚500円・1回使用枚数制限なし)を活用することで、北里大学病院への通院費用を大幅に削減できます。特に院内介助費用が加わる場合は複数枚をまとめて活用してください。南高齢・障害者相談課(☎042-701-7704)にご相談ください。